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日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

有力外資、相次ぎ日本撤退

2010-03-10 | 日本・日系企業
有力外資、相次ぎ日本撤退 ミシュランや現代自

 海外の有力企業が日本での生産や販売から相次ぎ撤退する。タイヤ大手の仏ミシュランは7月に日本での生産をやめ、韓国の現代自動車は乗用車の販売を中止。カナダの燃料電池大手も撤退する。国際収支統計によると2009年の対日直接投資は前年比で55.7%低下。外資大手は日本から新興国などへの投資先シフトを鮮明にしており、日本は法人税減税や規制緩和で投資環境を改善する必要がありそうだ。

 ミシュランは7月に、太田工場(群馬県太田市、従業員380人)を閉鎖する。高品質タイヤなどを生産してきたが、金融危機後に採算が悪化した。一方で、インド南部には400億ルピー(約760億円)をかけてバス・トラック用のタイヤ生産工場を建設する。(07:00)http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20100310ATDD030C909032010.html

 昨年から外資の日本撤退が相次いでいますね。外資系企業の日本法人の社長も日本人から外国人へのシフトが増加しているようにも見えます。まぁ、之が資本主義の権化たちの見方なのでしょう。

 国の市場に魅力がないと判断されるとこうなってしまうのか。。

 残念ですね。日本企業も大手は海外シフトを始めていますので、ミシュランみたいに自動車や電機関係の外資は皆、日本企業大手の進出する国に行く方が良いと判断するのは当然の事かと思います。でも、雇用情勢は益々あっかしてしまうのでしょうか。。

 現代は、まぁ売れなかったからでしょうけど。
コメント (2)
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マ-クスペンサ-失敗

2010-03-10 | 欧米企業の中国戦略
 イギリスの新聞の記事みたいですが、マ-クスペンサ-が上海で失敗したと報道されています。

 春節の正月に大売出しが行われている。そして私は誰も欲しくないプルオーバー、ジャケット、シャツ、および下着のラックの中に一人で立っています。上海の広大な、しかし、人気のない新しいマークス・アンド・スペンサーへようこそ。ここでは、あなたはお客様の気分というより、黙示録映画の監督の気分になれます。.

 この印象的な、中国発のマ-クスペンサ-は3ヶ月前にオ-プンし、当時はなだれのように地元の人が来ました。彼らは店を見て、そして去っていって二度と戻る事はありませんでした。

 カシミアのセ-タ-に1ヶ月もの給与を払うかどうか、お米の袋のようなものに4ポンド(1000円位?)を使うか戸惑ってしまった。その上、開店4日後に24歳の外国人が4階のエレベ―タ-からしたまで転落して死亡してしまうというゴシップを演じてしまった。

 高級ブランドの並ぶ南京西路に出店したとき、M&Sは中国に50店舗を出店する計画だった。しかし、現在では其の生存が疑われており、本社のCEOスチュア-ト卿が近々訪問するといわれている。

 私が訪問してみると直ぐに其の悲惨さがわかった。誰も商品を買おうとしていない。僅かな外国人駐在員がいるだけで、しかもあまりにも中国的だとぼやいていました。幾つかの階では特に買うものも無く、大晦日のフ-ドホ-ルで1000ほどの食事を提供すると言いながら12ほどしかありませんでした。

 空の棚の列があり、ワインのエリアにも数本のボトルしかなく、理由を聞くと税関に押さえられてしまい明日には来るでしょうと、店員が申し訳なく語る。確かに翌日には、贈答用に包装されたチョコレートや、クリスマスのブレンド紅茶がありました。12月25日にはあまりにも遅く.
Marks and Spencer

棚がすっかり空。

 クリスマスに間に合ったものは、クラッカ-ですが、15ポンドから大安売りして今は4ポンドで販売されています。でも、中国人はそれが何かわからず、私の通訳は爆竹だと思っていました。他の客はビスケットと思ったそうです。山のような売れない商品の箱の上に、イギリスの習慣を説明する小さな説明がきがありました。

 正午でも、マネキンとスタッフが顧客の倍居る状態で、フ-ドホ-ルでは、劉さんという主婦が値段についてぼやいています。「お米の小さなパケットが45元で、小さなナッツの袋が15元とは、いったい誰が買うというのでしょう?」、「夫の為に服を買いにきたのです。価格は高いけど品質は良いですね。でも食料品は最悪です。選択幅も少ないうえに、値段が高すぎる。

 駐在員のブライトンさんは、「駐在妻たちは下着と食品には満足している。でも場所が中国人向けなのでと、フ-ドコ-トがイギリスより狭いし、何にも無い」。

 M&Sの会社側、詳細について述べることは拒絶したが、最初の顧客の反応は良かった。イギリスや世界と同じものを提供していく。一方で食品の輸入にかかる複雑さには悩まされており、何とか解決しようとしていると語る。

 駐在員からも期待はずれとぼろくそにウェブに書かれ、中国人からはまるで場上の様です。 私が見つけたすべてが、チャーハンと、たけのこと凍っている魚の製パンだけ。服も下着は良いがそれ以外は変なものばかり。

 35歳のリンダ・ウーはM&S経験を楽しんでいましたが、こう答えています。「衣服の大部分は高齢者のためのものですが、中国の、より年取った人々は衣服にお金を使いません」。'

 そして彼らの話を聞いていると、あまりの高額さや品揃えの悪さに加え、開店早々死亡事故が起きたことから、非常に不幸な場所だという印象を与えたのも大きな原因のようです。
 http://www.dailymail.co.uk/news/article-1104775/Shoppers-shun-flagship-M-S-China-British-expensive.html#ixzz0gbUohqWA

 まぁ、なんともコメントのしようもないですが、新天地近くの日本商品のス-パ-も立ち上げ早々はそんな感じじゃなかったでしょうか。今はましになっているのかな?

 それに、幾つかの日系の店舗も、死亡事故は無いにしろ同じようなイメ-ジがありますね。

 そして、35歳以上をタ-ゲットにした商品を中国で販売しようという大手日本企業の話を耳にしましたが、さぁどうなる事やら。中国市場を狙うなら、25-35歳。ここが最も効率がよいのです。

 25歳以下はお金はあまりない。彼らの親も50歳以上でしょうからやはりそれほど豊かではない。たくさん買う人も居るけど、それは例外的な親が金持ちの人であって、極めてニッチな市場。

 何で輪から無いんだろう。一方上海に関してはいい年下女性がキティちゃんぶら下げているので、25歳以上でも日本のハイティ―ン向けの商品を販売する余地もあるかも。具体的にどうするかは自分で考えるべきですが。
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