ソプラノ歌手 中川美和のブログ

ソプラノ歌手 中川美和のブログ

練習をしていると

2010-07-08 22:25:51 | ドイツのこと
そろそろ、いよいよ歌のレッスンです
いや、いつになるかはだ決まってないんですが、近日中なのは、もう確定なので・・・

うーん、レッスンなんて、日本では普通に行ってたのに、何故か緊張するのはどうして?
別に初めての先生でもないし、決して言葉だけでの問題でもないような気がするんですね・・・

やっぱりアレですかね、ドイツ!と思うと緊張するんですかね~(笑)

そんなわけで、ここのところ、ちょくちょく練習したりしてるんですが、以前お仕事が中心だったときは、なかなかこういう時間が取れなかったので、久しぶりにじっくりと練習する時間があるというのは、何だかほっとします。

もちろん、お仕事は本当に大事で、ありがたいものなのですが、(ていうか、そのために練習するんですけどね・・・)
私は割と器楽の人のような性格でして。基本的に練習をしないと不安になるタイプなんです。
本番はもう本番なので、異様なテンションになり、寄るなさわるな、はじけて飛ぶぞ(?)、てな感じで、決して本番に弱いタイプでもないと思うのですが、好きなのはむしろ、練習なんです。

さて、私の今入っているアパートは、ミュンヘン音大の生徒がほとんどなので、一日中、何人もが練習している音が聞こえます。特に、わりと仲良くさせてもらってる、お隣のバイオリニストのリサさんは、そりゃあもう!!一日中弾いているので、いつも彼女の練習の音で目が覚めます。

ちなみにこのアパートの音出し可能時間は朝8時から夜の10時まで。
その中に、昼の12時~15時までが、Ruhe(静か)Zeit(時間)、ルーエツァイトという音を出してはいけない時間があるので、その間は皆練習、お休みです。でも弾いてる人、いるけどね・・・

だから、大体リサさんが練習始めると、(九時ころですかねえ~・・・)
「おお、もうそんな時間か・・・」
とごそごそと起きるのですが、たまに彼女が、朝早くから用事で出かけていたり、練習をお休みしたりしていると私は激しく寝過ごしてしまい。

目が覚めると、「・・・・・・何故もう昼?

などということがあります。

そんな中で、練習していると、学生時代を思い出しますねー。学校の練習室みたいです。
練習するしか能がなかったので、ただひたすらコロラトゥーラの為に、同じカデンツァを半年間ただひたすら練習したり、発声的なああか、こうか、ということをひたすら練習してたことを思い出します。
久しぶりにゆっくり練習するというのが数日続いてると、お仕事も幸せだけど、これはこれで、何か幸せだなー、と思ったり。

さて、レッスン前に体調整えるために、リサさんに教えてもらったドイツ人先生のマッサージに行って来たのですが!
これについては、長くなるので、また後日


・・・あ、ところで、ワールドカップ、ドイツ負けちゃいましたね。これがもう、びっくりするくらい、街が静かで、びっくりしました(笑)あのブーブーはどこへ・・・?





 ブログランキングに参加してます。ポチっと!クリックして下さいね~。