今更・・・の動画シリーズ
いよいよ、ジュニア・ジャパンオープン2015尼崎大会の1回目の競技です。
RoboCupJunior Rescue-B team "Kachofugetsu" in 2015 - 003
チーム「花鳥風月」としての2度目の日本大会です。
ロボットは、2014年の世界大会と何が変わっているか・・・というと
・レスキューキットとして、100円ショップのサイコロを使っていたのですが、それをやめました。なぜなら、100円ショップのサイコロは、なんだか大きさが不揃いだし、ちゃんとした正六面体で無かったから・・・わざわざ AMAZONで12mm角のサイコロを購入しました。
・世界大会の時は、レスキューキットのストッカー(レスキューキットのサイコロを入れる筒)を工作用紙で作って、しかも養生テープで貼り合わせるという「いかにも即席で作ったもの」だったのですが・・・今回は、透明なプラスチックで作り直しました。(工作用紙に比べて)見た目が非常に美しくなりました。(笑)
はい、その他は、(ハード的には)全く変わっていません。
さて、競技の方は・・・
いつもの通り、キャリブレーションから入ります。
で、すぐに得点走行を始めるのですが・・・今回は違いました。ロボットをPCのところに持って行って、プロラムの修正をするようです。(被災者発見の温度設定を変えたようです)
そんなこと、何で、事前に準備しておかないかなぁ!!
フィールドには、なかなか帰ってきません。これは、2014年の世界大会のデジャヴュ!?
やっぱり、プログラムを修正して、転送⇒転送失敗
NXTの接続し直し
再度転送
という作業をしていたそうです。
まさに、2014年のブラジル世界大会と同じ状況・・・でも、今回は違います。あのときのヘボイPCではなく、ちゃんと今どきの性能のPCを持ってきたので・・・(無駄に4分を消費することは、ありませんでした)
でも、この作業で、スタートから1分半程経過していました。
Yは、作業を終えて、慌てて得点走行を開始しました。
ちょうど、大会のオフィシャルのビデオカメラがレスキューBのフィールドに来ており、「花鳥風月」の競技の映像を映し出しています。それに合わせて、北原先生が解説していました。
まあ、ロボットはそんなことは関係なく、フィールド内を淡々と進みます。
被災者を見つけると、ロボットの機体を傾けて、レスキューキットが確実に被災者に届けられるように(サイコロが15cmの円内に入るように)改善されました。
ロボットは、一部屋目、二部屋目と進んで、傾斜路を上って2階の部屋に入ります。
会場には、こんな映像が映し出されていました。
レスキューBの競技は、良く見えないので・・・この映像を見ている方がロボットが良く見えました。
ロボットは、2階の部屋を縦横無尽に走り・・・被災者を全員見つけました。
さて、傾斜路を降りて・・・
という頃になって、段々と時間(8分間)が気になってきました。(最初の無駄な1分半があったので・・・)
Yも、J君も、審判に残り時間を何度か尋ねて確認します。
ロボットは二つ目の部屋に戻り、残りの被災者を探します・・・
いよいよ、一つ目の部屋に戻り、まだ見つけていない残りの被災者(1人)の探索にかかります。
ロボットは、みごとに全員を発見して、スタートタイルに戻って停止しました。
審判が10秒を数えて、競技は終了になりました。
はい、満点
得点は600点で、時間は 7分16秒でした。(結構、きわどい・・・)
あ~、とりあえず、これまでの(長い歴史の中の)様々な反省が活きた競技になって良かったです。