伊豆半島へ、ブダイ釣りに行ってきました。
が、しかし、まさかのボウズ。
原因は……、色々あります。
最初は仁科へ向かいました。大好きな地磯へ入ったものの、波が大きく、おもったような釣りが展開できないため、須崎半島へ移動。
しかしここも波が荒く、早々に切り上げ。
そして、たどり着いたのが石廊崎近くの某地磯。
干潮だったこともあり、「よしよしここなら釣れそうだ」とほくそ笑んでいるところへ、エビ網を積んだ小船がやってきた。実は、この釣り場へ来る前に寄った港でも、エビ網漁師が防波堤を取り巻くように網を入れてしまったため、竿を出さずして移動してきたのである。
最初は、やや離れた場所の磯際へ、サラサラとエビ網を仕掛けてゆく。
あっちこっちへ網を仕掛けた後、ついに目の前にやってきて、
↑ 手カギでぼくの道糸をひっかけ、
↑ ぐいぐいと手繰って引き上げ、
道糸を丸めて仕掛けをこちらへ放り投げた!
そして、目の前にわがもの顔でエビ網を仕掛けてゆく。
かくして本日の取材は続行困難となり、終了。
確かにエビ網を入れることのできる「漁業権」を持っているのだろうが、だからといって先入の釣り人を排除するような権利は持っていないハズだ。
少なくとも、ぼくたちには、禁止エリアでもない限り、自由に釣りをする平等な権利があるハズだ。
今日は、何ともやるせない気持ちで伊豆半島を後にしたのだった。
大好きだった伊豆半島が、ちょっぴり嫌いになった。