なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

海に見立てて

2013-11-29 11:51:08 | 日記




寒い朝でした。寒がりやのわたしはカイロを背中と腰に張り付けて肌着を二枚にセーターにカーでガンという
出で立ちで出勤。
ところが、保育園はぽかぽか陽気の元気な声です。
海だ~海だ~と泳ぐ子~しぶきのように空に飛ばす子~寝っころがって感触を楽しむ子~
嬉しいことだらけのようです。

家ではこんなことで来ません。新聞紙をありったけちぎって飛ばすのですから楽しいに違いありません。
キャッキャッキャッ

それには関心を示さず一人でもくもくと大好きなブロックに向かって創作活動中の子ももちろんいます。
ちぎれた新聞をおままごとの材料に見立てておままごと遊び~

わたしも釣られて新聞紙を天井に向かって投げてみましたが、それほど楽しいとは感じられず残念!
やはり子どもの心を忘れてしまっているのでした。

泥粘土遊び、泥んこ遊び、団子づくりもそうですがなんであんなに夢中になれるんでしょう・・・。
子どものころにやっておきたい遊びですね。
やらせたいものではなく、やりたいという情熱をかきたてられる遊びを準備して、いっぱい遊んでもらおうか。

プレハブの位置確認

2013-11-29 11:47:45 | 日記


やっとプレハブの建築確認が下りました。建築責任者と設計者との位置確認を行いました。
いよいよ仮園舎の工事が始まります。

改めて広い土地なのだと感じました。プレハブが建ってもまだまだ余裕がありそうです。
遊び場もちゃんととれそうです。

プレハブに隣接する平地さん、新垣さんのお宅を訪問して、ご挨拶をしてきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

寒い朝

2013-11-28 13:22:09 | 日記
今年は冬の訪れが速い。
しかも、今朝はこぬか雨がはらはらと散っている。
外に出たくてたまらない子どもたちも、今朝は室内の活動を楽しんでいた。

庭に盛られた砂のお山にお手紙が張り付けられている。
遊びの続きをするので「壊さないでください」というメッセージである。
こぬか雨の中、ひときわ目立っている。
昨夕作っている途中にお迎えが来たらしく、先生に頼んでメッセージを書いてもらった。

残念ながら今朝は続きができないでいるが、砂山を作った本人は壊されていないことで安心。
遊びの継続を保証するということは、こんな小さい思いやりから始まる。

自分の言い分を聞いてくれる大人がいて、仲間がいるという安心感は大切だ。

バランス

2013-11-26 10:22:48 | 日記

動く遊具、ゆれる遊具は危険なので、撤去しようという動きがあった。
それは多分10年ほど前のことだったと思う。

そのとき、わが保育園にも保護者からの働きかけで箱型プランコを撤去してくださいという意見があった。
ネットでブランコの事故があったときのことである。
それをきっかけにして、公園から箱型プランコは姿を消した。

そのとき、保護者とも色々な意見のやりとりがあった。
庭の箱型プランコを手撤去した方がいい保護者。
危険だからと無くすと使い方を覚えず、ますます危険になる。

などなど、色々なやりとりがあり残すことになった。
それは園長としての私の思いを理解してもらい、子どもの発達に不可欠な遊具として
「ゆれる」という日常を体験するためのプランコは残すべきだと考えたからであった。

休みのときや大人の目が届かない時には、鎖を張ってプランコは動かないようにする。という条件付きである。

そして、変わらず庭ではプランコは大活躍。園児たちの大好きな場所である。
それと同時に、バランス感覚を自分自身で体感し、育む遊具として生きている。

2歳の子写真は、巧みにプランコを操ります。
「乗せて」と声がかかると、小さな身体で上手に止めようと身体の揺れを抑える。
乗せた後、再び作動させるために、右足左足と交互にうんと力を入れている。止まったものを動かすとき、止めようとするとき
たった2歳でこれだけのことをするのだと、感心する。

それはもちろん頭で考えているわけではない。体験なのである。理屈ではない。

理屈ではなく身体で獲得したものは、最後まで残る。大きくなっても残る。

知識で得たものは、いつのまにか消えていく。

成功感覚、知らず知らずのうちに自分で獲得していくものなんだと、コウダイ君の巧みさを見てしみじみ思った。

危険だと止めるか、やらせながら見守る方法をとるかは、難しいところだが・・・。

この日記昨日記録して発進するのを忘れていました。

朝の 風景  いらっしゃいませー

2013-11-26 09:44:35 | 日記




天気の良い朝です。子どもたちは一斉に外に飛び出して気持ちよさそうに遊びます。
ほとんどの子どもたちが三歳になった二歳児クラスの子どもたちの様子を観察しました。
泥団子を作ってお皿に盛りつけしているうちに、おままごとに発展。
好きな場所がおおよそ決まっている子どもたちです。
いらっしゃいませと、声を張り上げるシンジ君、それをまねして面白そうだと参加する石嶺君。
お団子を上手に作っているサワさんは、まだ売る気はないらしく「やらんでー」とにらむ。
仲間に入りたいヒジリ君は役割をもらいたいけど、何をしていいのかわからず、シンジ君の場所を「ドイテ」と追い出そうとして
いさかいが起こった。
「ヒジリやめて」とシンジ君はしっかりと拒否。
「ヒジリもいっしょに作ればいんじない?」と声をかけると、はじめは「イヤダ!」と
しかし、いつのまにかどこかで砂団子を作ってきて嬉しそうに戻ってきた。
サワのと比較すると大ぶりだけど、本人は満足そうである。

「作れたんだねー、えらいえらい」とほめるとクシャクシャ顔に。
ヨウスケが来て、ミレイが参加して、リナが興味を示してよってきて~
売り買いが始まるのかと思っていたら~

自分の物は自分の物。自分の物を手放すことはできない年齢。全部私の!囲っておきたい年齢。

いらっしゃいませ~の掛け声は元気よく呼びかけるが
売りたくない、手放したくないサワさん。
一方、買いたいたい子、は「下さい」と買い物気分なのだが~
全く面白いな~
とうとう、「これもわたしの」と、シンジが作った団子までとられそうになったり~

売り買いやりとりができるまで何度も何度も同じことを繰り返しながら、ルールを理解するんだねー。
泣いたり、笑ったり、けんかしてイヤな気分になったり、仲なおりあして晴々したり、
集中して遊びこんだり、みんなで一緒に何かを作ったり、壊されたり、イメージが同じでない分イライラしたり
同じイメージで何かを作ったり~
色々なことがあっていいですねー保育園は

頂上

2013-11-22 10:06:11 | 日記



最高!
とても険しい岩をよじ登って着いたのは、見晴らしの良い眺めでした。
あまりにも高い山なので、「こわい」「こわい」と動かない子もいましたが
「気持ちいいねー」「保育園も見えるかなー」ヤッホーしよー」など

初めての登頂を喜んでいる様子でした。
「お父さんも登ったことないよねー」「うん、ないと思う」
「今度家族で来てみたら」「でもわからないよーここまでくるのが」
卒園児の妹や弟は「りょうじゅん兄ちゃんものぼった?」「うんもちろん」
「りょうこねえちゃんも?」「もちろん」「まりも?」「もちろん」
「じゃー登っていないのはお父さんとお母さんだけサー」「そうだねー」今度家族でくるといいよー」

こんな会話も楽しめました。
継続して登るっていいですねー。

登ります。

2013-11-22 09:24:15 | 日記



これからのぼります。
山に登るんだといったって、どこの山?ということになります。
バスで登山の入り口まで来ましたが、目指す山がどこにあるのか
なので、山が一望できる場所から目標を「あのとんがりの山に登ります」と説明。
「えったか~い」「登れるかなー」「よし元気で登ろう」「すごーい」
それぞれの感想を聞きながら出発です。

園児の足で登りに50分かな?と予想して出発。

それぞれのペースはありますが、多くの子どもたちは我先にと昇ります。
何もいわないと見えなくなるまで先にいってしまいます。

「自分のペースで登るのよー」「競争ではないよー」などと大人は声をかけながらプレー気をかけます。

これまで、何十年も登った山ですが、今日ほどのコンディションは初めて。
暑くないし、寒くないし、晴れているので滑らないし、、時々太陽がのぞくほどの程よさ。

わたしも昨日と京都二日間の強行は少し大変かなーと思い始めた今年でした。
元気で登れるように鍛えなくてはと・・・。

夕焼け

2013-11-21 17:51:23 | 日記

まん丸い夕日を取り損ないました。運良く子ども達は拝んだようです。
名護の青少年自然の家から名護湾を望みます。
子どもは元気です。夕飯までの自由時間。私は少し疲れました。
穏やかに夕暮れが迫ります。
青年の家から眺める名護湾の夕焼けは格別です。
毎年、この景色を子どもたちに見せたいなーと思います。

やはり子どもは詩人です。夕焼けにうっとり見とれている子が何人もいました。
夕日が沈む前の燃えるような太陽が目に焼きついたでしょう。
いつの日か、どこかでおなじ夕日を見たときにおもいだしてくれるのではないでしょうか?

夕暮れが迫ってくると、寂しい気持ちになるのは大人も子どもも一緒です。
急に気分が落ちてしまった子もいました。
それに気がついて励ます友達。励ましている子も実は自分も寂しいのです。

友達がいるから頑張れるのですね。
寂しいから相手の気持ちがよく理解できるのですね。
寂しい感情も大切な思い出です。
予知日頑張れたとき、自分をほめてやれる、自己肯定につながるでしょう。