ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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「ミゼレーレ」終演しました!

2016-02-25 14:45:42 | コンサートのご案内&ご報告
2月21日、トラエッタ「ミゼレーレ」終演しました~

マエストロ、ヴィート・クレメンテ、コーディネーターの須崎木の実さん、ソリストの河内夏美さん、松本やすこさん、ロッソ・ヴィーヴォ合唱団の皆様、弦楽アンサンブルの皆様、スタッフの皆様…何から何まで大変お世話になりました!

そして何より、いらして下さった満席のお客様、本当にありがとうございました!!
来週はこの「ミゼレーレ」で、イタリアでの本番です~。

きっと向こうでも皆様にお世話になると思います…すいません



「ミゼレーレ」舞台の1枚。鎌ヶ谷市民会館「きらりホール」
満席のお客さまでしたー
私は、女声合唱団の皆さまと弦楽アンサンブルの間。ヴァイオリンお二人の間に、顔だけ見えてますー


終演直後に1枚左から、ソプラノソロ(リリコ)の河内夏美さん、
マエストロ、ヴィート・クレメンテ、
メゾソプラノ・ソロの松本やすこさん、
ソプラノソロ(レッジェーロ)私です


それにしても、本当に良い曲とこうして出会えて幸せです。このトラエッタ作曲「ミゼレーレ」は、本当に名曲です。
本番の舞台上では、後ろから聴こえてくる女声合唱団の皆さんの優しい声に、ふんわりと包まれるような、押し上げられるような、そんな気持ちになっていました…!

そんな素晴らしい曲を、まだあと2回も歌える事に感謝して、イタリア公演まで頑張ります

それでですね。ちょいと楽屋話を。
今回は2部構成で、私の出演は2部の「ミゼレーレ」のみ。
1部では、合唱団を指導していらっしゃる河内さんと松本さんのお二人が、日本の歌、そして「蝶々夫人」の一場面を着物姿で演奏されてたんです。私はそれを楽屋のモニターでまったりと聴いていたのですが…
これが、もう、すごかった…!
本当にぴったり息のあったお二人だからこそ出せる世界。
それは蝶々さんの花の二重唱でもそうだったんですが、何も言わずに互いが自然と呼吸し合える二人の世界は、凄いの一言です。

二人の関係性が、蝶々さんとスズキを、より確かなものとしてお客様に伝えられていて。
それは本当に素晴らしく、だからこそ、お互いこんな相手がいるお二人の事を、羨ましくも感じました。

そして、トークの面白さも凄まじいww
あまりの面白さに、楽屋でストレッチしながら崩れ落ちてましたww
これはまぁ、お聞きになったお客さまだけのお楽しみ

さて、話は楽屋に戻ります
今回は、メイクさんもいらしたんですよ~。

こんな感じに仕上げて頂きました!いつもより目力


そのメイクさん、大好きな濱野さんと1枚右が濱野さん
濱野さんには、一昨年の「ルチア」など、色々なオペラの現場でお世話になってます。
最近では先月、ロッシーニのオペラ「絹のはしご」でメイクして頂いたばかりなので、嬉しい!

濱野さんのヘアメイクは、自分を認めてもらって、背中を押してもらえる感じがするの。
歌う前にすごく安心できて、パワーをもらえるメイクさんなので、大好きなんです~
イタリアに連れて行けないのが残念(笑)


最後におまけ。終演後、皆で焼肉屋にて打ち上げ中。
ものすごーく真剣に楽譜…ではなく、
メニューを見てる私。

皆様、本当にありがとうございました!

そして今、イタリア行きの準備に意外に手こずってます…
何で…?何かいつもよりやる事が…多い…


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