さて今月の米住宅指標の最後、S&Pケース・シラー住宅価格指数が先ほど22時に発表された。3月のデータだが、悪かった。前月比で主要10都市総合が0.6%下がり、主要20都市総合では0.8%の下げとなった。いずれも前月比では昨年8月以降下げが続いている。これを前年比で見ると10都市が2.9%、20都市は同じく3.6%のそれぞれ下げとなっていた。前年同月比ということでは10都市が5ヵ月連続、20都市は6ヵ月連続の下落になっている。
3月のデータが出たところで1-3月期のデータも揃ったが前期比で4.2%の下げでバブル崩壊後の安値を更新することになった。前年同期比では5.1%の下げとなる。ちなみに10-12月期は前期比3.6%の下げだった。
いずれにしても下げ止まる気配なし、といったところ。この結果を受けて足元でドルが売られている。金は今のところ小高い程度。
日本時間の22時45分に発表されたシカゴPMI(購買部協会)景況指数も前回67.6、予想62.0に対し結果は56.6とこちらも悪かった。
全般に減速傾向を強めながら6月に突入。
結局1999年に戻ったと言うことですね
賃貸価格も下がり続けの様で
まだまだ底は深そうですね