韓国でフェリーが沈没した。修学旅行中の生徒らが乗船してて、若い命がたくさん失われたことは、とても悲しい。いま懸命の捜索活動が続いているが、生存者は少ないだろう。
保護者ら関係者は、事故現場に集まり、捜索のゆくえを見守ってる。船長が客の救命活動をせずに先に脱出しただの、虚実交え、いろいろ噂が飛び交う。パク大統領も現地入りし、被害者の家族らと話したとか。
で、その家族らが、「なんとかせえ」と大統領に詰め寄ったそうだ。大統領としては、とんだとばっちりだよ。直接的に責任を負うのは船長、航海士らであり、間接的には船会社の社長や運航部帳、安全部長らだろう。けど、大統領に落ち度があるとは思えないよ。
風が吹けば桶屋が儲かるというけど、民衆の批判を受けた大統領が、フェリー事故・後処理のまずさから、国民の目を逸らすため、海外批判を強める、ということは無いだろうか。さしずめ、批判しやすい国は、太平洋戦争時の負の遺産を抱える日本だろう。タカ派の安倍首相だし、「売り言葉に買い言葉」みたいにならなければいいんだが。心配だ。