くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

オアシス

2011年01月19日 07時42分33秒 | エエのんかなぁ?

ブログサイトのgoo辞書・国語辞典によると
 1 砂漠の中で、水が湧き、樹木の生えている所。
 2 疲れをいやし、心に安らぎを与えてくれる場所。憩いの場。「都会の―」
とある。

もう何年も前からだったか忘れたぐらい昔から挨拶の啓蒙運動のひとつとして
オアシス運動と言うのがあった。
  もう知らない人は居ないのではないかと思うけれど
    オ「おはようございます」
    ア「ありがとうございます」
    シ「失礼します(失礼しました)」
    ス「すみません(すみませんでした)」   のこと。

ウチのマンションは下町の住宅地と農業が隣接するギリギリの住宅地に立つ。
田舎のクセして一丁前にギリシャ神殿風のエントランスにオートロック。
フィジカル・ハンディキャップでも暮らせるフロアー・バリアフリー設計と
壁面耐震構造で5階建てでも各階止まりのエレベーター、管理人日中常駐と
周りの住宅からは浮いた存在だ。

ちったぁコマシな住民でも住むか? と思い新築購入して17年になる。
自分のことをにあげていたことを思い知らされたのは入居してすぐだった。

大阪からの疎開組みが6割。 地元の親掛かりで頭金を積んでもらったのが3割。
リタイヤ(退職金)組が1割。

朝、顔を合わせても7割を超えて挨拶がない。
ニコッと笑って「おはようございます」と言えば、お互いが気分の良い1日の始まり
となると思うが、顔を伏せるようにソソクサと出かけたり、人と朝一に出合った事が
まるで悪事を暴かれたかのような顔を背ける御仁も居たり。
まして子供など、そこに誰も見えないように相手を認識していない。
こちらから声をかけると「このオッサン、しゃべりよった」的顔で見つめるが
声が返ってくるのは半分にも満たない。

おっと! 別に僕やウチの家族が鼻つまみ者と言うのではないんです。
親がマトモでチャンと育てられている子を含めた3割未満の住民は
挨拶もお互いに気持ちよく交わすし、挨拶の出来ない住民でも
何か困ったことや用事のあるときは慇懃無礼なほどヘラヘラして来る。

現代の風潮なんだろうなと諦めはするけれど、何か違うんやない? と思う。
いわゆるモラルの低下が酷い場所だ。

味噌・醤油まで貸し合えとは言わないにしても、親が親なら子も子だという
住民の多さに辟易する。
でも、他へ越すにも・・・  なぁ。

小学校高学年での英語教育が標準化されつつあるが、
誰が言ったか『英語より先ず国語』。
ほんま、そのとおりやと思う。 
なんか殺伐とした世界になってしまったものだ。  染まりたくない。

入居したての頃に悪ガキだった子が良い青年に成長して
「オハヨウございます。」 と後ろからなのに声をかけてくれた時なんて
驚きと嬉しさが入り混じってとても爽快な朝と成る。 きもちんよかぁ~ だ。

集団登校の小学生も高齢化に伴い4~5人しか居なくなったが、
その子達は挨拶の出来ない組。
横を通ってもその空気すら感じる気配もない。
思い起こせば親も最初からの住民ではなく、入れ替わり入居組みで
挨拶も出来ない組だから仕方ないのかも知れない。

 

少し早い目なのだが、次女(血縁関係なし)からバースデーカードが届いた。
 ウレピィー