Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

RCJJのルールのページ

2016-10-30 | Rescue Rules 2016

先日、ロボカップジュニアの2016年レスキュールールの翻訳版が公開されたことを書きました。

レスキュー技術委員会のブログにはアップされたのですが・・・ジュニア・ジャパンのHPの公式ルールのところには掲載されていません。

 

各チャレンジ公式ルール

 

公式ルールのところには、歴々のルールが掲載されています。

このページの「公式ルール」というのが、何がどう公式なのか、良く分かりません。

 

しかし、2014年は整理されてすっきりしています。

まず、2014年のルールの原文版と翻訳版が列挙されています。

 

 

これが「2014年 公式ルール」

そして、2014年の日本大会(この年はジャパンオープンではなかった)で採用したルール(やローカルルール)が列挙されています。

これが「ロボカップジュニア日本大会2014埼玉大学 公式ルール」

 

2014年には、やっと整理されてすっきり・・・と思っていたら、2015年から、また訳がわからなくなりました。

例えば、レスキューの2015年ルールの翻訳版はどこにあるのか・・・「ロボカップジャパンオープン2016愛知 ジュニア公式ルール」にあります・・・

 

う~ん、これは誰も不満に思っていないのでしょうか!?

 

きちんと・・・

・国際ルールと国際ル-ルの翻訳版

・日本大会やジャパンオープンで採用するルール

に分けて、掲載すれば判りやすいと思うんのですが・・・翻訳版と原文が並んでいることも重要だと思います。(どれだけの人が、原文を読んでいるのでしょうか!?)

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レスキューの2016年ルールの日本語翻訳版

2016-10-29 | Rescue Rules 2016

RCJJレスキュー技術委員会のブログに2016年ルールの日本語翻訳版が掲載されました。

http://rcjjrescue.blogspot.jp/

Rescue Line と Rescue Maze です。

 

2017年のジャパンオープンのカテゴリ分けだと、CoSpace Rescue もレスキューのグループに入れてもらえたようですが・・・

技術委員がやっぱり別なのでしょうかねぇ。

CoSapce Rescue の日本語ルールは、ここ何年か公開されていないように思います・・・

 

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CoSpace Rescueの質問・・・

2016-05-25 | Rescue Rules 2016

CoSpace Rescue の OC Chair の Hanさんとメッセージのやりとりをしていて・・・

ついでだからと、ここぞとばかりに今までの疑問をぶつけてみました。

2016年のルールについての質問で

Q.1
2.12.2 "Figure 5: SUPER and SUPER+ objects" The size of the super object is written in the figure. The size is written as 5mm there. Other objects are more bigger.(see Appendix C:) Is the right size of Super object 5cm? (not 5mm ?)

Q.2
4.4.3 The title of the sentence is "3 minutes before each game" but it is written in the rule as follows If a team has not arrived at the game station "3 minutes after" the scheduled game time
before 3 min --> (start time) --> after 3min Which is it that a team will forfeit the game.?

Q.3
Here is two rules in ending a game early. 4.7.2 A team may decide to stop a round early if the lack of progress cannot be resolved. 4.9.4 Teams are not allowed to quit a game 5 minutes after the game started.
game start --> 5 min : team can stop a round early 5min --> 8min : team cannot stop a round early Is this my interpretation right?

Q1は、スーパーオブジェクトとスーパープラスオブジェクトの大きさです。5mmじゃなくて5cmのまちがいではないですか?

A.1 You are right, the size is 5cm

ということで、単なる間違い(表記ミス)でした。 ひとつスッキリ!

 

Q2は、チームが失格になるのは、スタート時刻の3分前、それとも3分後?

A.2 If a team has not arrived at the game station 3 minutes after the scheduled game time, the team will forfeit the game. The opponent will gain 500 points and be declared as the winner. (check with OC chair before this action)

ということで、競技時刻の3分後になってもチームが競技場所に来ないと、来ないチームは不戦敗になって、相手チームの勝ちになります。

 

Q3は、8分の競技時間で5分経過から8分経過までの3分間はリタイアできない、という理解だけど正しいですか?

A.3 A team is not allowed to terminate a game within the last 3 minutes. So that is 3min before end.

ということで、私の理解のとおりでした。ただ、なぜ5分~8分はリタイアできないの? という疑問はありますが、私の英語力ではそれを伝えるのはできそうにありません・・・(苦笑)

 

あと、これは以前に紹介した CoSpace Rescue の紹介ビデオですが・・・

 

Understand CoSpace Rescue in 8 mins (Primary)

 

1分45秒位のところで、”There are 10cm high walls”(フィールドには高さ10cmの壁がある)と言っています。

しかし、ルールには、 ”The height of the wall is 20cm”(20cmの壁)と書かれています。

一体、どちらが正しいの?

と質問したら・・・

”Actually, there is no different between 10 and 20 cm Robot's US sensor is lower than 10cm, so the robot can detect either of them.”

と言う回答でした。

いや、確かに、壁が10cmの高さだろうと20cmの高さだろうと、ロボットは壁を認識して正しく避けると思います。

こんな細かい表現の差異なんて気にするのは、日本人だけだよ・・・ということなんでしょうね。(笑)

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Rescue Line 2016  DRAFT版からの変更点

2016-05-12 | Rescue Rules 2016

最後は・・・ロボカップジュニアのRescue Line 2016 ルールの DRAFT版からの変更点をメモしておきます。

 

Summary

15 points for an intersection ⇒ 15 points for each tile with intersection(s)

まず、概要のところの交差点の得点が間違っていました。交差点毎に15点ではなくて、交差点があるタイル毎に15点ですね。 正しく修正されました。

5 points for speed bumps  ⇒ 5 points for each tile with speed bump(s)

それから、スピードバンプもバンプ毎に5点ではなく、タイル毎に5点です。こちらも正しく修正されました。

 

1.3.4. The line will never be closer than 10cm to any edge, so the robot will never fall of the arena. 

1.3.4 黒線はアリーナの端から10cm以上離して引かれます。ロボットはアリーナから落ちることはありません。

が追加されました。これ、結構大きな修正だと思います。競技をするチーム側からすると、決めてくれて当たり前です・・・これで、アリーナの端からロボットが落ちる悪夢を見なくて済みます。

 

1.4.6 The robot may also push the obstacle but note that obstacles may be very heavy or even fixed to the floor. が追加されました。ロボットが障害物を押しても良いけど・・・重い障害物であったり、障害物が床に固定されているかもしれないので、動かないことも想定してくださいね・・・ということです。

それから  If you have any doubt on any scenario, consult at the International RCJ Community Forum (http://www.rcjcommunity.org/) が削除されました。

 

1.5.2  in dimension and indicate the suggested path to follow. ⇒ in dimension and indicate the path to follow. に変更されました。 よく見たら suggested が削除されただけですね。

 it means it is recommended to continue straight.  ⇒  it means continue straight.  に変更されました。 これも it is recommended to が削除されました。私の英語力では、この変更が、どうして行われたのかが良く分かりません。でも、まあ、実質的には、あんまり関係ないかと・・・(笑)

 

1.6.2 placed on a straight section of the line ⇒ placed perpendicular to the line. に変更されました。これまでは出入口は直線上にある、でしたが、これが、黒線に直角に置かれる・・・になりました。直線でなくなったので、曲線上に配置される可能性もあるということ・・・かな。

 

2.2.2 の最後の部分 at the International RCJ Community Forum (http://www.rcjcommunity.org)  が削除されました。

 

3.4.6 が丸ごと削除されました。交差点マーカーに従って進まなかった場合はどうなるの・・・!? 後の方を読んでみると、マークで指示された方向に進まなかった場合は、競技進行停止になりました。

 

3.5.3  arena is defined ⇒ arena are defined に変更されました。(複数形になりました)

 

3.5.4 図の中の説明が変更されました。

 

3.5.5 If green marks at intersections are used ⇒ If intersections are used に変更されました。交差点にはグリーンマークが有る場合だけでなく、無い場合もありますので、単に交差点が設置された場合、になりました。

 

3.5.7 に The team will also get points if the robot pushed the obstacle away and continues to follow the line, but the obstacle may be fixed to the floor. が追加になりました。

ロボットが障害物を押しのけて黒線を辿って進んでも得点になります。ただし、障害物は床に固定されるかもしれません。

これまで、障害物回避の得点が明確でなかったのですが、障害物を押しのけて進んで得点になることが明記されました。ただし、障害物を床に固定する可能性もあるようです。やっぱり、きちんと(回り込んで)回避した方が良いようです。

 

3.5.10 の後半が Successfully means that the robot followed the suggested path. See 1.5.2.  ⇒ Note that this means two intersections at the same tile only counts as 15 points for each direction. See also rule 3.6.1. このように変更されました。

1つのタイルに2つの交差点が配置されている場合でも、1方向に付き15点しか得られません。

 

3.5.14 が丸ごと削除されました。

 

3.6.1 は完全に書き換えられた感じです。

・The robot loses the black line without regaining it by the next tile in the sequence (see figures below).
・A robot does not follow the indicated direction at an intersection.
・A robot is escaping the evacuation room. When the robot has entered the evacuation room it is not allowed to go back to the line again

・ ロボットが黒線を見失って、次の順番のタイルまでに復帰することができない場合。(図を参照)
・ ロボットは、交差点で正しい方向に進めなかった場合。
・ ロボットは、避難区域から出てしまった場合。ロボットが一旦避難区域に入ったロボットは再び外の黒線に戻ることはできません。

こんな感じでしょうか・・・これまで、止まってしまって進めなくなった場合や、フィールドから出てしまった場合など、いろいろ書かれていましたが、「黒線を外れて、次のタイルまでに復帰できない場合」にまとめられました。そして、新たに、交差点で正しい方向に進めなかった場合と、避難区域から出てしまった場合、が追加されました。

ところで、2016年のルールでevacuation roomというのを止めたハズなのに・・・復活してしまいましたねぇ(笑)

 

3.6.2 if the robot is in danger ⇒  if the robot is in danger or got stuck に変更されました。 最後に or got stuck が追加されただけですね。

 

3.6.8 If a lack of progress happens in the evacuation zone the victims will not be moved, any rescued victims will remain, as well as victims in the evacuation zone, even victims that escaped the evacuation zone will be left where they are. Victims that are hold by the robot will be released and thrown into the evacuation zone by the referee.  

避難区域の中で競技進行停止が発生した場合は、被災者はそのままで動かしません。避難場所に入っている既に救助済の被災者もそのまま残します。避難区域を出てしまった被災者もそのままにして戻しません。もしロボットが被災者を抱えている場合は、被災者を取り出して審判が避難区域に投げ入れます。

これが、追加されました。避難区域(これまでは避難部屋)での競技進行停止については、規定されていませんでしたが、明確になりましたね。ロボットが被災者を抱えたまま競技進行停止になった場合だけ、被災者を(ロボットから)取り出して審判が投げ入れます。それ以外の場合は、被災者の配置を変えません。

 

はい、こんな感じですかねぇ。

 

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Rescue Maze 2016 Rule DRAFT版からの変更点

2016-05-11 | Rescue Rules 2016

ロボカップジュニアのレスキューメイズのルールですが・・・いつのまにか正式版がでていましたねぇ。

DRAFT版からの変更点を探してみました。

 

Summary

5 points for each speed bumps ⇒  5 points for each tile with speed bumps

バンプ毎に5点ではなく、バンプが置かれたタイル毎に5点なので、正しい修正です。

10 points for going up a ramp ⇒ 10 points for going down a ramp

これは単なる誤記を修正したものでしょう。

 

1.4.5 後半の文 Their shape can be everything from rectangular to cylindrical. が削除されました。障害物の形は1.4.4で規定しているおり、1.4.5の文は重複していましたので、削除されてスッキリです。

 

1.5.3 10 degrees Celcius ⇒ 10 degrees Celsius

単なる誤字(スペルミス)の修正です。外国人もスペルミスってあるんですね。(笑)

 

1.6.5 and may be found at the International RCJ Community Forum (http://www.rcjcommunity.org/).  の文章が削除されました。コミュニティサイトは運用終了だそうです。 ルールの質問をするのに便利だったのですが・・・

 

1.7.8 or a combination of both の文章が削除されました。

 

2.2.4 at the International RCJ Community Forum (http://www.rcjcommunity.org) の文章が削除されました。

 

3.5.11 が削除されました。

 

3章までは以上の通りです。

(4章以降は確認していません)

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CoSpace Rescue 2016  DRAFT版からの変更点

2016-05-10 | Rescue Rules 2016

1章~3章で DRAFT版からの変更点

 

1.5.2 最後にあった The organising committee will decide the competition format. が削除されました。

 

2.3.2(b) 後半の赤い文章が、より詳細に変更されました。

⇒The floor is not restricted to white or light colour. However, the contrast between the colour of the floor and that of the coloured objects, collection box, or special zones will be large enough for a robot to identify objects, special zones, etc.

今回、床の色が規定されなくなりました。(これまでは白または、淡い色だったと思う・・・)

でも、床の色と他の色(オブジェクトや収集箱、スペシャルゾーンなど)の判別をロボットができるように色を設定する、ということです。

 

2.11.2  different for the primary and secondary age groups. ⇒ different between the primary and secondary age categories.

おそらく表現の統一化なんでしょう。

 

2.12.1  successfully (in one single trip to the Collection Box, refer to section 2.13) ⇒successfully (with one single trip to the Collection Box, refer to section 2.13)

いゃ、これなんか、どっちでもいいです。ここら辺は、TCとしてのコダワリなのでしょうか!?(笑)

The SUPER or SUPER+ objects generated by BLUE team can only be collected by the BLUE team itself. The SUPER or SUPER+ objects generated by RED team can only be collected by the RED team itself.

The SUPER or SUPER+ objects can only be collected by the team that generated the objects. For example, the SUPRE or SUPRE+ objects generated by BLUE team can only be collected by the BLUE team.

これなんかは、ほとんど全部を修正してくれています。でも、この説明の方がより分かりやすいです。

 

2.13.1 The dimensions can be less than 30cm x 30cm. ⇒The dimensions are less than 30cm x 30cm.

これも、私には違いが良く分かりません・・・

 

2.14.3 locate the real world away from sources of magnetic fields ⇒ place WORLD_1 (the real world) away from sources of magnetic fields

磁気の影響を受けるのは、勿論、現実のロボットを使った競技だけです。だから、WORLD_1という説明を追加してくれました。

 

3.2.4  If a team fails to transport within the first 5 minutes, ⇒If a team fails to transport from ROBOT_1 to ROBOT_2within the first 5 minutes,

ここの transport の意味が良く分かりませんが・・・5分が経過しても、ROBOT_1 から ROBOT_2 への切り替えができない場合は・・・ということでしょう。

 

こんなところでしょうか・・・

(4章以降は、既に正式版を解読済)

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CoSpace Rescue 2016 Appendix D: Real Arena Suggested Building Instruction

2016-05-09 | Rescue Rules 2016

付録D 現実競技用のアリーナの構築例

 

The following is the suggested instruction for building the real arena for CoSpace Rescue Secondary category. This instructions are applicable only for the World Championship organisers.
1. Cut a piece of 240cm x 300cm plywood or fibreboard (about 1.5cm thickness is adequate). The surface of the board may be either smooth or textured. You may also join a few small ones together. Please make sure the joint is smooth. It should not affect the real robot movement. 
2. Lay the board on the floor. The floor should be level. 
3. Paint the surface with white colour. 
4. Paste the yellow warning boundary on the board.  
5. A simple frame should be added at the edge to prevent the robot from falling if the arena is not placed on floor.

以下は、CoSpaceRescueのセカンダリのための現実競技のアリーナの構築の例です。これは世界大会の運営者のためのものです。
1.合板またはファイバーボード(およそ1.5cmの厚さで十分です)を240cm×300cmの大きさに切ります。板の表面は滑らかでも、滑らかでなくても構いません。1つの大きなものでなくても、いくつかのモジュールをつなぎ合わせて構成しても良いですが、接合部分はロボットの動きに影響しないように段差などを無くし、滑らかにします。
2. それらを床に置きます。床は水平でなければなりません。
3. 表面を白く塗装します。
4. 黄色の境界の警告線を貼り付けます。
5. もし、アリーナを床の上に直接置かない場合は、ロボットが床に落ちるのを防ぐために端に簡単な壁を付けます。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

 

CoSpaceRescueで現実のロボットで競技をやるのは、世界大会だけです。(シンガポールオープンではやるかも)

で、わざわざその世界大会運営者向けの説明です。

至れり尽くせりですね。(笑)

 

フィールドの大きさは240cm×180cmで、その周りに10cm幅の黄色の帯があります。さらにその外側に20cmの余裕を持たせるので、300cm×240cmの大きさの領域になります。

結構大きいですね。 これを(これまでは)2つ用意していました。

fibreboard というのは、木材の繊維を圧縮して貼り合わせた繊維板のことだそうです。さすがに1枚で300cm×240cmを構成するのは無理なので、何枚かを合わせて作っても良いけど、接合部分は段差などが無いように(極力するなくなるように)してね・・・ということです。

この大きな板を水平になるように床に置きます。床に直接置く場合は、周りに壁はいりませんが・・・板をテーブルの上に置く場合は、ロボットが落ち無いように、周りに壁を作ってね、ということです。

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CoSpace Rescue 2016 Appendix C: List of objects

2016-05-08 | Rescue Rules 2016

付録C オブジェクト一覧

 

Primary Category:
The colours, shape, and size of objects are fixed. They are square or round shape in general.

プライマリ
オブジェクトの色、形とサイズは、以下のように規定されます。それらは、標準的には正方形または丸い形です。

 

Secondary Category
・The shape: The shape of the objects will be any one of the following. There might be different shapes of objects in a map.

セカンダリ
・オブジェクトの形は、以下のような形かもしれません。 また実際の競技レイアウトの中には異なる形が、あるかもしれません。

 

・The size:  the inscribed circle for the 3 types object are:

・オブジェクトの大きさは以下の通り、内接する円の大きさが3種類あります。

 

・The colour:  the colour of the objects will be in the RED/GREEN categories or BLACK.

・オブジェクトの色は、赤系、緑系または黒です。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

 

これまでルール本文に書かれていたことが、付録として独立しました。

まず、プライマリは、オブジェクトの色と形、サイズが明確に決められています。(形は円と正方形の2種類ありますが) この色が(1つに)決まっているというところがミソです。

で・・・問題はセカンダリです。

まず形は特定されません。例がいくつか掲載されていますが、これ以外かもしれません・・・ということです。ただし、内接する円の大きさが決められているので、最低限の大きさは確保されます。

大きさの図に3種類の点線で書かれた円が並んでいますが・・・おそらくその円の下に(左から)RED、GREEN、BLACK を記載したかったのに忘れたのじゃないかと・・・

さて、今回の大きな変更が色です。説明に有るように「赤」ではなくて「赤系」になりました。赤っぽい色、緑っぽい色など、判定する範囲を大きく取る必要があります。(黒だけは、黒系でなく、1つに規定されています)

さらに、オブジェクトと間違わせる色が床に貼りついていたりするので、プログラムでの判定がさらに難しくなります。まあ、CoSpaceRescueも、開始してから長くなってきたので、これくらいの進化はあって当然です。 

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CoSpace Rescue 2016 Appendix B: Secondary Category Competition Setup

2016-05-07 | Rescue Rules 2016

付録B セカンダリのレイアウト例

 

WORLD_1

・The location (X& Y coordinates) of any objects including real robot, real objects, special zones, traps, marker, collection boxes, and obstacles will not be disclosed to teams.

・現実ロボットを含む、オブジェクト、スペシャルゾーン、罠、目印、収集箱、障害物などの位置(x,yの座標)は公開されません。

 

WORLD_2

 

・The coordinates of virtual robots, special zones, collection boxes, traps, signal block zones will be provided to teams. 
・The coordinates of SUPER and SUPER+ objects will be sent to team that generates the objects.

・仮想ロボット、スペシャルゾーン、収集箱、罠、信号ブロック領域の座標は、チームに提供されます。
・スーパーとスーパープラスのオブジェクトの座標は、それらのオブジェクトが生成されたときにチームに通知されます。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

 

今度は、セカンダリのレイアウト例です。

WORLD_1は、変更されていません。WORLD_2 は、やっぱり障害物が綺麗に作り込まれています。この例には沼地(灰色)がありませんね。それから、収取箱の中の紫色は何だろう・・・色の識別きちんとさせるための障害なんだろうな・・・と想像しています。(奥の丸い障害物の周りにある十字に配置された色の帯も、色を識別するための障害でしょう。チームは正しくオブジェクトを識別する必要がありますね)

セカンダリはWORLD_1には壁がなく、黄色の帯で判断します。そして、WORLD_2には、黄色の帯すらありません。Cospaceサーバーから与えられる座標情報から自機の位置を判断しなければなりません。(座標情報を与えられるので、逆に簡単なのですが・・・信号ブロック領域があり、たまに座標情報が与えられなくなる・・・という部分が難しい)

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CoSpace Rescue 2016 Appendix A: Primary Category Competition Setup

2016-05-06 | Rescue Rules 2016

付録A プライマリのレイアウト例です。

 

WORLD_1

 

WORLD_2

 

The SUPER and SUPER+ objects will be placed 15cm away from the wall (indicated by the dash-lines in the diagram; however, the dash-line will not be shown in the WORLD_2) upon generation.

・ス-パーとスーパープラスのオブジェクトは、壁から、15cm離れた場所(上の図の点線によって示される場所です。しかし、実際に点線はありません)に発生します。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

 

CoSpace Rescue のプライマリのレイアウト例です。プライマリは WORLD_1 も WORLD_2 も仮想空間ですね。そして、境界には壁があります。だから、ロボットが境界を飛び出ることは、まず無いでしょう。

今回のレイアウト例は、新たに作られたものですが・・・障害物の造形が凝ってますねぇ。

WORLD_2の Line_4 のあたりに床に貼りついている、ピンクと黄緑の領域は何でしょうか?

オブジェクトの判定を迷わすもの・・・!?

 

 

 

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CoSpace Rescure 2016 5章以降の変更された部分

2016-05-05 | Rescue Rules 2016

CoSpace Rescue 2016 のルールの5章以降で昨年から変更のあったところだけメモしておきます。

 

7.2.1 から Teams are not allowed to bring a pre-written program to attempt the challenge.  が消えました。実際にプログラムをするときには、ゼロから作り始めるのではなく、何かのプログラムを改造しながら作りますよね。(M&Yもそうしていました。)だから、実質的に実行されないルールは削除した、という改善なのだと思います。

 

7.2.2 は All members ⇒  All team members に変更されました。まあ、実質的な変更ではありません。

 

7.3 は Best Programmer callenge ⇒ Best Strategy Challenge に賞の名称が変更されました。プログラミングの賞なので、変更前でもおかしくはありませんが・・・戦略というか作戦という意味で Strategy の方が良い表現だと思います。(でも、この賞の名前を日本語にしにくいなぁ)

 

7.4.1 は total points ⇒ total GAME POINTS (refer to section 4.5.10) に変更されました。これは、point という表現が、得点を表しているのか、勝ち点(ゲームポイント)を表しているのかはっきりしなかったので、これも表現の改善ですね。

それから、 the same total points ⇒ the same result に変更されました。これも中途半端な point という表現を止めた結果だと思います。

さらに If the total round robin points are still the same, the team with the higher points in WORLD_2 will be the winner.  が追加されました。勝ち点が同点の場合は、テクニカルチャレンジの得点が高いチーム、次が予選リーグの総合得点が高いチーム、さらに、WORLD_2の得点の多チーム、の順で決めます。

 

7.4.2 は The winner of the quarter-finals の quarter-finals が追加されました。項のタイトルにあるのに本文に無かったのがおかしい。これも表現の改善です。

それから2つ目の文章は If match is drawn, teams will be going for re-match. とすっきりしました。同点なら、再試合・・・はい、そうですよね。

 

7.4.3 は、まずタイトルが Best Programmer ⇒ Best Strategy Award に変更されました。

それから、Best Programmer ⇒ Best Strategy Challenge に変更されています。

 

 7.4.4 Best Novice Team Award
・The winning team must consists of all new members from a new team and a new school.
・The team must be one of the top 4 teams in its age group.

7.4.4 初参加チーム賞
・ 初めて参加する学校のチームで初めてのメンバーで構成された初めてのチームです。
・ チームは、各年齢層のベスト4のチームのうちの1つでなければなりません。

7.4.4 は新規に追加された賞です。初めて参加する学校の新しいチームがベスト4に入ると貰える賞です。ちょっと翻訳のセンスが無くて済みません。要するに初めて参加する学校のルーキーチームのための賞です。ただ、「初参加の学校」というのをどのように判断するのでしょうか? 毎年の参加履歴を管理するのは、大変だと思います・・・

 

7.5.2 賞が変わったので、表彰対象も変更されています。

Best Programmer Award ⇒ Best Strategy Award に変更
Best Novice Team Award を追加 

 

8.2.7 の後半に They are not allowed to be involved in programming of students' robots. Mentor interference with robots or referee decisions will result in a warning in the first instance. If this reoccurs, the team will risk being disqualified. が追加されていますが、8.2.8 8.2.9 をまとめただけで、変更ではありません。

 

はい、こんな感じでしょうかねぇ。

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CoSpace Rescue 2016 4.9 Interruption of Game

2016-05-03 | Rescue Rules 2016

今回のお題は「競技の中断」です。

 

4.9.1 In principle, a game will not be stopped during gameplay.
4.9.2 The referee can end a game when all objects have been collected by the robots.
4.9.3 The referee can stop a game when the game coordinator/referee needs to discuss an issue/problem with the OC/TC. The game will be called “time-out” in this case.
4.9.4 Teams are not allowed to quit a game 5 minutes after the game started.

4.8.1 原則として、競技を途中で止めることはありません。
4.8.2 全てのオブジェクトが収集された場合に、審判は競技を終了します。
4.8.3 プラットフォームの作成者や審判が、発生した問題についてOCやTCと議論する必要が生じた場合に、審判は競技を中断することができます。このような場合を「タイムアウト」とします。
4.8.4 チームは、競技が始まって5分間経つと競技を止めることができません。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

 

競技の中止に関してのルールですが、項番がずれただけで、変更はありません。

 

4.8.4 だけが謎です。競技開始後、5分が経過した後は、競技をやめられない・・・何で?

逆に、5分が経過してなければ、やめても良いの?

4.7.2 で、ロボットの怪しい動きが、競技進行停止でも解消しない場合は、競技を止めても良いと書かれているのと矛盾しませんかねぇ。

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CoSpace Rescue 2016 4.8 Penalty

2016-05-02 | Rescue Rules 2016

今回のお題は「ペナルティ」です。

 

4.8.1 It is compulsory for teams to specify the team name in virtual games. Teams will be given a verbal warning if they failed to do so for the first time. The team will be disqualified for the current game if the team fails to add the team name for the second time.
4.8.2 If a virtual/real robot is hit/attacked by another virtual/real robot, the attacking robot will be separated from the attacked robot and repositioned at the same location with different orientation (if there is collision), and be frozen for 10 seconds. There will be no point deduction.
4.8.3 If two virtual/real robots bump into each other, both robots will be separated from each other and repositioned at the same location with different orientation (if there is collision). Both robots will be frozen for 10 seconds. There will be no point deduction.
4.8.4 For the Secondary Category, if a real robot moves out of boundary, the robot will be placed inside the competition arena and then be frozen for 10 sec. There will be no point deduction.
4.8.5 If a robot repeats its action (looping – one type of “lack of progress”), the team captain can request to relocate the robot to a different location but close from where it was. However, the robot will be frozen for 10 seconds after relocation. The team can only call relocation up to 3 times in each game. The referee will keep track of the number of relocations requested.

4.8 罰則(ペナルティ)
4.8.1 仮想競技においては、必ずチーム名を指定します。チームがそれをしないのが初めての場合は注意を受けます。再びチーム名を指定しなかった場合は、その競技は失格となります。
4.8.2 仮想/現実ロボットが、他の仮想/現実ロボットに一方的に衝突した場合は、衝突した側のロボットを離します。(衝突した場合は同じ場所で逆方向に向けます)そして10秒間停止させます。減点はありません。
4.8.3 2台の仮想/現実ロボットがお互いに衝突した場合は、同じ場所で両方のロボットを逆方向に向けてロボットを離します。両方のロボットは10秒間停止させます。減点はありません。
4.8.4 セカンダリのロボットが境界から出てしまった場合は、ロボットを競技アリーナに置いて、10秒間停止させます。減点はありません。
4.8.5 ロボットが少なくとも10秒間、同じことを繰り返し行った場合(ループした場合:競技進行停止の一種)には、チームのキャプテンは、ロボットを別の場所に移動することを要求できます。その場合、ロボットが移動した後に、10秒間停止します。チームは、各々のゲームにおいて移動を要求できるのは」最高3回までです。 審判は、移動の要求の数をカウントします。

 

 

こんな感じでしょうかねぇ。

 

4.8.1 ちょっとだけ変更されました。仮想競技では、チームは必ずプログラムの中にチーム名を入れる必要があります。これを忘れると(指定しないと)・・・一回目は注意、二回目以降は、その競技は失格となります。これは、けっこう厳しいですよね。おそらく、両チームのプログラムをCoSpace サーバーにアップロードするときのスタッフ側の手作業のミスを無くすための安全策なんだと思います。

これまでは、一回目はイエローカード、二回目はレッドカードでしたので・・・実質的には変わりません。

the second time in a virtual game. の in a virtual game が消えましたが・・・これも、あんまり関係ありませんね。

4.8.2 4.8.3 は、ロボットが衝突した場合の操作です。AがBに衝突した場合は、Aを移動して、10秒間停止します。AとBがお互いに衝突した場合は、AとBの両方を移動して、両方を10秒間停止します。ここの判断は・・・審判(人間)がやるので、ちょっとアナログ的かと・・・

4.8.4 セカンダリのWORLD_1での現実ロボットが境界を越えてフィールドから出てしまった場合のことです。赤い文字が無いのですが、変更されています。 これは変更というか、これまで説明が正しくなかったものを、正しく修正したようです。

the robot will be frozen for 10 sec and then be placed inside the competition arena. ⇒ the robot will be placed inside the competition arena and then be frozen for 10 sec. 
これ、違いが判りますか?

昨年は、「10秒停めてから、ロボットをフィールド内に戻す」でしたが、正しい操作(運営)は「フィールド内に戻して、10秒停止」でした。だから、そのように文章を正しました。

これも、実質的なルール変更で無いので、赤くしていないのでしょうね。

4.8.5 はロボットが同じ動作を繰り返すなどで、チームメンバー(キャプテン)がロボットの移動を申告する場合です。 

赤くなっていませんが  If a robot repeats its action for at least 10 seconds の for at least 10 seconds が消えました。別に、10秒間同じ動作を繰り返さなくても、チーム側が申告すればロボットの移動を認める、ということです。

しかし・・・最後に追加された文章には・・・ロボットの移動の申告は「一回の競技で3回まで」です。

これは、実質的に、チーム側が申告する競技進行停止に該当するのですが、回数を制限する素晴らしい変更だと考えます。

ただし・・・この申告回数を審判側はカウントしなければならないので大変かも・・・

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CoSpace Rescue 2016 4.7 Lack of Progress

2016-05-01 | Rescue Rules 2016

今回のお題は「競技進行停止」です。

 

4.7.1 Lack of progress occurs when there is no progress in a game play for 10 seconds and the situation is not likely to change. A typical lack of progress situation is when a real/virtual robot is stuck. The referee will call “lack of progress” and will move the robot to a different location but close to where it was located.
4.7.2 A team may decide to stop a round early if the lack of progress cannot be resolved. In this case, the team captain must indicate to the referee the team's desire to terminate the game. The team will be awarded all points achieved.

4.7.1 競技において10秒間進展が無い、そして状況が変わりそうにない場合に、競技進行停止になります。典型的な競技進行停止は、現実/仮想ロボットが動けなくなった場合です。審判は「競技進行停止」を宣言して、ロボットを近くの他の場所に移動します。
4.7.2 競技進行停止でも解決しない場合には、チームはラウンドを早く終了することができます。この場合は、チームのキャプテンは審判にゲームを途中で終了することを要望します。それまでに得た得点が、チームの得点になります。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

 

日本では、「競技進行停止」と普通に言いますが・・・最初に Lack of progress を訳した人は素晴らしいです。

今、普通に訳すと、「進行しない」とか「動かない」とか、そんな感じで、「競技進行停止」などというカッコイイ言葉は出てこないと思います。

さて、CoSapce Rescue の競技における競技進行停止ですが・・・

大きく分けて2種類あります。

①CsBotが競技進行停止を勝手に判断するもの

②人間(チームメンバー)が判断して申告するもの

 

①は、ロボットが動けなくなった場合です。障害物の間にはまるだとか、ロボットがひっくり返る場合もあります。とにかく、ロボットが動けなくなると、10秒後に勝手に競技進行停止になります。

さて、①以外は、チームメンバー(申告できるのはキャプテンだけ)が「競技進行停止」を申告して審判が認めると、競技進行停止になります。

CoSpace Rescue では、競技進行停止は何ら(得点や時間の)ペナルティ(得点や時間)になりません。

ただ、この「競技進行停止」ですが・・・次の「ペナルティ」との区別がよくわかりません。

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CoSpace Rescue 2016 4.6 Human Interference

2016-04-29 | Rescue Rules 2016

今回のお題は「メンバーの干渉」です。

 

4.6.1 Except for a lack of progress, human interference (e.g. re-locate a real/virtual robot to any reset point) during the game is not allowed unless permitted by the referee. A violating team can be disqualified from the game.
4.6.2 In any case, only the team captain is allowed to communicate with the referee.

4.6.1 競技進行停止の場合を除いて、審判によって指示されない限りは、競技の間にチームメンバーの干渉(例えば、現実/仮想ロボットを再スタート場所に移動するなど)は許されません。守らないチームは失格になります。
4.6.2 いずれにせよ、審判と交渉することができるのは、チームのキャプテンだけです。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

 

審判の指示が無い限り、競技中のロボットに触れてはいけません。

これは、どのレスキュー競技の場合でも同じですね。

CoSpace Rescue の仮想競技の場合は、触れたくても触れられませんが・・・

項番が変更になっただけで、昨年からの変更はありません。

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