MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

仕込み完了

2010年06月05日 | Weblog

毎年恒例の梅酒の仕込み。

毎年自宅で漬ける梅酒は
『古城』という青梅(きりっとした味に仕上がる)を使い
ブランデーベースで、砂糖は少な目に仕込みます。

梅酒のビンの置き場所は
我が家で一番安定した環境であるところの
グランドピアノの下

            
というわけで、昨年も
すっきりコクのある『ブランデーの風味を残した味
に仕上がるはずだったのに、

おすそわけした友人からは
日本酒みたいな味がするよ」と。

そんなはずは。

確かに去年は邦人のピアノ曲をいっぱい聴かせましたが
(↑「かごめ変奏曲」とか)
演奏した曲で味が変わりますか

で、今年。
せっかくブランデーを使っているのに『日本酒』は悲しいので
梅を南高梅(フルーティーに仕上がるはず)に替え
氷砂糖も大きめのロックでゆっくりエキスを抽出することに。

とどめに、今年は
バロック・古典・ロマン・近代と
まんべんなく、バランスの良い曲目で練習する予定です。

            
あ、ショパンイヤーなので
年末の発表会に向けては
ショパン率高くなっていきそうですが。




お金のかかる大学。

2010年06月03日 | 音楽教室

レッスン最後の方の生徒さんが
クラブの練習を抜けられないということで
お休みの連絡を入れてくれました。
思わぬ休憩時間。

ちょっと外の空気を吸ってこようと部屋を出ると
隣室の生徒さんのお母さまが迎えにいらっしゃって
スタッフさんと世間話中です。

            
「で、家の子音大に行こうかなとか言っているのですけど…」
ほほ~それは それは。
「音大なら、勉強そんなにいらへんし、とか言うのですよね」
あー、いらない事は無いですけれど、入試に関しては確かに…
でも代わりに練習はいっぱい必要ですよ。
でも、音大って医大の次にお金かかるって言うでしょう?
あ、そうだったのですか?

確かに、音大は学費が高いとわかっていますが
『音大ではない大学』の学費の相場を知らないので
へ~、という感じです。
【医大の次に】ですか。どのくらい差があるのだろう。

            
私が通った音大は年平均200万円くらいだったはず。
単純計算すると4年で800万円。(ひたすら両親に感謝です)

他の音大の学費(4年間計)をHPで調べてみると
桐朋学園が やはり800万円強
武蔵野音大は900万円弱
東京芸大はそんなに高くなくて300万円くらい?

地元(関西)の私立大学の学費を調べると
平均して、年間160万円前後でしょうか。
2割くらい安くなるのですねー。

じゃあ、噂の【一番お金のかかる私立医大】は?

調べてみました。

私立大学医学部 6年間2000万~5000万円

桁が違いました。うわあ・・・。

音大卒業して、音楽と無関係のお仕事する人は多いですが
医大卒業して、医療関係の仕事に就けなかったら
どうするのだろうー と、他人事ながら気になりました…。

前半戦 〆の月

2010年06月01日 | 音楽教室

6月です。水無月です。
ここが一年の折り返し地点。
半年経ったら師走。

だから、今はわりあい余裕がある時期なのです
本来なら。

            
秋の発表会の選曲・曲渡しの時期でして
これは毎年のことですから覚悟していましたが

何故か今月から新しい生徒さんが、次々にご入会。
しかも、皆さま初心者で楽器なし
年齢は下から上までバラバラ

教材、どうしよう
              
楽器が無いということは
小さい生徒さんの場合
どんどん弾いていくタイプの本は使えないかもしれない
レッスングッズは必須でしょう。
でも、いずれは使うことになるから
ソルフェージュ重視で力をつけていくとして、
次の段階の時どの本を使っていくのか

いろんなテキストを広げ
ああでもない こうでもないと頭を悩ませていましたら

これまで発表会には出ない!と言っていた生徒さん
グレードを受けるから今回は休むと言っていた生徒さん
今年は出そうな気配


さらに楽譜をひっくり返しております。
もう どれが誰の楽譜やら。

八百万の神様、1週間でいいですから
私に1日26時間ください。