むくむく通信

これからの生活スタイルを考えていきましょう!自然を愛する情報を発信します。

自然を考える-1-

2013-10-03 | 自然の方へ
<自然と文化>
2006.2.26

自然とは、ありのまま、素のまま、なにも人間の手が加えられていない状態・・・。<自然>ということを考えてみます。自然とは、地球環境でいえば、人間の手が加わっていない状態を想定します。人間の手が加わっていない状態を自然状態とします。そしてボクは、ここで<自然>と対になった概念を<文化>という言葉においてみようと思います。

動物や植物という生命現象をもった生成物は、地球環境に順応して生命を維持しています。鳥たちが、虫たちが、猿や猪や鹿たちが、それぞれに地球環境に手を加えずに、生命を維持しています。樹木や草花なども同じです。ここで、自然のままにと想定するのは、この動物や植物が生命を維持している状態です。

ボクは、人間の英知を否定するのではありません。現代科学技術の最先端を否定して、自然に帰れとは全く考えていません。人間が自然に手を加え、加工してきた全てを文化という概念でくくりますが、この文化を育んできた力を褒め称えてあげたいと思っています。そりゃ、現象の個別には否定的見解が多々あります。戦うという概念なんて、否定的見解の最たるものです。

自然を考える枠組みも、当然のことながら、現代の文化状況に立った上での<自然>ということになります。むしろ、文化に包まれたボクの日々生活のなかに、自然がどこまで発見できるか、という試みでもあるのです。そこで、ボクたちが日常的に<自然>と云っている中味について点検していきたいと思っているわけです。その最初は、ボクの体を養う食料について考えていきたいと思います。

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