壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

つい言ったー

2010年03月14日 | 雑記
ツイッター。つい言ったー。

ほぼ日刊イトイ新聞で、糸井重里さんが書かれていました。ツイッターというより、「つい言ったー」のほうが実感がこもるのでは、と。

先日、NHKの爆笑学問に、御厨貴先生が出ていました。オーラルヒストリーについて語られていました。「今の民主党政権は、腹芸がなくて、思うままにしゃべっている。10年、20年後に政権にいた人にインタビューしても、『実は』という裏話が無いのではないか」。そんなことをおっしゃっていました。

狙う、というより、思うままに「つい言ったー」なのかもしれません。このブログもそうですが。

狙う

2010年03月14日 | 雑記
先日、ある先輩とイチロー談議になりました。先輩が言っていたことで、腑に落ちたことがあります。

イチローは、決してホームランバッターでないが、ホームランも打てる。自分の特性を自覚しているがゆえ、ホームランより安打という自身のスタイルを築いている。その証拠に、100本とか200本とか、記念の安打はホームランであることが多い。

江夏豊が何個目かの記念すべき三振を、狙って王貞治から取った、という話も以前、聞いたことがあります。それまでの打者を、狙って内野ゴロを打たせることで、王の打順まで三振数を調整しているのです。

ふと思ったのは、マージャンの例。いつも大型の手を上がる、あるいは、どうでもいいときに大型の手で上がるのでなく、必要な時に狙って大型の手を上がる。そんなことができると、相手に威圧感を与えられます。相手が勝手に「あいつはすごい」と思い込み、ペースを乱し自滅していく。

人間関係もそうでないでしょうか。饒舌や博識なだけではダメで、必要な時に的確なコメントをポンと発する。すると、その人は一目おかれます。

何をするにせよ、ナリユキでなく、狙う、ということがとても大切だと思いました。

『近頃の若者はなぜダメなのか』を読んだ

2010年03月14日 | 読書
さんざん愚痴った挙句、「けど私が悪いよね」って言う女は最低。「それは違うよ」と面倒なフォローをしなくてはならない(16歳男)

『近頃の若者はなぜダメなのか』(原田曜平著、光文社新書)に載っていた、16歳男性のコメントです。ちょっと考えさせられました。

物心ついた時から携帯電話が当たり前の世代、デジタルネイティブ。いまの10代から20代半ばの彼らは、どんな特性があるのか。都市と地方を問わず日本全国の1000人超のデジタルネイティブを取材した著者の現場レポートです。

本書によると、ネットワークを活用して異質な者同士つながり、ますます強化・進化・ハイブリッド化していく者と、引きこもる者と、二極化しているそうです。しかし、ネットワークが利用できるゆえ、引きこもりの者が活気ある若者へ変身することも少数ながらあるのとか。

以下略。