真っ白い実を付けたシラタマカズラが見られるようになりました。シラタマカズラ
は樹幹や岩に巻き付いて伸び、夏に薄緑色の小さな花をつけます。奄美では、
このツルをワラベナカシャ(童泣かしゃ)といい、山に薪拾いに行った子どもが、
このツルで丸めて薪を運んでもすぐに切れてしまうことから、この名が付いたよ
うです。
【島口バージョン】(キシゆむた)
しるかん実くぁぬワラベナカシャぬ、あまくまなんてぃにゃぁりんにしなりょうてぃ
や。ワラベナカシャやきぃやいしちくっかてぃ、ほでりゅんちぃど。ワラベナカシ
ャち言ゆんや、山ちきぃんきれ拾いがいじゃんわらべぬ、くぅんツルとぅまちぃか
ためろちしんも、すぐ切れぃくらいゅかな、うがしゅん名前ぬつちゅんちゅかな。