梅の季節です！

境内の梅の花も、だいぶ綻んできました。

デジカメで撮ったんですが、また取り込み方が分からなくなってしまって・・・

さて、唐突ですが「梅」ＶＳ「桜」。

どちらも日本的な花と言えますが・・・この勝負、私は個人的に（わけあって）桜より、梅の方に肩入れします。

最近は、歌謡曲でも「桜」をテーマにした曲が流行ったりしてるし、だいぶ「桜」人気優勢・・・。

「梅」はかなり押され気味です・・・。

桜は、満開になれば豪華絢爛、散り際は潔くて美しい。

確かに梅は、桜のように派手さはないです・・・。

だけど、いじらしさ、可愛らしさは梅の花にはかなわないんではないでしょうか。

梅の花のつぼみは、冬の寒さにジッと耐えてきたような趣があります。

そして結構長いあいだ咲いて、私たちの目を楽しませてくれる。

品種も多いし、バリエーションも豊富。

現代、花見といえば、「桜」ですが、平安時代は、花見といえば「梅」を見ることだったそうです。

また梅の実は、梅干になったり、梅酒になったり、クエン酸豊富で疲労回復に絶大な効果。

それにひきかえ「さくらんぼ」は、おいしいけどなんかお高くとまっている。
なんたって高価です。

また、どういうわけか梅は学問を好む木とされています。

木が学問を好むって、なんか不思議ですが・・・

学問の神様、菅原道真公が梅を愛したことに由来があるんでしょうか・・・

ちなみに道元禅師も梅をこよなく愛しました。

今日の岡野守也先生のブログは、道元禅師の『正法眼蔵「梅華」』からの記事でしたので、ぜひアクセスしてください。

梅と春と世界と

以上、梅賛美、桜批判をしましたが、やはりどちらも捨てがたいですね・・・。

でも、みなさん、もっと梅を愛して欲しいなと思います。

いろんな意味で（笑）

ちなみに桃の花も最高に可愛いですね！

これから春が楽しみです。


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ありがとうございました！