Re: The history of "M&Y"

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RoboCupJunior JAPAN の競技体系

2024-10-01 | RoboCup2025
RCJJ(RoboCupJunior JAPAN)のWEBサイトで、2025年のジュニア・ジャパンオープンの競技運営指針が公開されました。



まず、競技体系が変わりました。

Soccer League(サッカーリーグ)
  World Class(ワールドクラス)
   ・Soccer Open(サッカー オープン)
   ・Soccer Lightweight(サッカー ライトウェイト)
  Challenge Class(チャレンジクラス)
   ・Soccer Lightweight Youth(サッカー ライトウェイト ユース)
   ・Soccer Entry(サッカー エントリー)

Rescue League(レスキューリーグ)
  World Class(ワールドクラス)
   ・Rescue Line(レスキュー ライン)
   ・Rescue Maze(レスキュー メイズ)
   ・Rescue Simulation(Webots-Erebus)(レスキュー シミュレーション)
  Challenge Class(チャレンジクラス)
   ・Rescue Line Entry(レスキュー ライン エントリー)
   ・Rescue Maze Entry(レスキュー メイズ エントリー)
   ・RCAP CoSpace Rescue RCAP コスペース レスキュー)
   ・RCAP CoSpace Automous Driving(RCAP コスペース 自動運転)

OnStage League(オンステージ リーグ)
  World Class(ワールドクラス)
   ・OnStage(オンステージ)
  Challenge Class(チャレンジクラス)
   ・OnStage Entry(オンステージ エントリー)

競技としては
Soccer Lightweight Youth
が追加になりました。
それから、CoSpace の名称に RCAP が付きました。
CoSpace は RoboCupJunior の正式競技じゃないから、と想像するのですが・・・(→正式競技じゃなくなったから)
そうすると、Challenge Class の競技はすべて、「RoboCupJuniorの正式競技では無い」になりますけどねぇ。

これまでは、ワールドリーグ / 日本リーグ と別れていたのですが・・・各競技(サッカー / レスキュー / OnStage)の下に ワールドクラス / チャレンジクラス というような「クラス」が付きました。

それから、全部英文字で書かれていますが、英文字が正式名称になったのでしょうか?

これまで、あまり気にしていなかったのですが・・・
CoSpace の2つは、まだやってるの?(まだやるの?)
この2つは、何でレスキューリーグの下にあるの?
CoSpace Rescue は良いとしても、CoSpace Autonomous Driving はレスキューじゃないでしょ!

さて、この競技運営指針(まだ、初版だからバグがあるのかもしれませんが・・・)を読んでみます。

私が「んっ!」と思ったのは・・・

2.c.チーム人数
 iii. Rescue League(Challenge Class) : 1 名以上 2 名以下 
 iv. RCAP CoSpace (Challenge Class) : 1 名以上 4 名以下 
あれ、RCAP CoSpace は Rescue League(Challenge Class)じゃないの?
競技体系と合っていません。 
ついでに書くと、 RCAP CoSpace Rescue も  RCAP CoSpace Automous Driving も、ルールには「チームメンバーは2~4人」と書かれているのですが、一人でも良いのは日本固有のローカルルールでしょうか?

2.e.ii の一番下
それから、相変わらずシミュレーション系の3つの競技は、ブロックと関係なく参加募集があるようです。(重複エントリーのチェックができないから、これをやめて、って前回の総会で提案してもらったのですが・・・何も変わりませんでした)

2.g チーム関係者の競技運営参加 
基本 1 チームにつき1人以上の協力を期待 
期待するだけなんだ・・・1チームにつき一人のスタッフ協力を強制しても良いと思うのですが・・・

4. RoboCup2025 への推薦
ただし、推薦されるチームはメンバー全員が推薦対象となる大会参加資格を満足することが条件となります。 対象年齢などの参加資格を満たさないメンバーを外して、推薦対象となる大会参加資格を満足できるチームは、推薦対象となります。
最初の文で、「メンバー全員が大会参加資格を満たすことが必要がある」と書かれています。しかし、次の文で「参加資格を満たさないメンバーを除いて、残りの人で参加資格を満たせば推薦する」と書かれています。
この2つの文章・・・矛盾してませんか?(笑)
現実的には、後の文章だけあれば良いですよねぇ。

6.a.iv. Soccer Entry (サッカー エントリー) 
適用ルール:「RoboCupJunior Soccer Rules 2025」をベースとしたワールドリーグと同じ日本語版ルールを適用します 
ワールドリーグじゃなくて World Class に変ったんじゃないの?

6.b 
Rescue Line と Rescue Maze ですが、
2025 ルールを適用します。但し、フィールドの作り直しが必要なルールの変更がある場合、または、2024 年末までに正式ルール(英語原版)の公開がされない場合は、2024 ルールを適用 します。 
2024年末までに2025ルールの正式版が公開されても、(現実的には)2025年ルールではやりませんよね。2025年ルール(英語版)が公開されて、2025年ルールの日本版が公開されて、2025年ルールでの実施が可能(ルールに対応したフィールドを用意できるとか)になって、初めて2025年ルールでの実施になると思います。 だから・・・単純に2024年ルールで実施、と言うことだと思います。
(同じレスキューでも Rescue Simulation は、「2024年ルールで実施」と書かれています。 素直でよろしい!)

個人的には、その年のルールで実施するのが望ましいと思います。(2025年の競技会は2025年ルールで実施する) もし、次回(2025年)の日本大会を2024年ルールで実施するとしたら、世界大会に参加したチームだけが(世界大会で)2025年ルールを体験できます。 そして、次の年の日本大会を(一年遅れの)2025年ルールでやるとしたら、世界大会に行ったチームか有利になりますよね。(体験済だから) ということで、世界大会に行ったチームが勝ち続けることになります。(まあ、M&Yも昔、そんな状態だった!)
これ、公正、公平なの(!?)

6.b.v. Rescue Maze Entry (レスキュー メイズ エントリー) 
年齢制限と参加資格が、めっちゃ分かりにくいです。

年齢制限 : 中学生以下(ブロック大会参加時の学年)とします。 (2023 新設のレスキュー メイズ エントリのみ、暫定措置として、19 歳以下(2024 年 7 月 1 日時点)とします。)
最初に「中学生以下」と書いておいて、「19歳以下が参加可能」と続きます。
最初の「中学生以下」はいらないですよね。
あと 2024年7月 は 2025年7月 のことだと思うのですが・・・

参加資格は、さらに難解です。
参加資格 : 過去のジャパンオープン(含む日本リーグ)に参加したチームに所属した選手は、 同一競技での出場は不可とします。
但し、暫定措置: 2023 新設されたレスキュー メイズ エントリのみは、
 (a) ➀過去のジャパンオープンでのチャレンジクラス(旧日本リーグ)同一競技への出場経験は 問わない。 
(b) ➁過去のジャパンオープンでのワールドリーグ メイズ以外のワールドリーグへの出場 経験は問わない。 
まず最初に、「過去に日本大会にメイズエントリーで参加した選手は、メイズエントリーに参加できない」と書かれています。
しかし、その後に「過去に日本大会に日本リーグの競技の参加経験は問わない」と、最初の文を全否定!(だったら、最初の文はいらないでしょう)
最後に「日本大会に Rescue Maze で参加した選手は参加できない」という新たな条件が示されています。 ということで、実質最後の条件だけで良くねぇ!

6.c.i. OnStage (オンステージ) 
ジャパンオープンではサブリーグを設けません。RoboCup2024 が複数のサブリーグで行われる場 合は、ワールドリーグの上位チームから推薦するサブリーグを決定します。 
RoboCup 2024 は RoboCup2025 のことだと思うのですが・・・

はい、以上です。

うん、恐らく昨年の競技運営指針の文書を、ちょちょっと修正して使いまわしているのでしょうけど・・・凡ミスが多いですよねぇ。
コメント
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