七郷小学校のブログ♪

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第20回春の全国小学生ドッジボール選手権全国大会  詳細 その1

2011年03月30日 19時15分23秒 | ドッジボール

第1試合は、前年度優勝チームの高知県横写れどサンダーズさんとの対戦です。

横内さんは夏の全国大会にも出場されているチームで、今年度も地方の大会で優勝をされている強豪チームです。

カラーコートを経験済みの横内さんと、何もかもが初めての七郷では、経験では大きな差があります。

しかし、特別の大会である全国大会の初戦、何が起こるか分かりません。

子どもたちには、

「やるべきこと、やれることはやりきったので、あとは、君たちがやりたいことを思い切ってやりなさい。」

「内のチームの持ち味は、攻撃なので、持ち味を生かすようなドッジボールをしなさい。」

と言って、コートに送り出しました。

最初から、失敗を恐れず、攻めていくように指示を出しました。

しかし、

最初に機能したのは、守備の方でした。

横内さんのキャプテンでエースアタッカーの強烈なアタックをキャッチして始まりました。

続けて2球キャッチをしました。

ここで、ようやく、外野からのアタックが決まり、七郷のリードで試合が動き始めました。

その後は、相手エースの強力アタックが決まりだし、8対10で終盤に入りました。

ここで、内野からのアタックが決まり、8対9一人差、ここで、続いて外野からのアタックが決まり、

9対8と逆転に成功しました。

その後は、お互いのキャッチが続き、

試合終了のホイッスル!

初めての全国大会、それも初戦というたいへん難しい試合で、見事勝利を収めることができました。

この勝利で、子どもたちも、ベンチの私たちも、応援する保護者もずいぶん気分が楽になりました。

http://www.youtube.com/watch?v=kFh3EuGEoCs(横内さんとの対戦のダイジェストアップされています)

 

2試合目は、北海道ブロック1位、夏の全国大会にも出場され、ベスト16に入っておられる、元江別レッド・ソルジャーさんです。

元江別さんもすでに初戦で勝利を収めておられ、勝利チームは予選突破に大きく近づきます。

序盤は、お互いアタックが決まり互角の展開でしたが、中盤から、相手エースのアタックが決まりだし、差がつき始めました。更に、外野からのアタックも決まり、敗色濃厚の展開になってきました。

 何とか、外野からのアタックを決めて、差を詰めますが相手の攻撃は緩まず、4対9の大差で負けてしまいました。

しかし、終了時に自陣の内野の数が、4人はかなりしんどくなります。

続いて行われた同じリーグの試合の結果により、

横内さんが稲妻さんに勝ち1勝1敗の勝ち点2、内野人数は17人

元江別さんは2勝で勝ち点4内野人数は、18人

七郷は1勝1敗で勝ち点2、内野人数は13人

稲妻さんは2敗で勝ち点は0ですが、内野人数は12人

この結果は、たいへん厳しいものです。

この時点の1位は、元江別さん

2位横内さん

3位七郷

4位稲妻さん

です。

最終順位は、お互いの第3試合の結果で大きく変わってきます。

またも、七郷は自分のチームの力だけでは、2位以内に入れない予選敗退の危機となりました。

 

いよいよ最後の3試合目が始まります。

七郷対稲妻さんの対戦の前に、元江別さんと、横内さんの対戦があります。

この試合で、元江別さんが勝てば、元江別さんが文句なしのリーグ1位となり、七郷も最後の試合に勝つことで2位を確保できます。

しかし、しかし!

結果は、なんと、

横内さんが、元江別さんに 8対5で快勝されました。

この結果、

1位は2勝1敗勝ち点4、内野人数25人の横内レッドサンダースさん

2位は2勝1敗勝ち点4,内野人数23人の元江別レッド・ソルジャーさん

となりました。

 

この結果、七郷が2位以上になるための条件は、

現在1勝1敗で勝ち点2、内野人数13人の七郷は、

最終戦の稲妻レインボーズさんに、勝利し勝ち点を4にし、かつ、内野の人数を11人以上残さなければならなくなりました。

 元江別さんに直接対決で負けているので、内野10人では内野人数が同数となり3位になってしまいます。なんとしても11人以上を残して勝他無ければなりません。

 1位になるには、更に厳しく、12対0で勝つしかありません。12対0で勝つのは至難の業、11人残しての勝ちも、これまた至難の業、

はっきり言って、可能性は3%くらいです。

春の全国大会は、都道府県予選、更に各地区のブロック予選を勝ち上がってきたチームです。

相手に勝つだけでもとってもたいへんです。

12対0はほぼ不可能です。現に、今回の対戦では全部で60ゲーム合った中、12対0の試合は一つもありませんでした。片方が全滅してしまう?対0というゲームも一つもありませんでした。

11対?とい試合は、60ゲームの中で、七郷の対戦を含み、5試合しかありませんでした。

このような、絶対無理というような状況の中、あきらめてしまってもよいような状況ではありました。

しかし、子どもたちは、やってくれました。

 試合は、終始リードして進み、誰一人当たらず進みましたが、一人、一人と当たっていきました。その都度、外野からアタックを決め、内野に復帰しました。何とか11人でいけそうになったとき、相手のアタックが決まり、また内野が10人となってしまいました。既に相手の内野は5人ほどになっていたので、勝利は確実でしたが、このままでは、3位になってしまいます。

その時、チャンスが訪れ、外野からのアタックが決まり、そして試合終了となりました。

「11対4」

見事、奇跡の11人残しての勝利を収めました。

まさに奇跡です。もう一度同じことはできません。

稲妻さんにもう一度勝つことも容易いことではありません。

 

結果、

1位横内レッドサンダースさん   2勝1敗勝ち点4、内野人数25

2位七郷エンジェルス        2勝1敗勝ち点4、内野人数24

3位元江別レッド・ソルジャーさん 2勝1敗勝ち点4、内野人数23

4位稲妻レインボーズさん     0勝3敗勝ち点0、内野人数16

でした。

今回の予選リーグの中で、一番の激戦リーグとなりました。

激戦、死闘を乗り越えた、1,2位の横内さんと七郷は予選リーグを突破し、決勝トーナメントへ進みました。

今回は、関東ブロック不参加のため変則リーグのため、決勝には、上位14チームと、残りのチームの中から、成績上位の2チームがワイルドカードとして決勝トーナメントに進めるため、

3位の元江別さんもワイルドカード1位で決勝トーナメント進出を決めました。

4チームともとてもすばらしいチームでした。

つづく…

 

 

 


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