むくむく通信

これからの生活スタイルを考えていきましょう!自然を愛する情報を発信します。

自然の方へ-25-

2013-12-21 | 自然の方へ
December 10, 2004
田舎暮らしの方へ-8-

田舎に暮らし始めると、なにかと人と人との交流が必要になります。

都会暮らしの場合、大半は、お金にまつわる関係が中心になります。
会社勤めも、自営業を営むも、これは貨幣経済中心なんです。
その観点からいうと、田舎暮らしとは、人と人の関係の中心は、
お金ではなくて、こころ、気持ち、といったものです。
貨幣経済ではなくて贈与経済という言い方がありますが、それです。

言い方変えて、アーバンライフという言い方でいうと、
その場は、お金、プライベート、個室、孤立、という場です。
そこでルーラルライフのイメージを作り出すと、
ルーラルライフとは、お金が介在しなくて、共有化、共同化、共生。
このようにイメージできるかと思います。

このように分けてくると、都会に住んでるから、田舎に住んでるから、という。
この地理的所在だけでの判断ではできないです。
田舎暮らし、という人と人の関係は、都会地でもありますし、
逆に、都会暮らし、という関係は田舎地にもあるわけです。

このように、人と人の関係をベースにして、その関係のありかた。
その上にさまざまな現象を乗せて考えるとわかりやすいですね。
トップの写真は、ほうれん草です。
このお野菜は、贈り物、頂いたものです。
ただし、そのお返しに、こちらは別のものをあげます。
ここには貨幣は存在しません。
あるのは、生産する人、それと交換する相手です。
物と物、物と労力、物と気持ち、その交換が基本形です。

ここでは、田舎暮らしの、概念を捉えておきます。

京都で写真を学ぶなら
 京都写真学校
ただいま入学受付中です

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自然の方へ-24- | トップ | 自然の方へ-26- »
最新の画像もっと見る

自然の方へ」カテゴリの最新記事