MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

とりあえずヨーロッパ

2012年06月03日 | 音楽教室
レッスンで取り上げるピアノ作品の数々ですが

モーツアルト・ベートーヴェン・バッハ
ハイドン・チャイコフスキー・ショパン 
などなどの作曲家の作品は
必ずどこかで出会うもので

ただ弾くだけではなく
ある程度の『音楽史』
時代背景やその国の様子
作曲家のエピソードなどいろいろ伝えて
その生徒さんなりに
イメージを持ってもらうようにと思っています。

とはいえ
一回さらっと話したくらいでは
そうそう記憶に残るものではなく

三回・四回・五回…
というか これで何度目だ?というくらいに話しても
情報は記憶の彼方へ~
という事も日常茶飯事でございます。

先日も
チャイコフスキーは どこの国の作曲家?
と おさらいしようとしたところ

「えーと… ヨーロッパ?」(← 中学生)
大ざっぱ過ぎる。

ロシアなんて巨大な国、ヨーロッパで片付けないでください。
(厳密には アジアにもまたがっていますしね)
 
という話を同僚にしたところ

「バッハはどこの国の作曲家?と聞いたら
 私のところの生徒も『ヨーロッパ』って答えた…」

EUのせい?と 二人顔を見合わせましたが
場所がはっきりしないまでも
ドイツ・フランス・イタリア・ロシアくらいは
名前として覚えようよ、と意見一致。


うーん
教室に世界地図を置かなくては。