運動会前日になって跳び箱が跳べるようになりました。
ミラクルが続出です。
見に来てください。と、ゆり組担任からのお誘いを受けました。
運動が苦手だと意識してしまうと、上達の手応えを感じる前に避けてしまうものです。多分、子どもも大人も同じでしょう。
しかし、いよいよ運動会が近づき自問自答しながら、なんとか苦手なものから逃げていては、ますます取り残されると悟ったのでしょう。
挑戦を重ねた結果、こつを掴んだようで。
何度も何度も跳び箱の列に加わるようになりました。
関心がわくと、友だちが飛んでいる姿にも目が行きます。
飛んでいるこの形も目に入ります。
自分の身体の中で跳ぶことへ手応えを感じるときが来るのです。
前日ミラクルは、今年に限ったことではないのです。
3段跳べた!3段跳べた!得意そうな顔。
4段にしてみたい。と挑戦する意志を先生に伝えています。
「4段にして欲しい」「ホント!やってみる?」「跳んでみる?」
自分で跳び箱を担いできて3段の下に4代目をいれようと頑張るネオ。
去年の担任も駆けつけました。自分で声をかけて招いたようです。
カズマもできた。ユウヤももう少し。タイヨウももう少し。
私が見ていたホンノ30分の間に、次々とミラクルはがうまれました。
回数を重ねて自分で自分のものにしたとき、手応えを子ども自身が掴むのですね。
ぼくも見て!ぼくも見て!と、次々に挑戦してくれた子どもたち。
明日は本番だ。