日本時間の昨夜発表された米12月の製造業受注は前月比2.34%増加で4ヵ月連続のプラスに。先週末のISM製造業景況感指数と同じく、やれ落ち込みが目立つ、やれ景気後退だという声の中、そこそこの数字の発表が続いている。この中で金市場でも、表層雪崩(年始から買いついたヘッジファンドの手仕舞い売り)が発生している。
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相場は乱高下を繰り返していますが、一定のレンジ内に収まっているので、サブプライム問題もようやく出口が近いと言う事でしょう。
モノライン問題も世界中央銀行協調で万全のシフトを敷いたようですし、後はアメリカのリセッションが世界経済の実態に与える影響が課題で、ベアになっている市場心理がいつ改善されるかと言う事だと思います。
1980年代のS&L危機よりダメージ小さいと思われます。ここで、サブプライム問題の核心をもう一度振り返ってみましょう。
サブプライム問題で一番いけないのは「詐欺の付回し」という新しい信用不安を発生させた事です。金融は信用第一ですよね。だからルール違反をしたものはすぐに市場から退場してもらう。まもなくサブプライム問題を「企画」した人物のあぶり出しが始まるでしょう。政治の世界と違って経済は厳格です。特に欧米の市場はそうです。
S&L危機でも数百人の逮捕者が出たはずです。いいかげんな格付け機関は自浄作用のみならず欧州勢が許す筈がない。西欧人は日本人と違って馴れ合いがありませんから。
市場心理の悪化がモノラインに引導を渡す、ということもあるのでしょうか。
お金の流れが止まり、景気が腰折れ・・・
ダブルのショックか。
金融政策でも財政政策でも、不安心理は改善されない
ままだ・・過去の状況はどちらか一方の要因だった。
未体験ゾーンに突入。不気味な時間帯・・・。
居心地は良くないが・・・GOLDの時代。