日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

中国市場は女性をターゲットに

2009-08-23 | 中国ビジネス関連
 Forbsに載っていた記事なんですけど。

意訳:
 この6月にアメリカの小売市場は0.6%成長し、思ったよりは良かったけど未だに経済危機から回復はしていない。一方中国は好調で、KFCを経営するYAMは売上の1/3がもう中国になっている。倒産したGMも昨年比で中国の売上は43%も増加した。

 アメリカの伝統的な企業は不景気の中ターゲットマーケットを見直したりしているけど、それだけでは十分じゃなく、インドや中国などの新興市場を狙う必要がある。特に、今は中国の女性が注目を浴びている。

 中国の今年上半期の小売市場は前年比15%成長したけれど、主に35歳以下の女性にリードされている。私の会社の調査によれば、この女性達の80%の回答者が今後半年にもっと使うと答えている。

 中国の女性は自分達の家庭の購買意思決定力を持っているだけでなく、彼女の両親の購買に関しても決定権を持っている。女性の所得は1950年代の家計所得の30%を占める程度だったのが今では半分を占める状態になった。

 女性は、今ではグッチやルイビトンなどのラグジュアリーグッズの50%を購入している。しかし、中国の女性も今ではそれほど衝動的に買い物をしないようになってきており、彼女達の感性にあうものを販売する必要がある。中国の女性は一般にショッピングで1万円位使うが以前よりも高額な物を買う傾向にある。また、月に1回着る洋服よりも、日常生活で使うハンドバックを好むようになってきた。化粧品も長く使う物を好むようになり、衝動買いは抑えるようになった。お店に入る前にネットで調べたり、ブログを読んだりして慎重に買うようになってきた。


※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会
コメント
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