釣り好きなら……、釣り具に埋もれて時を過ごすのは実に楽しい。
このところ、暇さえあれば釣り具部屋に籠り、徹底的に片づけをしているのだが、一向に嫌にもならず、飽きもしない。
それどころか、片付けが進むほどに楽しくなってくるのだから不思議だ。
途中で、オモリのラバー型を作ったり、その型に鉛を流し込んでオモリを作ったり、竿先にするソリッドを削ったり、エギやルアーの整理をしたり……と遅々として進まないのだが、それがまた楽しい。
不要なものは思い切って捨てるよう決心し、相当量を捨てたハズなのだが、物量が減った気配はまるでなし。
いったいぜんたい、部屋の中にどれだけの物が詰まっていたというのだろう。
目標は、GW明けまでに片付けを終了すること。
もちろん、その間に釣りへも行き、〆切り原稿も書かねばならなぬのだから、当然歩みは遅くなる。
さて、コーヒーブレイクはこれぐらいにして、＜赤い鳥＞のCDでも聞きながら、再び釣り具部屋に籠ることにしよう。
海はシケ続きでなかなか思うような釣りができません。
しかも、GWとあって、道路は渋滞。
そんなわけで、家で竿を作ったり、釣り具部屋を片づけたり（まだ片づけが続いているのです）、仕掛けを作ったりして楽しんでいる。
昨日は、イシダイ釣りに使うオモリの型作りに精を出した。
ちょっと軽めの３０号程度。
最もよく使うのは、３５～４０号なのだが、今回は、砲弾型の３０号を作ってみた。
素材は、耐熱ラバー。
釣りはもちろん面白いのだけれど、こうして釣り具や釣りに関するあれこれを作るのも大好きなのである。
それでも、夕方から濁りの入ったであろう河口へ出掛けてみた。
狙いは、シーバス。
しかし……、釣り場に到着してみると予想以上にうねりが大きい。
それでも、せっかくきたのだからとチョチョイとルアーをキャストしてみる。
しばらくして同行の釣友が、メバルを釣りあげた。
尺にはほんのわずか足りなそうだったが、良型であることに違いはない。
しかも、今、写真で見るとクロメバル（以前のアオメバル）っぽい。
頑張ればそれなりのご褒美はあるものなのですね。
GWも残すところあと３日。
そろそろ好天に転じてもらいたいものである。
