壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

努力

2014年04月16日 | かんがえる

オイシックスの社長、高島宏平氏が、高校生と対話する場を取材したことがある。高校生から「会社員と起業と、どちらが正解か」と聞かれた。高島氏は東京大卒後、著名コンサルティング会社に就職しており、世間がうらやむ所属を捨て、起業していた。

高島氏は、会社員を続けることと起業すること、どちらが正解かを考えるのではなく、選択した道を正解にするように努力することが大切だ、と語っていた。

至極名言だと思う。こんなことも言っていた。起業するのは、いつでもいい。でも、期限がある場合は、それに合わせる、と。例えば、皆さんがオリンピック関連でビジネスのアイデアを思い付いたとする。2020年東京。今から準備が必要なら、今すぐ起業すべきだ。逆を言うと、そういった期限がないなら、内面の動機が熟すまでサラリーマンを続けてもいいということだ。

若さはエネルギーだ。起業にも向くだろう。しかし年齢を重ねると、エネルギーは減る。いずれ起業をと考えていても、惰性に流されるかもしれない。

あ、話が横道にそれた。言いたいのは、なにが得かと成功の道を探すのではなく、選んだ道が成功だったと思えるほどに努力することということです。