本日10月27日付けの日経本紙が一面トップで報じた「NY証取、東証に提携提案」という記事。10月18日にもシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)とシカゴ商品取引所(CBOT)の合併報道で書いたが、国際的な取引所の合掌連衡の動きが加速してきた。グローバル化、IT化の進展で、そもそも取引所自体が従来どおりというのも時代に合わなくなってきているわけで、流れとしては起こるべくして起きているということ。問題はどことどこが、どのように組むのか(あるいは組めるのか)という点にある。NY証取と東証もこれから越えないといけない溝、壁さまざまだろうが、東京サイドの警戒心はそれなりに強いんだろうなぁ。じつは東証の西室社長については東芝時代に「ダボス会議(世界経済ファーラム)」に日本人としては珍しく出席したりしていたので以前から意識に留めていたのだが、「なるほど、こういう形でこの人の人脈が生きてくるんだ」と報道を見て思った次第。
それと直感的に思ったのは、先日(10月11日)シンガポールに上場した金のETFのこと。これNY証取との相互上場につき、東証との話し合いが進展すれば、いよいよ東京にも登場という可能性が高まる。実際に本日の日経は「株式、不動産投信(REIT)、上場投資信託(ETF)、売買システムの共同開発、取引監視業務連携など実現しやすいものから先行させる構想だ」としている。他にも原油のETFや米国株指数連動ETFやインド株ETFなどというものも東京に上場ということになり個人も法人も、いよいよ自分に合ったポートフォリオの選択肢が増えることになる。決済システムをどうするか、商品性をどうするかという、こちらにも溝、壁が存在するのだけどね。いずれにしても、いろいろ投資の世界の景色も変わってくるのは確か。
それと直感的に思ったのは、先日(10月11日)シンガポールに上場した金のETFのこと。これNY証取との相互上場につき、東証との話し合いが進展すれば、いよいよ東京にも登場という可能性が高まる。実際に本日の日経は「株式、不動産投信(REIT)、上場投資信託(ETF)、売買システムの共同開発、取引監視業務連携など実現しやすいものから先行させる構想だ」としている。他にも原油のETFや米国株指数連動ETFやインド株ETFなどというものも東京に上場ということになり個人も法人も、いよいよ自分に合ったポートフォリオの選択肢が増えることになる。決済システムをどうするか、商品性をどうするかという、こちらにも溝、壁が存在するのだけどね。いずれにしても、いろいろ投資の世界の景色も変わってくるのは確か。
今月も残すところ4日ですが、今月は一日も欠かさず投稿頂いてましてありがたく思っています。
今週は過ぎ去ってみれば転換点だったのかもしれません。
特に、為替に関しては渡辺財務官の牽制発言があり、ECBからも度々のクレームがありました。
株式市場の出来高を見ても、機関投資家や外資の流入はあれども、個人投資家の動きが極めて鈍く、国内におけるリスクマネーの減少は「金」をはじめ国内商品市場の取組減少傾向と共に深刻な問題を呈しているのかもしれません。
いくらキャリートレードとはいえ、外資が本腰を入れら買いがなければ今の相場をさらに押し上げることは難しいのかもしれません、というよりも限界点を迎えた結果とも言えるのかも・・・
ただ、意外と「金」が踏ん張っているのが最近の金融市場との連動性が薄らいだのかもと感じました。
まあ、為替が5%以上の調整を迎えればキャリートレーダーはそれなりのポジション調整を求められることになるので、上にも下にも振れが激しくなりそうです。
その時は久々に数十兆円規模の為替介入が見られるのでしょうか?