壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

高経年化って?

2011年12月05日 | かんがえる

原発用語言い換え危険な印象消す? 東京新聞(2011年12月4日 朝刊)

福島第一原発事故をめぐる政府や東京電力の記者会見では、しばしば珍妙な用語が飛び出す。「事故」と言えばいいのに「事象」が使われる。「老朽化」は「高経年化」、「汚染水」は「滞留水」に。「危険性を隠したがる原子力界の潜在意識の表れだ」と指摘する原子力の専門家もいる。

(中略)全国には、運転をはじめて三十年以上たつ原発が二十数基ある。記者会見で、「原発の老朽化」を問うと、担当者は必ずといっていいほど「高経年化につきましては…」と言い換えて答える。

「古くなった部分は取り換えるから、(原発に)老朽化はあり得ない」のが原子力界の「常識」だという。(引用終わり)

これって、どこかで聞いた論理ですね。こんな論理で、市民に理解してもらえる(誤誘導できる)と思っているのでしょうか。市民は、バカにされているのかなぁ。

記事は、学者の意見として、「メディアや市民も分かりやすい言葉を使わせるよう声を上げるべきだ」と結ばれています。考えるだけでなく、行動こそ大切なんですね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿