ジャパンオープン大阪2010での実際の競技のやり方ですが・・・
まず、競技時刻と競技アリーナは、初日に全てのチームに割り当てられました。
1つのチームは、2日間に3回の競技があり、フィールド1、2、3の全てのフィールドを1回づつ巡るようになっていました。
各チームも持ち時間は、10分間で、最初の2分は練習で、2分後に競技開始になりました。
競技時間は8分間で、8分を過ぎると時間切れになりました。 (そして、すぐ次のチームの練習時間に入ります。)
時間の区切れについては、スタッフが「あと一分で競技開始です。」とか、「あと30秒で競技終了です。」とかアナウンスして、3つのフィールドで同時進行していました。
あれだけの競技チーム数なのに、ちゃんと時間通りに運営できたのは素晴しいと思います。
実際の競技は・・・
練習時間(2分間)が始まると・・・3角錐のサイコロ(っていうのかなぁ?)を選手に振らせました。 その三角錐には、1、2、3の数字が書いてあり、出た数字によって被災者(缶)の置く場所を決めました。
(缶を置く場所はあらかじめ、1はここ、2はここ・・・と決められていました。)
審判は、出た数字によって、指定された場所に缶を設置します。 (立てて置きます)
選手は、缶の置き場所を見てから、プログラムを変更したりすることも可能でした。
2分間の練習時間が終了すると、いよいよ競技開始です。
スタッフがアナウンスで「5秒前、4、3、2、1、競技開始です。」と言うと、副審はストップウォッチで計測を開始しました。 たまに、プログラムの修正などでパドックに戻ってしまうチームもありましたが、スタート(計測)は始めました。
ロボットがレッドゾーンに入り、被災者を避難場所に移動すると競技は終了になりました。
また、競技中はいつでも、途中棄権を宣言できました。
途中棄権した場合は、競技時間の記録は8分になりました。
競技が終ると、主審、副審、選手が記録内容(得点)の確認をして、それぞれがサインして終了です。
2010年ルールでは、他チームと協力するマルチチーム(世界大会ではSuperTeam)が無くなってしまいましたねぇ。 あれこそ、他チームとの交流に良かったのに・・・
これから、被災者の数とか増えるんでしょうか?
ルールには、「同じフィールドのロボットの無線通信はOK」というのがありますが・・・どういう場合に、同じフィールドにロボットが複数あるのでしょうか?
(勿論、練習フィールド以外で・・・笑)