壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

追い越せず

2011年10月25日 | あじわう

簡単なアンケート問う生きる意味 京都 八ツ橋

古希すぎて恋はしないと思ってた 西宮 B型人間

ガングロの母の写真を見つけた子 茨木 山上秋恵

似てないか基地と原発交付金 君津 春の小川

アベックに手をつながれて追い越せず 東京 崩彦

■以上、本日(10月25日)の毎日新聞、万柳より。

第一句。「生きる意味」。いつでも答えられるよう準備しておきたいですね。

第二句。何歳になっても恋はトキメキますよね。西行法師なんて、めちゃくちゃ羨ましいです。老齢になって若い女性から、心底したわれる。男にとって理想。そんな人間になりたい。

第三句。青春ってのは、恥ずかしいもんです。

第四句。似ています、アメとムチの構造が。骨抜き。役人の骨っぽいのは猪牙に乗せ(古川柳)といいます。役人ならぬ地元反対派の闘志は、逆に役人によってチョキに乗せられたのでしょうか? いいことがあれば、悪いこともある。正邪でなく、塩梅です。

第五句。ほほえましいなぁ。

今日は温かい、暑いぐらいです。「あるくみるきく」読者の皆様へ、散歩でもいかが。


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1 コメント

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Unknown (ぐるぐる)
2011-10-25 17:21:31
西行でなく、良寛です。お詫びして、訂正します。良寛は、晩年、長岡の山の小さな庵で暮らしますが、若い女性が通ってきて、身の回りの世話をしてくれるんです。良寛の人柄と歌を慕ってのことでした。その相聞歌が、老年と思えぬほど艶めいてるんです。
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