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MT.FORTUNE

Discover 奄美大島!

喜界島・道の島農園

2007-10-03 04:18:50 | 奄美-食べ物・食材
~果報は寝て待て~

月曜日に例の島バナナを見に行くと、すでになくなっていました。やはり週末だったか... 
捕らぬ狸はいけません...

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今日は、たなぼたのお話。

Dwave

先日、突然電話があり、「FORTUNEさん、当選しました!」の連絡が。
と、いっても何も応募していない。いきなり当選なんて、普通は怪しい電話なのだが、かけてきてのは、奄美FMディ!ウェィブのスタッフMさん。
ディ!ウェィブでは、毎週プレゼントの応募締め切りが水曜、金曜に当選者の発表があるのだが、会員になっていると自動的にその抽選にエントリーされるそうだ?

で、届いたものが写真の『喜界島・道の島農園の詰め合わせ』!

(この農園の名称については、袋は「みちのしま」で長年ひらがなだったそうだが、「道の島」に変更されたようだ。園主の方の思いのこもったお名前のようである。→由来)。

(↓写真はクリックすると拡大 一部ぼけててスミマセン)
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たくさんの黒糖製品。ガンザタ・ウヌザタとは初耳なり。ガンザタを早速食べてみた。硬いけれど、口に入れるとホロホロと砕けて美味。
ビール瓶を砕いたような飴にお料理にお菓子に活躍しそうな生(き)ザラメと粉糖。
そして、喜界島といえばゴマだ。ゴマの生産量日本一!

Dwave_5そして、気になるのがこの包み。「九年母」!私のことだ。びっくり。なんで知ってるのー。

早速調べてみると、クネンボと読むみかんの一種。「希少品で、たぶん販売されているものは無い」(道の島農園さんHPより)そうだ!

ちなみに、『桃栗三年柿八年』というが、みかんは種から植えて9年で実がなるというのが、この『九年母』の由来らしい。

Dwave_7_2一杯のかけそばならぬ、一個のクネンボ、家族で分けた(涙)
が、完熟していないので超すっぱー。レモン並み。これは冬の完熟のものならいざしらず、このまま食べるものではなかった。失敗。一房食べて、残りは冷凍した。お料理かお菓子に使いましょう。皮は干して刻んでパック冷凍。

他にも、ライムや島のみかんなど珍しいものをいただいた。

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左から、ライム・喜界みかん・九年母。これが有名な花良治(ケラジ)みかん?皮も大切にしなくては。ライムが大きいのにもびっくりした。


道の島農園さんの、その他のラインナップについては、HPに詳しく載っている。ネット販売もあるので、興味のある方はぜひ。全国どこでも1,000円以内の送料で送ってくれますヨ。

この道の島農園の園主の方は、以前に紹介した「ラジオ・喜界島」を主宰している方だそうで...。
シマ唄を紹介し、奄美の特産品を作って...スバラシイ!

ディ!ウェィブ様、道の島農園様、ありがとうございます (^O^)













花田のミキ

2007-09-30 18:55:02 | 奄美-食べ物・食材
Mikiこの飲み物をご存知の方には、異論もおありでしょうが...



我が家はみんな、ミキが好き!


ミキが好き、なんていうと、ミキちゃんという女の子が好きみたいな感じだが、もともとはお神酒のミキなのだろう。
アルコールは入っていない。

ミキとは、米とさつまいもを原料に砂糖を加えて作られた、発酵飲料。
ミキは、沖縄や奄美では売られているのだが、鹿児島本土にいる時には、この世にこんな飲み物があるとは知らなかった。

ネットを検索してみると、ミキといってもさつま芋が入っていなかったり、麦が入っていたり...。缶入り、ビン入り、色々売っているようだ。

沖縄のミキ
→色々な奄美のミキ(あげーのしま 奄美さん)
(かなり本題から脱線しますが、面白い歴史の話もありました。→目からウロコの琉球・沖縄史さん)

こちら、奄美・加計呂麻なんでもありさんには、作る様子が載っていて、面白い。昔はあちこちで、こうして作られていたのでしょうねぇ。



さて、我が家が飲んでいるのは、写真のような紙パック入りのもの。
牛乳そっくりのパッケージな上、大抵牛乳に並んで売ってあるため、台風のときに空っぽになった牛乳棚から間違えてミキを買ってきた、なんて笑い話もよくあるようで...

これが、実に個性的な風味。
一口飲んで、ダメな人は結構多い。

私が初めて飲んだのは、引っ越してきた年のばしゃ山村のレストランにて。あそこは、小さいグラスに入れたミキが入っているお膳のメニューがいくつかある。
そのときは、「ん?なんじゃこりゃ...」

大した量でもないので一応飲み干した。ほんと、一応飲んだ、という感じ。
そのあと、それがミキであることを知ったが、この2年特に自分で買って飲むようなことはなかった。他の家族も同様で、ばしゃ山村の一口サイズの経験のみだった...。


ところが、なぜかこの夏、我が家に突然のミキブームがやってきた。7月くらいに「ミキを飲んでみようか?」ということになり、名瀬のスーパーで一番よく売っている「花田のミキ」を購入。

これにみんな(正確には、次女以外)ハマってしまったのだ。

特に、長男と長女はミキ大好き人間。朝にミキ、昼にミキ、夕方にミキ。
夫は、朝食時に食欲がないのを、このミキで補っている。
私も、前は決しておいしいとも思わなかったのが、なぜかおいしく感じられるようになった。

なにせ、これは米粉とさつまいもと砂糖を発酵させたもの。百薬の長であるお酒を筆頭に、納豆、ヨーグルト、かつおぶし...もともとの食材より、それを発酵させて作ったもののほうがさらに健康に良いことは、小泉武夫先生も証明済みである。
健康にいいのだから、いくらでも飲んじゃえばいいじゃない...。

と、思いきや、問題はそのカロリーの高さである。

Miki4 Miki3

左が花田のミキの成分表、右は成分無調整の牛乳。
1カップあたり、ミキは96kcalで、牛乳は140kcal。
なぁんだ、ミキのほうが少ないじゃない...と思うのは早合点で、1カップの定義が違う。ミキの1カップは100g、牛乳は200cc
だから約200g。同じ重さなら、ミキの方がずっと高カロリーなのだ。

Miki5左はミキ100g。右は牛乳200cc。

そんなわけで、私はなるべく飲まないようにしている。
成分無調整牛乳ですらカロリーが高くて、低脂肪乳を選ぶ人もいるというのに、その牛乳よりもずっとカロリーが高いんだもの。



このミキという飲み物は、発酵の進みがとても早い。
我が家は、発酵しているものの賞味期限はあまり気にしない。だって、最初から腐ってるんでしょ~ (←この認識は間違っているらしいが)
納豆の賞味期限1週間後は当たり前(ちょっと粘り気が増す)、ナチュラルヨーグルトなら、2週間後に食べても平気だ。

しかし、このミキばかりは日にちが経てば経つほど、すっぱさが増していく。味がかなり変わるのだ。賞味期限内であっても、日々味が違うことには驚いた。
そんなわけで、買い置きができない...。

Miki6もうひとつ、ちょっとフラストレーションがたまることには、ヨーグルトみたいにドロドロしているので、コップに入れて飲み終わっても、こんなふうに残ってしまう。紙パックの中からも出し切れた感じがしないのが、悔しい...(^^; ちょっとセコイ?!


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ほんと、すっかりミキが好きになっちゃたねぇ...

と、先日この夏の我が家だけのミキブームを振り返り、他のブランドのミキはどうか、ということになった。
そこで、名瀬のスーパーで手に入るもうひとつのミキブランド「平のみき」も買って比べてみることに...。(平、のほうはひらがなで「みき」だワ (^^)
もちろん、同じ賞味期限のものを選ばねば、この場合味の比較にならない。

Miki2平のみきは、お試しなので500mlを購入。

私も含め、飲みなれてしまったせいか花田のミキの方が好みだった。
花田のほうが、クセが無い気がする...



そんなわけで、今日も花田のミキ。昨日・今日と買い物に行っていないので、今朝の一口を最後に、実はもう冷蔵庫にストックがない。
ほら、ストックすると味が変わるから、いつもなくなる直前まで買わないのだ。

先ほどから、坊主が「ミキは?ミキは?」と言っている。
1000mlで330円以上もするミキ。牛乳の倍ちかくのお値段。
これが1日1本ずつに近いペースで減っていく。

このままじゃ、1年で10万円のミキ代がかかってしまいそうだ
 ( ̄□ ̄;;!!



健康飲料ミキ、しかし体重増加とお金の減少にはご注意下さい。











フル

2005-12-20 17:15:49 | 奄美-食べ物・食材
furu今、旬を迎えている奄美の野菜のひとつが、このフル。葉ニンニクだ。
奄美では、ニンニクのことを「フルンカブ」(フルの株ってことかしら)、葉の部分を「フル」というらしい。
早速購入。ご覧の通り、見た目はネギ。でも、香りはニンニクの芽と同じ。ぷ~ん。
切ってそのまま置いておくと、かなり匂ってくる。

食べてみた。ニンニクの芽は好きだけど、葉は初めて。こちらの人がどう使うのかよく知らないので、取りあえずニンニクの芽と同じように豚肉と炒めてみた。
ニンニクの芽は噛んだときに甘みがするけれど、フルは甘みは感じない。食感はニラのような。バサバサっとする。

あの甘みと噛みごたえが好きな人は、やっぱり芽がいいのかもしれないけれど...これはこれでまた、色々に使えそう。要研究。スープにしても元気出そう。油そうめんにもいいのかも。地元の人に教えてもらわねば。

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それにしても、「ニンニクの芽」ってなんだ?
あのニンニクとして食べる部分を植えると、芽が出るが、それはニンニクの葉である。
それを更に育てると、茎が伸びて花が咲く。
この茎の部分が「ニンニクの芽」と呼ばれている部分になる。

じゃあ、「ニンニクの芽」って、ニンニクの茎じゃない!
だから、芽はニンニクの葉になるだけで「ニンニクの芽」にならず、ニンニクの茎が「ニンニクの芽」。

ややこしや~
  ややこしや~

何で茎を芽と呼んだのか? ちょっと、責任者出て来いな気分だ。