NHKの「ニュースウォッチ9」キャスター、大越さんのブログが面白いです。以下、引用。
いい大人がそこまで内輪話をさらさなくても、という出来事もある。読売巨人軍の球団代表と、会長のバトルである。
清武球団代表・GMが、読売のドンに反旗を翻した。(中略)さすがに新聞記者出身らしく、コンプライアンス違反がどうのこうのと筆がたつところを見せているが、★しょせんはむき出しの私怨である。★
(中略)「巨人軍は常に紳士たれ」という正力松太郎氏の金言は、今もファンの中に生きている。皮肉にも、巨人軍首脳の意識の中で、この言葉がお留守になっているようだ。
よそ様に迷惑をかけないために、ぐっとこらえるのが古来、日本男児が目指した紳士像、言い換えればサムライ像ではないのか。しかし、政治も経済も行き詰まり、★政治家には、ぐっとこらえるよりも透明性のある説明が求められる時代になった★。だからこそ、せめてスポーツ界にはサムライの気概を見せてほしいのだ。背広と革靴で身なりを固めた人たちは、スポーツの世界で主役を気取らない方がいい。(引用終わり、★は引用者)
「しょせんはむき出しの私怨である。」>本音ズバリ。NHKは上品なイメージがありますが、それを覆すカゲキな表現。ステキです。ところで私怨の内容は、何でしょうか? 単に「人事権に介入された」VS「オレに楯突いた」でしょうか? 過去に何らかの確執があったのでしょうか?
「政治家には、ぐっとこらえるよりも~~」>今は透明性ある説明が求められますが、過去には、ぐっとこらえる(秘密主義の)政治家が高く評価される時代があったんですねぇ。あるいは、時が流れ、遅ればせながら政治家の当時の腹の中が分かり、評価されるということでしょうか。
いずれにせよ、一般的傾向として、ペラペラしゃべる人物(政治家も)には重みを感じません。当ブログはペラペラ書き過ぎで、反省しきりです。
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