注目の金融サミットが首脳宣言を発表し終了した。財政出動のさらなる拡大や金融取引の規制強化についての米英と仏独間にあった意見の食い違いは、結束や協調を前面に出した首脳宣言に覆い隠された形となった。首脳宣言はホスト役のゴードン・ブラウン英国首相の方針通り「総額5兆ドル、成長率の4%押し上げ」などの数値目標を掲げるかたちでまとめられた。とりわけヘッジファンドやタックスヘブン(租税回避地)の国際的監視など金融取引の規制強化については米英サイドの譲歩が「協調」につながったと見られる。
金市場の関連では、IMFの資金強化にともなった財源確保の一環として既に1年前の東京におけるG7(7ヵ国財務相・中央銀行総裁会議)にて承認済みの保有金403トン売却案が、今回の金融サミットでも確認されることとなった。実質上、売却に向けての具体的な動きは、議会での承認をどのように取るのかという米国次第という流れになったといえる。売却については、「市場に混乱を与えずに実行」という第1次ワシントン協定以来の慣行に則って行われる見通し。売却は、必ずしも市場取引を経由するとは限らず、政府間取引(GG取引)ということも考えられる。その点で、このところ外貨準備の運用多様化に対し積極姿勢が見られる中国なども、買い手の候補と言えそうだ。もちろんこの点は、まったく未定で、第3次ワシントン協定の合意等についても今回の金融サミットでは決まらなかったし、また決める筋合のものでもないといえる。4月25、26日の日程で開かれるIMFと世界銀行の春季総会の場が、この問題の次の話合いの場になりそうだ。
NY市場の金価格は、世界的な景気底抜け懸念の後退気運の高まりからくる株価の上昇のなか、逆に下げに見舞われることとなった。スポット価格は前日比30ドル安となる895.1ドルと900ドル割れまで売り込まれた後900ドル飛び台前半での取引となっている。世界的に金融市場の緊張が後退したことが、一部のファンドの手仕舞い売りを促したものと見られる。自動車株の戻りに合わせてプラチナ価格は上昇しているが、金とプラチナの投資における「立ち位置」の違いを表していると言える。プラチナは金融環境よりも産業用メタルとしての側面が高いわけだ。本日の金価格の下げの背景に「IMF保有金売却再確認」の影響はまったくないとは言えないが、持続性は別にして金融市場と景気見通しにやや明るさが戻ったことが売られた背景と思われる。
本日は終日外出につき早めの更新。金を切り口にしたのでIMF関連で金融サミットを取り上げたが、重要度の高いのは、昨夜の米財務会計基準審議会(FASBの決めた時価会計の緩和策。それがこの1-3月期の決算にも適用されるという点。センチメントの改善、株価の戻り本格化で上昇機運に乗せようとの意図を感じる。
金市場の関連では、IMFの資金強化にともなった財源確保の一環として既に1年前の東京におけるG7(7ヵ国財務相・中央銀行総裁会議)にて承認済みの保有金403トン売却案が、今回の金融サミットでも確認されることとなった。実質上、売却に向けての具体的な動きは、議会での承認をどのように取るのかという米国次第という流れになったといえる。売却については、「市場に混乱を与えずに実行」という第1次ワシントン協定以来の慣行に則って行われる見通し。売却は、必ずしも市場取引を経由するとは限らず、政府間取引(GG取引)ということも考えられる。その点で、このところ外貨準備の運用多様化に対し積極姿勢が見られる中国なども、買い手の候補と言えそうだ。もちろんこの点は、まったく未定で、第3次ワシントン協定の合意等についても今回の金融サミットでは決まらなかったし、また決める筋合のものでもないといえる。4月25、26日の日程で開かれるIMFと世界銀行の春季総会の場が、この問題の次の話合いの場になりそうだ。
NY市場の金価格は、世界的な景気底抜け懸念の後退気運の高まりからくる株価の上昇のなか、逆に下げに見舞われることとなった。スポット価格は前日比30ドル安となる895.1ドルと900ドル割れまで売り込まれた後900ドル飛び台前半での取引となっている。世界的に金融市場の緊張が後退したことが、一部のファンドの手仕舞い売りを促したものと見られる。自動車株の戻りに合わせてプラチナ価格は上昇しているが、金とプラチナの投資における「立ち位置」の違いを表していると言える。プラチナは金融環境よりも産業用メタルとしての側面が高いわけだ。本日の金価格の下げの背景に「IMF保有金売却再確認」の影響はまったくないとは言えないが、持続性は別にして金融市場と景気見通しにやや明るさが戻ったことが売られた背景と思われる。
本日は終日外出につき早めの更新。金を切り口にしたのでIMF関連で金融サミットを取り上げたが、重要度の高いのは、昨夜の米財務会計基準審議会(FASBの決めた時価会計の緩和策。それがこの1-3月期の決算にも適用されるという点。センチメントの改善、株価の戻り本格化で上昇機運に乗せようとの意図を感じる。
セールストークは、衣装は借りて替わりに生まれる孫の教育にお金をかけて孫は金の卵にしなさい、って言います。もう一つ、先日のWBCで日本と韓国はロスで闘った。バドワイザーで勝利の美酒や涙酒を味わったのではないかと思うと「負けても金儲け」したのはアメリカみたい。やっぱり脳ミソ使うと儲かるのよ、孫の教育にカネかけなさい、って言います。
G20で日本の総理は「カネをばら撒く」と言ったようですが、ばら撒いたカネを回収する帳尻は?それがわからないと不安でしょうがない。相続税減免の無利子国債買うなら無利子の金の方が安全安心かもしれないと思ったりします。もしも私が子孫にカネを残せるほど金持ちだったら、の話ですが…
今夜の東京はマスク掛けても夜桜見物したい日になりそうですね。
追伸
金がコツンと言ったらまた教えて下さい。
FROM;欲張り婆さん
BIS規制まだですね、とかSDRはまだ先の事ですね、とか上品に書けば良かった…ごめんなさい、すみません。
各自カバンから飴ちゃん差し出して~、K先生、ハイ、アナタもteam『さとうにしき』(*^_^*)
このデータは金価格が上昇させる事になるが、操作されているとするなら、金価格が下がるとまずい状態のものが在るとなるが、それは何だろうか。
多くは金に関する決済が不能になっても、金価格は上昇しないのでは無いだろうか。
何故なら借りたのはドルであるからである。
このドル連鎖が金へと及ぶには、お金に余裕がある人が金を購入しないと、上昇しない。ところが金は世界中の人が持っているから、売り圧力はつよいではないだろうか。
リースレートがマイナスと言う事は将来何が起きる可能性ガ在るだろうか。
クローリー米国務次官補(広報担当)は22日の記者会見で、クリントン米国務長官が21日に藤崎一郎駐米大使を米軍普天間飛行場移設問題で呼び出したという日本メディアの報道について「藤崎大使の方から訪れた」と否定した。その上で、大使の「日本は方針決定に時間を要する」という説明に理解を示し、日本との協議を継続する考えを示した。