なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

言い分

2007-10-25 13:00:12 | 日記
誕生会のあと一斉に外へと繰り出す。
思い思いに遊びが展開。
木登り、木の上からの滑り棒下り。マンホールでのボール蹴り。
ドロ団子づくり。などなど。

外階段の踊り場からすごい泣き声。
大人の耳に届くまで泣き続ける。ゆり組。4歳児タイチ。
「アララどうしたの?」と泣いている方へと歩み寄る。
両手の隙間から気配を確認。様子を見ながら泣き声を調節。ジンブナーなのだ。

泣くのをやめて「えーとさーえーとさー」とわたしに言いつける。
叩かれたらしい。

叩いた子も泣きべそ。叱られると思っているからもう涙が出ちゃう。
「だってさーダメッていったのにさー」とケンカの訳を説明。
でも、叩いて泣かしてしまったという自責もあり、なかなかことばが見つからない。
周り取り囲んでいる仲間たちも、どうしたものかと思案がお。

正義感の強い子がその場を取りなそうとする。
ひとしきりお互いに言い分をまくしたてている間に、なんか気が済んでしまったようで。
叩いたリュウが「ごめんなー」と発する。と、「うんいいよー」とタイチがあっさり応じる。
ニコッと仲直り。

わたしはただ「そうかそうか」とうなづいていたたげ。
お互いに言い分があり、誰がいいか悪いかという問題ではない。
子どものケンカは日常茶飯事。
その一つ一つにお互いの言い分がある。

あっさりと「ごめんなー」「いいよー」と仲直りが出来る世界はいいなー。
そのタイミングが難しいところだが、仲直りをしてしまえば
遊びの続きが待っている。