なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

シャボン玉

2010-07-30 12:22:42 | 日記
シャボン玉が園庭を駆け抜けます。風が強いのです。
空に飛んで行くというよりも、庭を走り抜けていくという感じでした。

廊下にもちらりほらりとシャボン玉が飛んできました。
事務所の中にも、鼻先までグイッと近づいてきました。
一気に吹くと細かい玉が何個もできることを子ども自身が知りました。
ゆっくり吹くと
ふわりと大きな玉ができることも知りました。
大きな玉がゆらり~とゆれて~ゆっくりと飛ぶと歓声もあがりました。

それぞれのシャボン玉を楽しんでいます。

ダイナミック

2010-07-28 11:39:01 | 日記
始まりは個別に数名でした。
早朝降った大雨で、庭のあちらこちらに泥水たまりができていました。
子どもたちはそれを見逃しません。

裸足で庭にかけだす子どもたち。
ゆり組が2~3人こじんまりと泥で型を作ったり、砂で砦を造ったり、水を溜めたり。

ひまわり組もまた別の場所で・・・。
たとえば、ひよこ組の前の泥水たまりには数十人もいたでしょうか。
そしてトンネルの入口付近に溜まっている水たまりにも同じように数人がたむろ。

お客さんのお相手をしている数十分の間に、点在していた子どもたちが
一つのストーリーの元に協力していたのです。

始まりは、トンネルに溜まった水を流してしまおうという工夫がきっかけでしょうか。
トンネルの低地に溜まった水を流すために、砂を掘って流し始めたことで
次々と川を長くつなぐ子が続出、
溜まった水は全部はけたのでしょうが、それでは川の水が干上がって面白くありません。
雨水タンクよりどんどん水を運ぼうよ、と、いうことになって

水を出すかかり、運ぶかかり、川の管理をするかかり、流れなくなった川を補修する係り
その動きが見事なこと。
大人は誰も指示していません。
わたしもただそれらを見ているだけでした。
見学に来てくださっていた浦添からのお客さんも、えらく感心しておられました。

こんなにも活き活きと遊ぶんですね。と・・・。

あちこちで点在していた子どもたちが、一つの流れの中で役割を持って遊び
それを楽しんでいる姿は、それこそ自然の環境を上手に使いこなして、今しかできない遊びをしている、子たちそのものでした。
子どもたちは遊びの天才だといわれます。
大人が想像する以上のものを発揮してくれます。

9時半ごろから始まった川遊びは二時間も続き、いま(12時)やっとお食事へとでかけました。



収穫

2010-07-27 12:14:43 | 日記
夏野菜の四種類の収穫です。
今朝はゴーヤ二本とキューリも二本にオクラが六本、茄子は一本だけでした。

取れたての夏野菜をかごに盛り、誇らしげにカククラスを回って報告します。
先生たちに褒められて、満足そうな顔。

さて、どんな食べ方をするのでしょうか?
サラダ?チャンプルー?楽しみですね。

セミを追いかけて

2010-07-26 11:17:55 | 日記
セミの鳴き声が子どもたちの心を掻き立てます。
月曜日の朝、真っ黒に日焼けした子どもたちが、朝から元気に登園します。
海に行った、映画に行った~子どもたちは表情豊かに自分を語ります。

語りたい子どもたち、一斉に話すもので、声が自然に大きくなります。
自分の話を一番に聞いてほしい気持ちの現れです。

さて、私が朝出勤して庭に出ると、
ゆり組の子どもたちの何人かが、セミ取りに出たいという表情。
セミかごを手にしているヒリュウ。
網を持っているユウキ。
ケイジ、カノンとヨウタもやる気満々。
セミの鳴き声が遠くから聞こえてくるのが気になって仕方がありません。

セミ取りにいく?と、わたし。
うん、いきたい。と、みんな。
では帽子をかぶっていこう。
という訳で、裏の家の庭まででかけました。

あっちこっち~僕が見つけた。ダメぼくの。
あっちにいるよー。ぼくが見つけたんだよー。
あ~見つけただけでもこんな調子なんだ。

でも網が届かない!。園長早く~どこ?あっちてば~
指さす方向を見ても、なかなか見分けがつかなくて
もう逃げるでしょう!早くってばっ。
興奮している子どもの罵声ともつかない励ましともつかない言葉が飛ぶ。

あ~どれどれ網を貸してそれっ。捕獲2匹。
やっと納得してくれましたが、子どもの興奮は収まりません。
全員気が強く、自己主張の渦です。
その中でもマイペースの子もいました。

ホノカさんは自分の虫かごに2匹収まっているものですから、のんびり~
ナカソネ君はなんでこんなに興奮するの~という顔です。
アツシは疑似網をチラシ時作って持っているので、それでいい気分~。

エネルギーのほとばしるこの年齢、外で上手に発散させて揚げなければと
つくづく思った朝のひとときでした。