なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

サプライズ

2007-10-02 17:11:36 | 日記
会議は白熱を浴びたものになった。
リハーサルの感想とこれからのことを話すのだからそうなる。

もちろんわたしはエイサーのことを話した。
軸を話すのがわたしの役割。

新しい音楽のもつ魅力、でも、古い音楽の持つ不滅で長続きする音楽の魅力。
などなど、
新しい流行りのエイサー曲を変えてほしいとも。
もう、20日後に迫っているのに?というわけだが

実はふりを教えようとさえしなければ、リズムはもともと一人一人が持っているもので
それを調和させていくことに力をいれれば、これからでも間に合う。
実は、ふりではなく、音階というかリズムというか体内リズムの調和というか。そこがポイントでもあるということを熱っぽく語った。

ためのときにためといて、はくときにエネルギーを出す。
ためとは次の予測であり、次の行動のはじまりだと。
ふりにきをとられすぎな。もっと大切なことがあると。
遅いけれども、見逃さないでほしいということを語った。

語る機会があってよかった。フムフムト職員は聴いていた。
軸を外してしまうと、収まり具合がよくないことを身体で感じてほしいとも。

さて、ほっとしていたら
いいきなり花束を持った職員登場。

少しだけひがんでいたわたしだったが
57才の誕生日おめでとう・・・。真っ白いカサブランカの花束が届き
事務所に香りが充満した。うれしい。
あらら、あらら。その時、また花屋さんが
今度は友人からの花束だった。ばらの花が華やかに・・・。
サプライズ。ありがとうさんです。

伝統とは

2007-10-02 14:07:59 | 日記
エイサーの練習から、リハーサルは始まった。
パーランクーを打ち鳴らして手足をあげておどるのだが
わたしの体内リズムとしっくりしない。

音が揃わない。バチバチガタガタと音が騒ぎいい音に聞こえない。
気持がさわるのである。
なぜだがわからないが、すんなりと心が乗らない。心というより身体がといった方がいい。

音楽は賑やかに流れて8拍子の音である。
エイサーって8拍子なのだろうか。考える暇もなくどんどん目の前で曲と踊りが繰り広げられていった。

違和感を隠せないが、なぜだがわからない。
大太鼓を叩いてみる。
太鼓は頭で叩くものではない。身体の持っているリズムと拍子がある。

音楽がエイサーのリズムとほど遠いことに気がついた。
流行りの曲らしい。常に新しい曲が誕生している。
新しい曲乗りのいい曲ではある。が、
問題は、エイサーのリズム打ちに拍子が会わないのに無理に合わせているから
なのではときがついた。
わたしの違和感は、そこなあった。自分自身の持っているウチナーの裏打ち
溜を身体で感じて、その次に太鼓を打つ。そこが逆だった。

生まれついたときから聴いて育った、民族性というか
ウチナーンチュの民族性というか、、、。
流れる早いテンポを追いかけて太鼓を打ち鳴らす。

テンポは大切だと、リズムを身体が感じることから入らないと
ふりから先に入って行ってしまったことに問題があったと気づいた。

そこで太鼓なしに、身体でリズムを取ってみようと
子ども達と向き合った。
太鼓なしの方が身体で感じやすいことが分かった。

膝でリズムをため、身体が伸びると同時に叩く。
子どもの身体の中に持っているものを引き出させる。案外すぐに乗ってきた。
溜めるということは感じることだと、子どもと向き合って初めて気がついた。
伝統とは教えこむものではなく内蔵されたものを引き出すものだと
いうことなのかもしれない。


わたしの誕生日なのだが

2007-10-02 13:30:28 | 日記
朝から東京の娘より「誕生日おめでとう」メッセージが届く。
あーそうなんだーよなー。

いつもの年は誕生日休暇という特別な休みもらい、ゆっくりと朝寝しているところだが
今日は違う。
運動会の予行演習を今日の火に入れてしまったから、
早起きなのである。

8時には職員が荷物を運ぶために園のバスのカギを取りに我が家の玄関に。
天気は晴天。
背伸びをして早々に朝御飯を食べて現場へ。
運動会は我が園の庭では出来ないので、体育館でのリハーサルになる。

しばし、自分が誕生日であることを忘れて、子どもたちのリハーサルに没頭。
体育館の中は風がときどき通り抜けるものの、熱気がたかまり
水分補給には十分気をつけるようにと職員につたえる。

2時間、子どもたち額に汗をかきながらしっかりと楽しそうに
ときどき注意を受けるものの、のびのびしていてまぁいいかー。
第一回目のリハーサルにしては上出来かなー。
まだ三週間もある。

食事時、やっと自分が誕生日だったことを思い出したが、周りの人は
誰も気がつかない。
「明日は誕生日なので休みます。」とつたえないと気がつかなくて
出ている人は誕生日ではないのだと、みんな思っているのであります。
まぁしかたないか。

さて、これから気合いを入れて職員会議をするかと。