まず金市場の話。NY市場を中心に薄商いの継続。先週末など1万枚台と“超”がつく低調ぶりで値動きは参考にならずといったところ。昨夜の動きも同じ。世の中、何も変わっておりませぬ。こういう時に気をつけないといけないのは、机の上の論理に振り回されること。マーケットは生き物、様々な要素が蠢(うごめ)いて、それがお互いに影響を及ぼしあって、さらに異なった形に進んでいく。そのなかで予期せぬことがスッと入り込むと、また新たな展開に。それでも大勢には大きな変化はないと思われるし、まぁ大勢を見極めるのが難しいのは確かだけど。相場のことは相場に聞け。
イラク情勢が非常に危い状況にみえる。先日、当欄にアビザイド米中央軍司令官自身が、議会証言で「イラクが内戦に向かうことはあり得る」としたことを紹介したが、南部では英国軍が迫撃砲の攻撃に耐えかねて基地を放棄して撤退という事態まで起きている。おそらく応戦すれば何とかなるのだろうが、そうなると事態は複雑化するので引かざるを得ないのだろう。安保理の提案に回答期限の迫ったイラン情勢に呼応した動きとも考えられるが、足元で武装勢力の動きが活発化している様子。そこに石油利権を巡る宗派間、また同じ宗派でも部族間の抗争が絡んでいるので米軍は何も手出しできないという構図。そのなかで標的にされるのだから、兵士もたまったもんじゃないのだが、巻き添えになる一般市民はなおさらということ。
今週前半は原稿の締めに追われ、余裕なし(自ら招いたものだけど・・・)。もう少し書きたいことがありますが、時間を見て暫時書き込みましょう。
そうそう、一昨日「金融政治力学」などと書いたが、やはりポールソン米財務長官は来月訪中するらしいね。
(22:34)
勝てなかった中田を打って虎は快勝。残り試合数の差を考えると難しいが、諦めないという姿勢を見せてほしい。原油は何処で止まるのかね。
イラク情勢が非常に危い状況にみえる。先日、当欄にアビザイド米中央軍司令官自身が、議会証言で「イラクが内戦に向かうことはあり得る」としたことを紹介したが、南部では英国軍が迫撃砲の攻撃に耐えかねて基地を放棄して撤退という事態まで起きている。おそらく応戦すれば何とかなるのだろうが、そうなると事態は複雑化するので引かざるを得ないのだろう。安保理の提案に回答期限の迫ったイラン情勢に呼応した動きとも考えられるが、足元で武装勢力の動きが活発化している様子。そこに石油利権を巡る宗派間、また同じ宗派でも部族間の抗争が絡んでいるので米軍は何も手出しできないという構図。そのなかで標的にされるのだから、兵士もたまったもんじゃないのだが、巻き添えになる一般市民はなおさらということ。
今週前半は原稿の締めに追われ、余裕なし(自ら招いたものだけど・・・)。もう少し書きたいことがありますが、時間を見て暫時書き込みましょう。
そうそう、一昨日「金融政治力学」などと書いたが、やはりポールソン米財務長官は来月訪中するらしいね。
(22:34)
勝てなかった中田を打って虎は快勝。残り試合数の差を考えると難しいが、諦めないという姿勢を見せてほしい。原油は何処で止まるのかね。
何とかライン際踏ん張った感があります。
原油も「金」に同じ立場のようです。(ブレントは割れてますけど・・・)
株価も上抜けたのに走らない。
しかも出来高伸び悩みは「金」に限らないし、あれほど荒らし回った短期資金はどこへ行ったんでしょう。
スポットゴールドについて言えることは、昨日の安値が3番底となればいいのですが、いかんせん上値が重すぎるようです。
中東情勢もあり、なぜこれほど全体的に動きが重いのか不思議でなりません。
640近辺を明確に越えてこないと・・・
短期資金はイギリスとユーロに集中ですね。
原油も在庫発表前の戻りが鈍いです。
ポンドやユーロがうらめしや~・・・
通貨の割にご当地株式市場はパッとしないのが玉に瑕といったところ・・・
一目均衡表教とかもあるし、テクニカルな世界は福音派、メソジスト。。。一向宗ETCに近い世界ですよね。
ちなみに僕はエリオット、一目についてはプロ中のプロですが、だからどうだと人に言ったことはありません。
Kさん、お邪魔でしたら僕の投稿は削除してくださいね。
だれも先のことは100%は見渡せないわけで、その“切片”では老若男女、経験の多寡、みな平等ですよね。以前書いたことがありますよね、予想(よそう)は「うそよ」。
どんな現象にもプロ・コン(賛・否)見方は分かれるのが一般的ですしね。ただ繰り返しのなかで確度が問われるときから、評価は明らかに分かれますね。
様々な見方の中で、静かに自分の方針を捉える、惑わされない・・でありながら溺れない、拘(こだわ)らない。考えてみれば修行のような世界ですね。難しい、ほんま。謙虚にいきましょ。
主張はウェルカメです・・ははは。
ぶるさん、お気遣いありがとうございます。
随分と状況が変わってきました。
もちろん、原油です。あの安値からの大戻しは結構大きな振るい落としと売り方を嘲笑っているように感じます。
あれ割っても下がらないんだ?だったら打診で買ってみようかなと感じさせるポイントでもありますけど・・・
それと挑戦的な発言していたように思えたらすみませんと謝るしかありません。
ただ、相場は上がるときより下落するときの方がダメージが大きな事を恥ずかしながら今までの経験で嫌と言うほど味わってきました。
投資小僧さんを弁護するわけではありませんが、確かに信念を感じさせるような投資法はこの世界では非常に危険だと思います。
最後にこのK先生の温情に感謝いたします。基本的にゼロサムの世界は荒むもので、食い食われるの修羅場を超えてきた暖かさを感じます。