暮れの忙しさを忘れ

外の太陽が手招きをする。
確かに家の中より暖かそうだ。家事をこなしながらは孫の期待に応えられない。
思い切って近くの施設内の中庭にお邪魔した。
真っ白い砂が反射で光る。チビも一人前にブランコに乗ると。急斜面の滑り台の階段も独りで登ると我を張り、止めると大声で泣き出す。
怖さしらずの年齢だ。
汗ばむほどの日差しに気持ちよく。
昼時を逃す。もっと遊ぶとの声に耳を貸さずに帰宅。
友人から頂いた自家製沖縄そばを美味しく頂いた。
六時からは友人の息子の結婚披露宴に出かけるため、夕飯の支度を始めようか。

孫遊ぶ

五歳の男の子は作るのが大好き。引っ越しようのダンボールを何個も使いキャンプだ船だとイメージする。たちまち部屋の中は爆発的に散らかる。
興味津々な下の子２人。
自分達だけではなく人形やぬいぐるみまで仲間に入れてのダイイベント。また散らかる！と、ひるむのはもう無い。
いる間は思い切りさせるしかない。
見ないふりを決め込んで別に仕事を見つけるしかない。
しかし、すぐに呼ばれて仲間に入れられる。
チビも一人前に仲間のつもりだ。
っこだウンチだと何度も往復の付き添いだ。
キャンプで寝るのだと毛布まで敷きつめられ、

ふり返り

今週の月曜日のこと。
11時に園舎立て替えの工事の契約を行った。
入札は11月の8日に行っていた。14社に入札に参加してくれよう案内を出していたものの
実際に参加した建築業者は8社のみ。
入札当日まである種の不安を抱えていた。建築業界は今や引く手あまたの業界だと聞いていたからだ。
入札が成立しないこともままあることだとも聞いていた。
入札に参加してくれる業者がいない現状もあると聞いていた。

さて、入札当日。2時に保育園の2階の保育室で入札を行うことになっていた。
厳かに入札が行われた。
あろうことか、すべての会社が予定価格を上回っていた。
その中でも予定価格に一番近い会社「東恩納組」が落札となった。

さて、それから東恩納組とのやりとりが行われ、歩み寄れる範囲を設定して
契約までこぎつけたのだ。

いま沖縄は保育園建築ラッシュだ。それは、国から子ども安心基金」という補助金
をいただけるため、それぞれの市町村はその恩恵に預かろうとしているからだ。
那覇市の場合はこれまで4年間に８保育園の建て替え工事が行われた。
私たちもその恩恵を受けての工事である。

私たちみどり保育園のコンセプトは、「心地よい風が通り抜ける空間づくり」「子どもが安心して暮らせる空間づくり」
「「居心地のよい空間づくり」「子どもの記憶の片隅に思い出として残る建築を」
これらを設計士の方に提案をして図面を引いていただいた。

見栄えのする保育園ではなく住み心地重視の保育園というところである。

なんくる家の瓦を生かして窓の西日除けに。

現在の保育園の柱に思い出の寄せ書きをしていただいた。それをどこかにモニュメントすることに。

すべてがぴかぴかの新しい保育園ではなく、これまでやってきた歴史を散りばめられているのも特徴だと思う。
沖縄の昔の家に在った「ひんぷん」も作っていただくことにした。
できたらステンドグラスも食堂の窓に取り付けたいと願っている。が、予算との関係でどうなることかと気を揉む。
来年早々にお引っ越し。本格的に工事に突入する。
古いながらも愛着のある現保育園。
夢が膨らむ新しい保育園。

寒い寒いと親に抱っこされて笑顔で帰っていく子どもたち。
家族のぬくもりを感じる。寒いからこそくっつけるねー。
今年もお世話になりました。明日まで保育園は開いています。

寒さに震えて～

あれよあれよという間に年の瀬です。

新聞を開いて「やっぱり」と独り言。
仲井真知事はここで踏ん張って男になって下さい。と、エールを送り続けていただけに
ガッカリ！ガッカリ！
ますます寒さが身に沁みる今朝でした。
政治ってなんでしょうか？誰のために政治家はいるのでしょうか？
誰のために知事はいるのでしょうか？どこを向いていらっしゃるのでしょうか？
守るべきものはなんなのでしょう？
怒り心頭のまま出勤です。

玄関から表に出たとたん、冷たい風がほほを引っぱたいて通りすぎていきました。
北風小僧が大勢で押しかけてきます。
コートの襟を立てて身震いしながらの園に

子どもたちも鼻の頭を赤くしながらも飛び回っていました。
目の前の子どもたちの笑顔にすっかりいやされたものの、また怒りが沸いてきてしまいました。
沖縄が沖縄らしくあるためにはどうすればいいのでしょうか？
飼い主に尻尾を振っているような情けなさを感じます。
取り入って何を得ようとしているのでしょう？県民の信頼よりも重いものがあるのでしょうか？

年の瀬にとても情けないニュースでした。



　　

部屋で遊ぶ

ひとしきり外で遊んだちびちゃんたち。
みんなで揃ってご挨拶。ひとりひとり名前を呼ばれて嬉しそう。
広いお部屋でピアノに合わせて動き回ります。
いやいや合わせてというより、ピアノのリズムを感じながら、思いのままぬ動きます。あのこもこのこも楽しんでいました。

朝の風景、寒い朝

冬至が近づくと急に寒さが訪れます。それを、トゥンジービーサと表現します。曇っていると気温がぐっと下がり十五度代に。
震える大人を後目に黙々遊びます。
何かに夢中になっている後ろ姿に惹かれます。

なんくる家も

親子で楽しそうに

楽しいね

見ている子も一緒に

張り切って

笑顔はじける

次々に出し物も

センセイガンバル。