相模湾のキハダと、今年はどういうわけか相性が悪い。
まったくもっていいとこなし。
今年はこのまま終わるのか……、とほぼ諦めかけていたのだが、ナント、数日前からカツオとキハダ(キメジが主体)が大復活。
今朝、夜明け前に原稿書きを終わらせ、急きょ、エビングタックルを携え、庄三郎丸へ向かった。
実は、日曜日の夜、庄三郎丸の後藤勇社長から、「村越さんカツオとキハダがまた釣れ出したから遊びに来てください」と誘いの電話をいただいていたのであった。
狙うは、キハダ一本やり。
カツオの群れだろうが、シイラの群れだろうが、ただひたすらキハダを狙う。
そして、最後の最後に、ようやくヒット!
上がってきたのは、9・5キロのキメジ。
それでもまあ、貴重な釣果であったことは間違いなし。
参考までに、今日のエビングタックルを詳しく紹介しておきますので、参考にしてください。
ロッドは、ソルティガ『ヒラマサ56』HS。
リールは、ソルティガ5000。
ラインは、PE4号。リーダーは、ナイロン130ポンドテスト(先日沖縄でGT狙いに使ったままなのです)。
これに、『エビングセット200グラム』(使用したメタルジグは、『ムラジグV200』のマイワシカラー)
ハリスリーダーは、フロロカーボン20号3メートル。ハリは、ムツサークル2/0。(セイカイコレクションより発売している『エビング仕掛け』をそのまま使用しました)
ソフトルアーは、『DRスティック』のネオンピンク。
今日は、偶然にも、平塚にある行きつけの居酒屋「水連洞」のマスター、山田さんと同船だった。
ぼくのキメジがヒットするちょっと前に、明らかに数10キロはあるだろうというキハダがヒット。
まずは一気に走らせてから寄せにかかる、という手慣れたヤリトリで、もはや勝負はあったかにおもわれた。あと30メートルで、山田さんはでっかいキハダを手にするハズだった……。
ところが、突然キハダが不自然に暴れだし、一気に下へ突っ込んだ。その直後にハリスがぷっつり切れてしまったのである。ハリスを切った犯人は、おそらく、サメ。
今現在、相模湾のカツオ・キハダ釣りで最も大切なのは、サメ対策なのかもしれない。
いずれにせよ、相模湾のカツオ・キハダフィーバーは、まだまだ続きそうな勢いである。