先代の像

先代の像です。

先代は、廃寺となっていた末寺、Ｔ寺を復興した功績により、Ｔ寺の開闢開山（初代住職）にもなっています。

右の大きい像は、現Ｔ寺のご住職様が、今般開山像として造立されたもの。
先代は、小学校低学年くらいの背丈しかなかったので、ほぼ原寸大です。

当寺の大施餓鬼会の際、ご遷座（場所を移すこと）し、檀家さんたちに一日だけお披露目させていただきました。

左の小さい像は、当寺の五百羅漢の一体として、先代の姿に似させて仏師さんに彫っていただいたもの。

どちらの像も生前先代を良く知っている仏師さんが彫ったものなので、特徴をよく表しています。

どちらかと言えば右の方が似てるかな・・・

右の大きい像は、いまにも怒り出しそうないつもの顔。

左の小さい像は、滅多にない機嫌のいいときの顔です。

きっと大好きな書物を読んでご満悦なんでしょう・・・

死ぬまで向学心旺盛で本が大好きな人でした。


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