日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

日本商品のネット販売利益が下落し欧米商品へシフト

2010-03-05 | 中国EC事情・淘宝
 Sohu新聞にのっていたのですが、タオバオがメインでしょうけど日本商品の代理購買の価格が大幅に下落し、利益が無いから欧米商品にシフトしているという内容の記事です。

 昨年10月の記事なんですけど、円高の影響で中国の個人輸入代行業者の利益が大幅に減った。タオバオの上で販売されている海外商品の個人輸入代行の相手国に関して、以前は日本製品が1位だったが、既にアメリカ製品に抜かれてしまった。アメリカ商品は29万3千件あるのに対し、日本商品は13万4千件しかなり2位。続いて、韓国、香港、イギリスと続く。

 統計上日本からの個人輸入代行製品は、主に洋服、化粧品、電気産品、腕時計だが、特に化粧品と電気産品の値上げが著しく、5-20%上昇している。

 上海で大手のの日本商品輸入代行業者fanfan19811104によれば、資生堂の化粧品を290元で販売していたが、今月から310元にしたとのこと。元々タオバオで購入する顧客は安いものを求めており、これだけ一気に値上げすると顧客層から突き上げを食うのだと語る。


※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会

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