むくむく通信

これからの生活スタイルを考えていきましょう!自然を愛する情報を発信します。

自然の方へ-27-

2013-12-28 | 自然の方へ
January 09, 2005
田舎暮らしの方へ-10-

サラリーマン稼業をリセットして、田舎に住みたい欲求があります。
このとき経済的とゆうか金銭的なハードルはクリアーできたとします。
それで田舎暮らしが実現する、となったとき何を考えますか?

ボクがここで提案したいのは、単なる職種転換ではない、と云うことです。
アーバン生活とルーラル生活の根本的な違いは、生活根拠のあり方なんです。
ボクたちの生活と云うのは、はまったく経済システムに組み込まれています。
で、ここで田舎暮らしの方へ、って云うとき、
この経済システムからの脱却を少しでも目指すことだと思っているのです。

今日の生活スタイルを支えている経済システムですが、つまり貨幣経済構造です。
このことへの反態度が、アーバン生活に対応するルーラル生活の、
根底にならないと意味なさないんじゃやないかと思っているんです。
そうはいっても、実際は経済システムから逃れえることができないんですが、
少なくともそのような発想または思考が必要だと思うわけです。

サラリーマンやめて農業をする!
その気持ちは十分にわかります、実際のボクの経験もありますから・・・
でもともすれば職種変更にしかならない、かも知れない思考はどうなんでしょ?
じゃあ、どうすればいいのかな~、これが必要なんです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然の方へ-26-

2013-12-24 | 自然の方へ
December 24, 2004
田舎暮らしの方へ-9-

田舎暮らしスタイルで大事なのは、気持ちのあり方だと思っています。
今日では、里山、田舎といえども生活の根底は都会生活と変わらないです。
大部分に貨幣経済システムが浸透しきっています。

水光熱の需要にしても、
川から水を汲んできて、ランプを灯して、薪を焚く生活なんて、
そんなことしていませんからね。

それならどこが違うかといえば、生活する気持ちのあり方です。
個人での自給自足が可能かどうかなんていえば、不可能ですしね。
とはいえ、自給できることはしたい、ですね。

最近はエコ生活ブームで、自然のエネルギーを生かすことがゆわれています。
でも自然エネルギーを作り出すには、それなりの金銭が必要です。
お金をもって使えるひとは初期投資されればいいんです。

でも初期投資するお金がないとしたらどうします?
田舎暮らし考えても、初期投資なしに作り出すこと出来ない仕組みですから、
どっかで妥協して、文明の真っ只中を享受しながら、
自分の理想にちょっとでも近づける工夫しかないようですね。

山菜や木の実を採ってたしなみますけれど、
これも気持ちの上で、少しは自然人生活をやってる!程度の自己満足です。
で、なるべくお金を使わない方向をめざす!
山ですから魚介類を買い求めるんですが、なるべく新鮮で廉価なものを探します。

そんな気持ちのあり方が大事なことだと思います。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然の方へ-25-

2013-12-21 | 自然の方へ
December 10, 2004
田舎暮らしの方へ-8-

田舎に暮らし始めると、なにかと人と人との交流が必要になります。

都会暮らしの場合、大半は、お金にまつわる関係が中心になります。
会社勤めも、自営業を営むも、これは貨幣経済中心なんです。
その観点からいうと、田舎暮らしとは、人と人の関係の中心は、
お金ではなくて、こころ、気持ち、といったものです。
貨幣経済ではなくて贈与経済という言い方がありますが、それです。

言い方変えて、アーバンライフという言い方でいうと、
その場は、お金、プライベート、個室、孤立、という場です。
そこでルーラルライフのイメージを作り出すと、
ルーラルライフとは、お金が介在しなくて、共有化、共同化、共生。
このようにイメージできるかと思います。

このように分けてくると、都会に住んでるから、田舎に住んでるから、という。
この地理的所在だけでの判断ではできないです。
田舎暮らし、という人と人の関係は、都会地でもありますし、
逆に、都会暮らし、という関係は田舎地にもあるわけです。

このように、人と人の関係をベースにして、その関係のありかた。
その上にさまざまな現象を乗せて考えるとわかりやすいですね。
トップの写真は、ほうれん草です。
このお野菜は、贈り物、頂いたものです。
ただし、そのお返しに、こちらは別のものをあげます。
ここには貨幣は存在しません。
あるのは、生産する人、それと交換する相手です。
物と物、物と労力、物と気持ち、その交換が基本形です。

ここでは、田舎暮らしの、概念を捉えておきます。

京都で写真を学ぶなら
 京都写真学校
ただいま入学受付中です

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然の方へ-24-

2013-12-19 | 自然の方へ
December 03, 2004
田舎暮らしの方へ-7-

確かに、田舎暮らしは、都会生活よりも家計支出は少なくて済みます。
田舎暮らしの目的のひとつは、自分の勝手気ままな時間を作りたい!
このような発想から入っていきますから、時間はたっぷりとります。

時は金なり!の都会生活から、
時は思索なり!の田舎暮らしですから、
たっぷり取る分だけ、お金になる仕事をしないわけです。

その分、都会生活ではお金を出して買っているものを、手作りです。
生活の基本は食べ物。
お野菜やお茶、これなんか手作りの代表ですね。
それから魚介類の加工品はやめて素材で仕入れる、それも良質で安いもの。
主食になる、お米とか小麦は農家から直接お買いする。
調味料、味噌とか醤油ですね、これも自分で作りたいところですね。

どうしてもお金は要ります。
完全自給自足は、不可能にちかく難しいです。
でも、最小に抑えることを考えてみるんです。

あ、お金たっぷり余裕があって田舎暮らしをする人は対象外です(笑)
そんなに蓄えなくて、なのにサラリーマン生活をやめて、
つまり失職状態になってしてでも田舎暮らしを・・・という人対象です。

田舎暮らしに借金(ローン)があっては、気が落ち着かないですから、
サラリーマンやめるときに、これを清算し、プラスマイナスゼロスタート。
清算してプラスが多いほうが、当然いいですけどね。
たとえ貯金なく、生命保険なくても、やっていける家計を考えるんです。

田舎暮らしを考え、実行するのにお金の計算か~?なんて思わないで。
お金の計算こそ、重要なポイントなんですからね。
財産ある人は、だいたい田舎暮らしなんて考えないでしょ?
金なく、地位なく、ただの人。
この人こそ、本気で田舎暮らしを考えることができる人かも知れないです。

京都で写真を学ぶなら
 京都写真学校
ただいま入学受付中です



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然の方へ-23-

2013-12-16 | 自然の方へ
December 01, 2004
田舎暮らしの方へ-6-

金沢の市内から約10キロ、そこはもう田舎の風景です。
大都会なら街のど真ん中みたいな距離ですが、
そこは田んぼやはたけがある里山風景です。

さて、住む家と土地を確保して、プレハブ住宅を建てました。
その場所は団地、1970年代?に造成された団地です。
田舎暮らしといえば、わらぶきの旧家に住むことを連想しがちですが、
同じ苗字が並ぶ集落のなかに住むことには抵抗感があります。

先住の人たちと馴染めるか、っていえば、
都市生活に慣れてしまったヒトが生活習慣で馴染めない?
いや、ホントは、田舎暮らしという考え方の主流は、それに馴染むことですが~。
ぼくの思いでは、無理して馴染まなくてもいいじゃない?と思うことです。

この半世紀、農村が解体してきた歴史と、
都市生活のスタイルが定着してきた歴史がクロスします。
ぼくの生活感性は、つまるところ都市型感性だと判断しています。
俗にゆう、隠居暮らしは田舎で・・・のたぐいです。

いま30代の幼子をもった家族なら、就農か半農か?
というような問題を解決しなければならないと思います。
生活手段としての収入の道、子供の将来への教育費。
そこそこのお金が必要となりますから、ね。

でも、晴耕雨読、なんて悠長な思いをもっての田舎暮らし志向ですから、
なるべく気持ちの負担にならないような日々の暮らしがしたいです。
気分としては、都市型人間が、田舎暮らし実験をしている、って感じです。
ですから、田舎暮らしの目的のひとつは、自然のなかで思索したい!
自然の恵みのなかで自分という人間を見つめてみたい!

そんななかで、田舎暮らしの自己経済をどのようにするかなんです。
このシリーズのまもなく後に、食べ物の話をしていきますが、
コンビニやディスカウントショップに頼ってしまう都会、
ではない生活を披露していきたいと思っています。

京都で写真を学ぶなら
 京都写真学校
ただいま入学受付中です

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然の方へ-22-

2013-12-02 | 自然の方へ
November 12, 2004
田舎暮らしの方へ-5-

田舎にプレハブメーカーの住宅を建ててから約10年が過ぎました。
住居として、プレハブメーカーの住宅は、たしかに居住性いいです。
価格も手ごろですし、規格が決まっているから安心。
それにメンテナンスもけっこう行き届いているように思います。

これまでにも新築、増築の経験があるんですが、
いつも小さなトラブルがありました。
設計では、5ミリのガラスが指定してあるのに、3ミリが入っていたり、
追加工事での価格の不明瞭さやなんか、ありました。

施工管理に目の届かない田舎での新築だったので、
工場生産率80%というメーカーの家にしたんです。
贅沢を言ったらきりがありませんから、そこそこ妥協です。

家屋は単純構造、4間四方の正方形です。
土地130坪に建物一階部分は約50平米のワンルーム仕立てです。
二階部分は3畳和室、12畳書斎、4.5畳の共有スペース。
テラス部分が、4m×3m、全体で90平米ほどです。

だいたい夫婦2人暮らしですから、この程度の広さで十分だと思っています。
掃除するにも、メンテするにも楽ですから・・・
これで庭には、はたけコーナーや花壇コーナーなど、10箇所ほどのコーナーがつくれました。

10年前は、この家の周辺って静かだったんですよ~
もともとバスが通っていましたから県道ではあったんですが、交通量も少なかったです。
晴れた日の夜ともなれば、空は一杯のお星様。
夏には蛍が庭にまでやってきましたね~。

ところがそれから、開発事業が始まったんですね。
道が拡大されて、橋が付け替えられて、山奥にトンネルや高い陸橋や、が出来て、
土建の一大開発事業が起こったようです。
山が平らになり、施設が建設されてきました。
環境が一変した観があります。

でも、まあ文句いっても仕方ないですね~。
歩いて5分、山へはいれば自然の山菜や木の実が採れます。
お茶にできる野草がいっぱいあります。

京都で写真を学ぶなら
 京都写真学校
ただいま入学受付中です






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする