壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

新入社員はドローン型の分析に価値はない

2016年03月24日 | かんがえる

今年の新入社員は「ドローン型」だそうだ。
3/24東京新聞朝刊「就活強風の中でも着地」との見出しで知った。
毎年、日本生産性本部が、その年の新入社員の特徴を発表している。

この分析・発表は、真実(に近いこと)を言い当てているのか?

流行りの単語や言葉に、今どきの若者の特徴を無理やり結び付けただけとしか思えない。
牽強付会。レッテル張り。

今年の新入社員に限らず、どんな年にも色々な新入社員がいる。
(a)強風の中でも無事に着地した新入社員もいれば、
(b)暴風に吹き飛ばされてる若者もいるし、
(c)微風に易々と着地を決める器用な新入社員もいれば、
(d)無風にもコケてしまう就活生はいる。
  (無理やり四象限に分けました)。

ドローン型とは、今年の就活性が(a)が多かったということだろうが、どんな根拠を基に言っているか?
仮に(a)が多いのが事実として、例年に対して有意な差だろうか?
ぼくにはそうとは思えない。

こうした分析は、単なる読み物としては面白いかもしれないが、それ以上の価値はないと思う。




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