村越正海の釣り日記

プロアングラ-村越正海の「釣り」「遊び」「自然観察」日記。ある日突然おもいついたことや最新情報も真っ先に。

昨日の釣り

2012-01-31 08:31:00 | Weblog

昨日のブログに対してさっそく多くのコメントをいただきました。

ありがとうございます。

ただちょっと、ぼくの説明不足でした。

もう少し詳しく説明すると、トトトトッとやってきた小船の漁師が目の前で、「網を入れるから仕掛けをあげろ」的なことを言ってきたので、「横に入れればいいじゃないか」とぼくが答えた後の行動でした。

仕掛けをあげろと言われてその通りにすれば、結局釣りができなくなるので、その後も取材が続行できるよう頑張ったというわけです。何せ午後3時過ぎで、すでに釣り場を移動する時間もない状態だったのです。

漁師さんも仕事ですが、ぼくたちだって仕事をしていましたから、仕事という点では同等です。

ともあれ、仕掛けをあげなかったらどうなるか、という実験でもありました。

別の漁師さんが先に入れておいた網を引っ掛けて放り投げ、その場所に自分の網を入れるなんてことは決してしないでしょうから、やっぱり釣り人の立場が踏みにじられているとしかおもえませんね。

 

誰のものでもない海岸線で普通に釣りができる日本であったらいいのになぁ、と心からおもいます。

 

そしてもうひとつ断っておきますが、間違っても現場で漁師さんと激しくやりあうなんてことはいたしません。

ジャーナリズムの末席を汚す人間として、できるだけ冷静に状況を見つめ、把握し、できる限り克明に記録したうえで、問題提起をしてゆくつもりです。

 

ともあれ今日もよい天気になりました。家の中より、日の当たる海岸の方が間違いなく暖かい。

時間のある方、今日は釣り日和ですよ!

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伊豆半島のブダイ釣り

2012-01-30 23:34:05 | Weblog

 伊豆半島へ、ブダイ釣りに行ってきました。

 が、しかし、まさかのボウズ。

 原因は……、色々あります。

 最初は仁科へ向かいました。大好きな地磯へ入ったものの、波が大きく、おもったような釣りが展開できないため、須崎半島へ移動。

 しかしここも波が荒く、早々に切り上げ。

 そして、たどり着いたのが石廊崎近くの某地磯。

 干潮だったこともあり、「よしよしここなら釣れそうだ」とほくそ笑んでいるところへ、エビ網を積んだ小船がやってきた。実は、この釣り場へ来る前に寄った港でも、エビ網漁師が防波堤を取り巻くように網を入れてしまったため、竿を出さずして移動してきたのである。

 

 最初は、やや離れた場所の磯際へ、サラサラとエビ網を仕掛けてゆく。

 あっちこっちへ網を仕掛けた後、ついに目の前にやってきて、

 ↑ 手カギでぼくの道糸をひっかけ、

↑ ぐいぐいと手繰って引き上げ、

 道糸を丸めて仕掛けをこちらへ放り投げた!

 

 そして、目の前にわがもの顔でエビ網を仕掛けてゆく。

 かくして本日の取材は続行困難となり、終了。

 確かにエビ網を入れることのできる「漁業権」を持っているのだろうが、だからといって先入の釣り人を排除するような権利は持っていないハズだ。

 少なくとも、ぼくたちには、禁止エリアでもない限り、自由に釣りをする平等な権利があるハズだ。

 今日は、何ともやるせない気持ちで伊豆半島を後にしたのだった。

 大好きだった伊豆半島が、ちょっぴり嫌いになった。

 

 

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水仙の花

2012-01-29 17:08:22 | Weblog

 この写真は、先日、本ブログにて掲載した酒匂川飯泉取水堰のしゅんせつの様子です。

 実は、2000年に計画された「美浜作戦」により、この堰に溜まった砂は海岸へ運ばれているのです。

 運ばれている先は、小田原市の「御幸の浜」と「国府津海岸」。今回の工期予定は3月下旬までで、「御幸の浜」に1万立方メートル、「国府津海岸」に5000立方メートル運ばれるらしい……。

 人間の都合で自然に手を加え、それによって変化する自然を少しでも元通りにしようと再び手を加える――。何か変な気がしませんか?

 便利であることはありがたい。しかし、何もかもが「ちょっと行き過ぎ」ではないかと最近つくづく感じる。

 ↓ これは現在の小八幡海岸。

 この、コンクリートだらけの砂浜が美しいとは到底おもえない。

 かけがえのない地球をこんなにいじくりまわしてよいのだろうか。

 便利になればなるほど、自然が遠ざかってゆくような気がしてならない。

 

 ↓ 道端で見つけた水仙の花。

 

明日は、伊豆半島へブダイ釣りに出かける予定です。

 

 

 

 

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蔵出しエッセイ①

2012-01-29 11:18:10 | Weblog

 今月21日に発売された『SALTY』をご覧になって気付いた方も多いだろうが、長期に渡り連載してきた『暗釣模索』が載っていない。前号(12月21日発売)をもって終了したためだ。

 

 スタートは『SALTY』の前身である『ルアーフィッシング情報』創刊時の1996年。実に15年以上続いた連載であった。

 ご愛読いただいた方々には、この場を持って心より謝意を表したい。

 

 ありがとうございました。

 

 

 

 振り返ってみれば、ずいぶん色々なメディアでエッセイを書かせていただいている。

 これまでにいったい、どれほどの本数を書いてきたのか、見当すらつかない。

 仕事といえば仕事なのだが、釣り同様、エッセイを書くのが大好きなのである。

 

 そこで、多くの釣り人の目にとまっていないだろうとおもわれるエッセイを、今後、このブログ内にて少しずつ紹介してゆこうとおもう。題して『蔵出しエッセイ』。

 

 ハードディスクに納めたデータを紐解く作業そのものも、きっと楽しいに違いない。

 

 沖縄帰り直後でもあり、まずは、こんなエッセイから……。

 

 

 

 

 

<美しい海よ永遠に>

 

 

 

「今まで行った中で最もきれいだった海はどこですか」と問われ、モルジブか? チューク(旧トラック諸島)か? ヤップか? と答えに窮したことが幾度もある。

赤道周辺の、流入河川の少ないサンゴ礁帯の海ならば、透明度は少なくとも30メートル、条件次第では50メートルに達することもあるのだ。

世界を見渡せば、類する海はあまりに多く、どこか一カ所に軍配をあげるのは難しい。

これがもし、「日本国内で」という条件付きなら、即答できる。

一つは、沖縄県多良間島の北に位置する、水納島の北側。

流入河川が全くないという環境に加え、島の南側に1家族が住んでいるだけという人為的要因も大いに影響しているに違いない。しかも、外洋に面していて潮通しがすこぶるよい。

もう随分前のことであるが、多良間島でボートをチャーターし、GT(ロウジンアジ)フィッシングに出掛けた際、あまりの透明度に驚いたことを今でも忘れない。

うっすら海底が確認できるあたりで魚群探知機を確認してみると、水深はナント40メートル超。

前述の自然環境、および人為的要因に変化がないことから、いまなお、変わらぬ透明度が保たれているものと確信している。

もう一つの海は、やはり沖縄県内。日本最西端の島として知られる与那国島。

東崎(あがりざき)と祖内港の間に小ぢんまりとたたずむ白砂海岸がある。国道から見ることはできないし、牧場の中を突っ切って海岸に出なければならないという立地からあまり知られていないが、その浜から泳ぎ出しほんの少し潜って見る水中光景は、まさに絶景。

何せ、水深3メートルほどの海底にへばりついて遠くを眺めてみると、多少サンゴで凸凹はしているものの、はるか先に地平線が見えるのだ。

水中で地平線が見えるということは、すなわち、透明度が限りなく無限大に近いということ。

浅くて太陽光が入りやすいという好条件もあるのだろうが、ともあれ驚愕の美しさである。

そして最後にはっきり言っておかなければならないのは、日本の誇る美しい海は、世界中のどの海と比較しても決してひけをとらないということ。

美しい自然環境が、いつまでも維持されることを願って止まない。

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急きょ小田原FM出演

2012-01-27 23:33:27 | Weblog

今日は、急きょ小田原FMの『ビッグフィッシュ』に出演しました。

ダイワのリール担当係長と小田原で大阪フィッシングショーの打ち合わせ(2月4~5日)をする予定だったのですが、小田原FMにてショーの宣伝と、『ニューイグジスト』の宣伝をするとのことだったので、ぼくも同行した、というわけです。

生放送が終わってからは、関係者たちと食事会。

フィッシングショーのことやら何やら、楽しく有意義なひと時でした。

ちなみに、生放送へ向かう前、国府津山へ歩きに行ってきました。

国府津山入り口から相模湾を眺めると、雪雲が一面に広がっていました。

そして帰り道で目に付いたツバキ(たぶん……。いまだにツバキとサザンカの違いを正確に判断できません)の蕾。

寒いけれど、季節は確実に動いています。 (写真は共に携帯電話にて撮影したものです)

 

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熊本シーバス&チャリティオークション

2012-01-27 11:44:04 | Weblog

今日は朝から好天で、実に心地よい。

太陽の光が当たっているところは暖かな空気に包まれています。

しかし、とはいえ、沖縄帰りの身体には、きりりと尖った空気が突き刺さってくるような感じです。

今日は釣りをお休みして、暖かい日差しのあるうちに、歩きにゆこうとおもっています。

さて、お知らせです。

明日の『ザ・フィッシング』に出演していますのでぜひご覧ください。

今回のターゲットは、シーバス。釣り場は熊本県の八代。

干潟、河口、サーフ、磯をかけずり回って魚の居所を突き止めるという「シーバス探索ゲーム」。

納得のいく番組が作れたのではないか、とおもっています。

 

そして、もう一つのお知らせは、ボートショーにおけるチャリティオークションに、『ソルティガZ6500H・DF(ドッグファイト)』を出品しました。

興味のある方は、ボートショーのホームページにてご覧ください。

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好天の沖縄

2012-01-27 01:57:39 | Weblog

最終日の沖縄は、ようやく朝から好天となった。

「今冬の最低気温を記録」と言いつつ12℃近くもあるのだからやっぱり沖縄は暖かい。

しかも日中の車内は暑いくらいで、時折クーラーをかけるほどであった。

肝心の釣果は……、何とホシギスもモトギスも釣れず、ゼロに終わった。

一つの理由は、心地よいロケーションの新たな釣り場を求めて3日目までの実績場をあえて攻めなかったこと。

そしてもう一つ考えられるのが、水温の低下。

何せ、オモリもエサも冷たくなって帰ってくる。前日までとは雲泥の差だ。

 

 

朝から一気に北へ走り、攻めること数か所。

↑こんな場所や、

↑こんな場所を攻めてみましたが、ホシギスは釣れず。

ブルルルルッ、と来たかとおもえば、こんな魚(ニセクロホシフエダイ)ばかりでした。

というわけで、今回の沖縄での釣りを終え、夜中に帰宅。

やっぱり関東は寒い。平塚の相模川河口の橋上で確認した気温は、ジャスト0℃でした。

 

では最後に、今回活躍してくれたタックルの写真を載せておきます。

ちなみに竿は、『キャスティズムT20-365』。すなわち、振り出し投げ竿、20号の3メートル65センチということ。

リールは、キャスティズムQD(クイックドラグ)。

道糸は、1・2号でした。

 

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29センチのホシギス捕獲

2012-01-25 23:32:08 | Weblog

今日は、朝から強い風と雨に悩まされ、おまけに昨日よく釣れた場所へ出掛けたにもかかわらず、今一つ釣果があがらない。

そこで、場所を大きく移動することにした。

そして、その場所で粘ること数時間。

ようやくヒットしたホシギスが24センチ。

そして、次に29センチの大ギスがヒット。

さらに、続けて27センチがヒット。

そして、釣り終了後は、お付き合いさせていただいているサングラスメーカー「RONIN」社長、今村大介プロ(サーファー)のお仲間たちと食事会を開催。

釣果のホシギスも丁寧に料理していただきました。

明日は、どこか違う場所で竿を出してみようとおもっています。

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沖縄2日目の釣果

2012-01-25 00:33:36 | Weblog

2日目の釣果は……

口火を切ったのは、この26センチのホシギスでした。

そして、沖縄在住の安座間さんが、

佐久川さんはいきなり一荷

満を持して高見沢さんも大型をゲット。

↓ これは、すぐ横のグラウンドで野球のキャンプ練習をしていた篠塚和典さん(元巨人軍)がふらりとやってきて、色々な話をさせていただきました。

感想は、一言、いい人です! 年齢は、ぼくと一緒。

この日最後の1尾は、

25センチのホシギスでした。

この日の釣果は、各自、概ね10尾ぐらいずつ。

その釣果を、

この店に持ち込んで、色々な料理にしていただきました。

 

そうそう、昼ごはんは、当然、沖縄ソバ。

写真でご判断ください。

 

明日も一日釣りまくります。

沖縄は寒いとはいえ、やっぱり暖かい!

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沖縄初日の釣果

2012-01-23 23:00:49 | Weblog

本日沖縄入り。

初日の釣果を写真でお知らせします。

ちなみに、沖縄は風が強く、決して暖かくありません。

(写真の服装よりご想像ください)

まずは、1投めに一荷。

同行の高見沢さんにも良型がヒット。

そして、最後に、25センチの良型がきた。これが本日の最大魚。

もちろん、明日は、これを越えるつもりです。

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