むくむく通信

これからの生活スタイルを考えていきましょう!自然を愛する情報を発信します。

自然の方へ-29-

2014-01-06 | 自然の方へ
February 17, 2005
田舎暮らしの方へ-12-

田舎暮らしへの方向は、自分の経済規模の徹底的縮小への方向でもあります。
貧乏せよ!なんてこといいません、金持ち・貧乏、とゆう区分の枠外にでる方向です。
つまり田舎暮らしをめざすのは、心の開放をその目的とするからです。
心の開放とは、理想的にいえば、グローバル化経済構造からの脱却です。

生活者が心の負担としてきたことって、お金にまつわることが多いです。
いや、もう、人間関係に金銭が介在する。
家族の絆も、恋人との関係も、お金の多寡によって左右されるんですものね。
お金を多く持っていれば価値があって、少なければ価値がない。
この価値尺度の変換を自らやっていくことがルーラル化への向き方です。

実際、こんな理屈を言っていてもなにも始まらないですね。
実践していくことからしか始まらないんです。
ボクのほうは、ぼちぼち実践はじめてから、かれこれ3年がたちました。
いま職業肩書きはフリー、自由業です。
世間のコトバでいえば、失業後未就労者です(笑)

リスクヘッジの社会保障とかを全部削ぎ落としての、いまです。
いまある姿は、経済活動に参列していた生活時に貯めこんだ結果です。
つまり、悠々自適の隠居生活の部類にはいるのかも知れません。
前に、田舎暮らしをするのも初期投資資本がいることを申しました。
その結果として、いまボクがここにいることを自覚しています。

あい自然学校なんて枠をつくっていますが、この学校の課題は、
初期投資資本がなくても、田舎暮らしをはじめることが出来ないか、です。
たとえば若い世代のフリーターが、初期投資なしに快適田舎暮らしが出来ないか。
土地家屋&預貯金なしの生活者が、快適田舎暮らしを手にすることが出来ないか。
このようなヒトの実践ノウハウを作り出せないかとゆうことです。

田舎暮らしは、趣味道楽ではありません。
世の価値観、自己の価値観の変容させていくプロセスです。
その中心は、心の開放、あらたな人間関係の創生です。
(終)

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