むくむく通信

これからの生活スタイルを考えていきましょう!自然を愛する情報を発信します。

芸術に向かう心

2014-04-26 | 光の玉手箱
芸術に向かう心
2006.9.30

ぼくには、芸術というと、なにか高尚な精神の産物というイメージがあるんですけど、どうなんでしょうね。高尚な精神なんてゆう表記も、ちょっとおつでおすましかげんのかっこよさ、みたいなイメージですけど、心のおもむくままに深いところへ落ちていく道筋だ、なんてことをイメージしてるんです。

水平垂直のはなしで、垂直が自己超越と自己崩壊で、芸術はやっぱり自己崩壊の深みだなと思ってしまうんですね。そうすると自己超越とは、宗教だね。

高尚な精神の反義語は、お下劣な心、とでも定義しておきましょう。いいえ、内側でね、見つめていくとね、このお下劣な心ってのが垣間見えるのですよね。高尚な精神を求めて宗教、お下劣な心を求めて芸術、っとまあ、こうゆう図式になるんだとぼくは思うんですね。

文学も美術も、宗教に交わることで営まれてきた精神だったと思うんだけど、それを切り離してしまう現代といえば、芸術は、お下劣な心の具現化だ、なんて思ったりして、崩壊の道筋をたどっている感じ・・・。


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食べることの自給自足について

2014-04-14 | 自給自足のすすめ
食べることは人の生存にとって必須条件ですよね。
この食べ物について、いろいろな問題が提起されています。
その一つが、食ビジネスのあり方やファーストフードのあり方です。

数年前には、スローフードのムーブメントが移入されてきました。
それと呼応するようにルーラルライフのムーブメントが起こってきています。
ローカルエリア・ネットワークと自給自足のムーブメントです。

スローライフ、地産地消、環境にやさしい・・・
いろいろと流行語のようにしてあたらしい言葉が生み出されてきました。
食べることの根本を見直してみようというのが、根底にあります。

その上で、個人の生き方に着目しているのが、むくむく通信社です。
あたらしいライフスタイルを自分のものにする。
それが目的です。

グローバル化とは、資本の集中化だと理解しています。
資本の集中が個人にもたらす結果は、個人をいっそう拘束していくことになる。
労働は必要だけど、心をがんじがらめにしてしまう。
それに競争に勝つことだけが優先される価値観です。

そのことから開放されるためには、自ら生産する必要がある。
このように考えているのです。
食べることの自給自足とは、心の開放につながると仮説しています。
2006.1.14 nakagawa

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身体を養うお百姓&心を養うアート

2014-04-06 | 自給自足のすすめ
<お百姓すること、アートすること>

総合文化研究の枠組みでは、生産と消費、発信と交流、
この二つの領域二つの系を、総合して研究することとしています。
個人が自立する、そのためのプロセスです。

生産と消費のサイクルは、自分の食べ物を生産し消費します。
自給自足、地産地消、そのようなキャッチフレーズで流通しています。
このような考え方の背景には、いくつかの抵抗概念があります。

その大きな抵抗概念は、グローバル化し、エコノミック化していくことへの抵抗です。
そこで、あらためて個人とはなにか、個人の自立の必要性がテーマになるのです。
グローバル化、エコノミック化の未来予測に、資本の集中、生産手段の集中があります。

この未来予測では、個人がますます流動化し、根無し草のような不安と従属を強いられる。
抵抗概念とは、このことへの抵抗で、個人を安定させ自立させようとすることなのです。

その抵抗概念を、具体的に実践していくムーブメントが、表題のお百姓すること、アートすることなのです。
この実践を個人レベルで捉えて、地域&ネットワーク共同体に成熟させる。
まあ、基本的には、このように考えているのです。

食料生産が個人の手を離れ、アグリ資本によって生産手段を独占されます。
アート作品が第二貨幣として経済システムに組み入れられています。
この現状と未来予測の中では、個人の自立と解放はありえず、個人の、資本への従属が顕著になる。

もちろん、自立とはどんな状態を云うのかとか、個人がどうあるべきか、と云った議論が、
同時並行的に行われていかなければならないのですが・・・
総合文化研究所では、カフェ&プレスの場を設定します。

カフェ&プレスとは、地域&ネットワーク共同体の中心となる場の概念です。
自立した個人が、生産に携わり、消費し、そんな情報を発信し交流する場。
このような機能を持った場を生成していこうと考えているのです。

ヒトには、身体と心が共存してあります。
自立する個人に必要なことが、お百姓をし、アートすることだと思うのです。
2005.6.20 shigeo nakagawa

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