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亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

ここから2週間のNY金のイメージ、前半弱く、終盤反発

2019年12月02日 18時51分16秒 | 金市場
感謝祭前に署名された香港人権・民主主義法案は、放置すれば週明けの今週初めにも議会に諮られ3分の2以上の賛成をもって成立するとみられていた。感謝祭直前まで引き延ばしたのは、その発言にもあったように中国側に対するシグナルだった。結局、中国政府もが「断固とした報復措置」を取ると反発したものの、具体的な内容については公表されず市場には一定の安ど感も。国市場が感謝祭で休日となった28日には例の環球時報(グローバル・タイムズ)の今度は編集長が中国政府は香港の反政府デモを支援する米国法案を起草した人物を中国本土および香港、マカオへの入国禁止することを検討しているとツィート。「報復措置」なるものが、この程度のものなのか・・・というのが、ここまでの展開。マーケットは、やや消化不良のまま感謝祭の休日を過ごすことに。

もっとも、29日にロイターが流した、米国政府は米国の技術を用いて海外で生産された製品について中国通信機器大手ファーウェイ(華為技術)に対する販売制限を強化する可能性があるというニュースには、薄商いの株式市場は反応。やはり「部分合意」は中国側が折れない限り貿易分野つまり赤字減らしが中心になりそうだということに。

それにしても30日土曜日には中国国家統計局が発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)、さらに本日の財新/マークイットが発表した11月のPMIともに良かった。底打ちのシグナルか?・・と。日本時間今夜は米国の番、ISM製造業景況指数。中国の結果は本日の日本株も好感したとされ日経平均も年初来高値を更新。中国の政府版PMIについては、30日に日経が中国国務院研究センターの張立群研究員の話を引用しており、その内容が目に留まった。いわく「PMIは前月比で算出するため、10月に建国記念の長期休暇があった反動で11月の数値を押し上げた面がある。景気対策は効果を上げているが、依然として下押し圧力がある。今回の改善を過度に評価すべきではない」。なるほど。。本日の財新/マークイット版PMIにしても、継続するか否かがポイントとされる。

さて早いもので12月。今週はISM非製造業、ADP全米民間雇用、労働省の11月雇用統計、来週は10-11日のFOMC(米連邦公開市場員会)、12日の英総選挙、ECB理事会、15日は米国の対中関税第4段の期限などなど、NY金が上下必至のイベントが続く。この2週間のNY金のイメージは、前半に弱く、終盤に反発というものだが、果たしてどうなるか。今週は時事通信の「アナリストの目」にこの辺りを書こうと思っております。

2019年12月2日@午前中低気圧通過の那智勝浦

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