ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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パリとか色々。(観光編)

2010-12-27 12:43:25 | ドイツのこと
こんにちは。
生きてますよ~。
帰りましたよ。

日本に・・・(笑)

ご心配&お騒がせしました!
パリで散々バタついてから一回ミュンヘンに戻り、あわてて荷ほどき&荷造りし、今度は日本に向かったので、更新の時間がありませんでした。

えっとですねー、前回の日記で書きましたが。
列車で何とか帰れましたー。ふーやれやれ。周り中が混乱してたからラッキーでしたねえ。

観光から始まって、パリの空港トラブル、それから日本の帰途までまとめて書こうかと思いましたが、こんな経験は日本ではそうはできないだろうし(笑)
せっかくなのでちょっと詳しく書いていきたいと思います。年をまたぐかもかもしれませんが、しばらくお付き合いくださいましー。
内容も重複してる部分があるかもしれませんがその部分はご容赦~。

時系列でご報告しますね。


まずパリの観光ー。

フランスは初めてだったので、空港でちょっとビビりながら(フランス語わかんないの)、カルティエ・ラタンのあたりの宿に行って、荷物置いて少し休んでから観光。フラフラと出かけました。とりあえずは、ステンドグラス(結構好きなの)がきれいだというサント・シャペル教会に行ってみようと思い。
駅に行ったところ。

初めてフランスの電車を使うので、切符がよくわからず、んっとー、んっとー、と買い方でモタついていたら、目の前の改札に切符を入れず、無理やりバーをよじのぼって通り抜けていく若い兄ちゃん。
フランスの改札は、結構しっかりしているように思います。切符を入れないとバーが開かないんだね・・・。


パリの改札。

ミュンヘンには改札というものがないので、何だかびっくりしてしまった・・・ミュンヘンでは切符を買うかどうかは、本人の良心任せなので、機械や人によるチェックが明確にあるわけじゃないんです。だから駅には、改札の様なものはほとんどない。まあその代わり、電車内では見周りが抜きうちであるから、見つかった時は無賃乗車(Schwarzfahren)で罰金。


ええ、話がそれましたが。
だからそんなダイナミックな無賃乗車を見たのは久しぶりなので、唖然としていたら、
「ヘーイ!ムッシュー!
と、怒りながら追いかけていくパリの駅員たち。普通のことなんだろうけど・・・

・・・・・・ミュンヘンと違う・・・・・・なんか怖い・・・・

ビビりながら行き方を調べました。(駅員さんたちは兄ちゃん追っかけていなくなっちゃったのできけなかった・・・)
駅地図の見方はミュンヘンのそれと似てたので、地図の見方自体は戸惑いませんでしたが。中央駅という名前がないので、どこを起点にしていいのかピンとこなかった・・・。
(ドイツは、各都市に中央駅、という駅があり、そこを起点として色々電車が出ています。だからどうすればいいのかわからない時は、とりあえず中央駅から行き先を探せばわかりやすいのです。)

少し慣れてからは、たぶんシャトレ駅を中心にすれば、比較的動きやすいのかな、と思いましたが。
パリに詳しい方、どうでしょう?

それでも何とかサント・シャペル教会にたどり着き、きれーなステンドグラスー。





ガラス系って好きです。万華鏡とかも好きなので、こういうのは観てて楽しい。ステンドグラスには色々ストーリーが書いてあるらしいですが・・・私にはわからないです。無念。
クリスチャンの方とかは、行くときっと興味深いのかもしれません。

で、サント・シャペル教会の見学セット券があるというので、すぐ近くのコンシェルジェリーてとこにもGO。
ここはマリー・アントワネット関係のものが有名らしいですが、映画関係の展示、歴史関係の展示、再現、とかがありました。

ナポレオン、ジャンヌ・ダルク、フランス革命、他にもフランス系の映画関係のものとかもあったので、どんな人が行っても、どこかのジャンルで楽しめるかもしれないので面白いかと。ちなみに私はアレクサンドル・デュマ派。デュマ大好き!!

コンシェルジェリーを観てた時、ツアーのお客さんたちがわりといましてね。ガイドさんに説明受けてました。おお、言葉がわかったら私も説明聞いてみよう~・・・と思って、すすす~、と近づいて行ったんですが、当然日本語ではなく(そりゃそーだ、西洋人の集団だったもんね・・・)、英語でもドイツ語でもなかったから全然わからなくて・・・一瞬であきらめました。

まあツアーじゃないののいいところは、解説は受けられないけど、自分の好きなとこに好きなだけいられるってこと。

私はデュマのとこで止まってました。

モンテクリスト伯のポスター ギャー 



三銃士のポスター ギャー


とか一人で盛り上がってました。


で、マリーアントワネットの入ってた牢獄の再現エリアがあったりしました。(普通はここを、メインで行くんだろうな・・・)たぶん日本でいうところの、小伝馬町みたいなもんかしら。

そしてぐるりと見た後、外に出てフラフラとまた近くを歩いていたら

セーヌ河の近くに出ました。





いやもー・・・なんてきれいな国なのかしら・・・私の写真では伝わりきらないかもですが。
私は歌い手では珍しいね、といわれることが多いのですが、美意識が低いといいますか、綺麗なものに対する興味が希薄なのですが・・・(むしろ美しくはないものの方に、強く惹かれてしまいます)

それでもとにかくこの美しさには茫然。

ドイツだってアンティークな建物は多いし、何が違うの、といわれても困るんですけど。
フランスはとにかく優美というか、綺麗・・・
ドイツは重量感、かな。
フランスはフォーレやドビュッシーが生まれた国で、やはりドイツはワーグナーの生まれた国。そんな風に思うと何となく納得・・・
どっちが良い、という訳ではなく、どちらが好きかはその人の完全な好みでしょうねえ・・・

さて花の市場を冷やかしながら、(歌にある「市の花屋」というやつかしら・・・)電車を使って帰り、晩御飯に、近所のパン屋でパンをいくつか買って帰って食べたら、これがもー、おいしい事おいしい事。

見習え、ドイツ人!!(泣) (´Д`)

いや、ドイツのパンもおいしいのもありますけどね・・・でもこの値段でこのクオリティは・・・すごい。という味。おいしかったー・・・あーやっぱりパリはご飯おいしいのかなー・・・ていうか、ドイツがあんまりおいしくないのかなー・・・

こうして、一日目は観光を終えて、翌日二日目のメインはバスティーユのオペラ座に「ナクソス島のアリアドネ」観に行きました。

まだまだ続きまーす。





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