一昨日ここで、金がこの環境でこれほど売り込まれるのは疑問というふうに書いた。というのもこの2日間の展開は中銀が乗り出した段階でこれまでとは違うわけで、リスクのレベルがこれまでのサブプライムの問題から短期金利の上昇ということは金融機関の資金調達に支障がでているわけで、これはとどの詰まりは米国債、すなわちドルの問題に行きつくのではないかと。そしてECBが先に乗り出したこと、しかもFED以外が乗り出したということは、ECBに留まらないだろうという判断が成り立った。しかも流動性の提供は“金融緩和”を意味するわけで金にとっては弱材料ではないということになる。その中で売られる金は、追い込まれたヘッジファンドの強制手仕舞いであって、追い込まれていないヘッジファンドや年金などには無関係ということ。したがって、昨日は“打診買い”としたわけです。
金価格の上昇トレンドは、今回の事態で、さらに確固たるものになったのではないだろうか。
金価格の上昇トレンドは、今回の事態で、さらに確固たるものになったのではないだろうか。
打診買いどころか本玉入っちゃってますが、総資金の1/3まで、押しがあれば買ってゆきたいと思っています。
今日も暑い1日、ビールがうまい。
来週が楽しみです。
一体何考えているんでしょうか?
ゴールドマン:円に対するNZドル売りを-最近の下落後もまだ30%割高
だそうです。だったらドルに対してどうなのさと突っ込みを入れたくなりますが、裏読みすれば風向きが変わってキャリーは危険という警鐘でしょうか?
NZ政府当局の話として、春ごろ聞いた話ですが、NZ建て債券が日本市場で大量に発行された時期があり、それがこの8月頃から次々償還時期に入るんだとか…
これからのアメリカ株式は、企業業績とサブプライム問題の「綱引き相場」になりそう。そして想定外の出来事があって乱高下のレンジ相場から抜け出すことになるのでしょう。
先の話ですが日銀総裁人事は、日経新聞ならずとも興味津々。これは意外と年を召したあっと驚く民間人なのかも。