福島県もやっぱり暑い。
初日のシーバスは、アタリなしにて終了。
勝負は、明日に持ち越しとなりました。
福島県のシーバスシーズンは、夏。
今日は今から、シーバス狙いで福島県へ向かいます。
ドライブ中は、音楽と落語。
音楽は吉田拓郎をはじめとするフォークソングが中心。
落語は、釣友でもある春風昇太、林家ひこいち、三遊亭白鳥です。
楽しみつつ走れば、遠い道のりもあっという間。
月末なので、原稿の締め切りも気になるところですが……。
相模湾のキハダは今日も玉砕。
いいとこなしのノーヒットにて終了。
その悔しさの解消と、避暑を兼ねて取材スタッフと芦ノ湖へ行った。
小田原の気温が34℃。芦ノ湖へ到着した時点での気温が23℃。
帰りは芦ノ湖が22℃で、小田原が28℃。
素晴らしいロケーションと過ごしやすい気温で、命の洗濯ができました。
しかも……、バスも釣れました!
美しい自然の中で魚を釣ると、皆、こんな顔になります。
今日も取材のお手伝い。
予定していた海岸は、台風15号のうねりでことごとく釣りにならず。
波静かな海岸を探しての取材となりましたが、釣果はまずまず。
ラストスパートの取材風景です。
各船の情報によれば、相変わらず『エビング』が好調とのこと。
実際、船に乗ってみると、『エビング』セットを所持している人が多い。
ところが、直接話を聞いてみると、「常に持ち歩いているのですが、使い方がよくわからないし、釣ったことがない」という人が多いようだ。
そこで、『エビング』について少々説明をしておく。
ぼく自身が使用しているロッドは、『ソルティガMURAMURA76』(ダイワ=生産中止モデル)。
これは、かなり強いロッドで、バットの長さはジギングロッド程度。
代用ロッドを探すとするなら、7フィート以上で張りのある製品がよい。
リールは、『ソルティガ6500H』。
ターゲットのサイズによっては5000Hでもよいが、いつ何時大物がヒットしてくるかもしれない『エビング』においては、常に大物対策をしておかないと、後悔することになりかねないのだ。
ラインは、PE6号×400メートル。ショックリーダーは、フロロカーボン80~100lbテストナイロンモノフィラメントでもよい)をおよそ4メートル。
そこに、エビング専用の直線テンビンを結び、メタルジグ200グラムをセット。
ハリスリーダーは、フロロカーボン80lbテスト×3メートル。
フックは、ムツサークル2/0か3/0。
いわゆるネムリバリであるが、ネムリバリであることは極めて重要。キハダの口元に針掛かりさせることによって、ハリスリーダーが切られることを防げるからだ。
ワームは、『DRスティック』(ダイワ)。カラーは、ピンク系やケイムラがおすすめ。
そのワームをチョン掛けにすることも、仕掛けがらみ解消のためには極めて重要。
実釣は、船頭さんの指示ダナより10~20メートル深く沈め、そこからしゃくりあげてくる。
スピードは、速くても遅くても構わない。
そこが『エビング』の最大のメリット。すなわち、だれがやっても釣れる釣り方なのである。
ゴツゴツッとアタリがあったら、思い切りロッドをしゃくって合わせる。
一度飲みこまれたフックを口元まで引き出してこなければならないからだ。
そして、魚が掛かったら……、落ち着いてヤリトリしていただき、引き上げてくればよい!
釣行に際しては、必ず持参しておいた方がよい。いや、持参しておかないと後悔する。
ぼく自身、今やエビングなしのジギングは考えられない。
お近くの釣具店に『エビングセット』が置いてない場合は、通販ショップ『釣り具本舗』にての購入も可能です。
昨日はキャスティングで1日中キハダを狙いましたが、ノーヒット、というよりまともなナブラに投げられずじまい。
そして今日は、コマセ船に乗り込み、ミヨシで『エビング』。
ワームは、『DRスティック』(ダイワ)。
エビングのキモは、ネムリバリを使うことと、ワームを薄くチョン掛けにすること。
これが、コマセ船団。いかに盛り上がっているかお分かりいただけることでしょう。
船上では、コマセ釣りはカツオとキメジがポツポツながらコンスタントにヒットしている。
ルアーチームは……、ナント、ぼくがエビングで釣ったキメジ1尾のみ。
そのキメジは、港に帰ってからこうなりました。
コマセ船便乗のルアーフィッシングは、やはり『エビング』に尽きますね。
エサ釣り船ではできるだけ重いメタルジグがお勧めです。
『エビングセット』(セイカイコレクション)なら、200グラムセットがよいでしょう。
ちなみにハリスリーダーは、20号×3メートルでした。
帰りは、海が輝いていました。
福井県から高速道路をひた走り、ゴールが近くなってきたところでちょいと寄り道をすることにした。
立ち寄り先は、芦ノ湖。
夕方5時の気温が24℃。
小田原より5~6℃は低く、夕涼みにはもってこいの環境だ。
1時間ほどバス釣りをして、気持ちをリセット!
明日もまた暑いのだろうか……。
昨夜の釣りは好調でした。
相手は、ケンサキイカ。
釣り方は、メタルスッテを使っての、イカメタルゲーム。
釣り場は、福井県の越前岬近く。
船は、「ディープオーシャン」。
沖へ出て最初に出会うのは、日本海へ沈む夕日。
暗くなると、いよいよ釣り開始。
「おかしいな?」ってことはよくあるのですが、今回は、船長が「おかしいな?」って首を傾げるほどの、良型連発。
↓岩城さんも、
↓横山さんも、
良型のケンサキイカを連発。
シンプル極まりないこの釣りが、実に面白い。しかも、そこそこに、テクニックが必用。
興味のある方は、9月1日放送の「ザ・フィッシング」をご覧ください。
今日は、昨日走った道を逆戻りです。
久しぶりに500キロを自走して、福井県にやってきました。
夕方から出船します。
それにしても、暑い。
日中の気温は35℃。
初めての釣り。
楽しみです。