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亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

鉱山ヘッジ解消の話

2007年12月23日 23時28分31秒 | 金市場
週末の海外市場で流れた世界第3位の金鉱会社南アのアングロ・ゴールド・アシャンティが鉱山ヘッジのすべてを外すというニュース。真偽のほどは不明だが、9月にオーストラリア出身の新CEOに代わっているが、11月1日付でロイターがこのCEO(Mark Cutifani)のインタビュー記事を流していたのを覚えている。その際には約330トンほどある残を軽くする(減らす)意向だと伝えられていた。当の本人は現在オーストラリアで休暇中で、週末にニュースを流したのがオーストラリアの媒体。当のアングロ・ゴールド・アシャンティの広報担当はDow Jonesの取材に対しノーコメント。クリスマス休暇の間隙を衝いて、以前のニュースを蒸し返して記事にしたのではないか?薄商いのなか価格は敏感に反応。意向はあっても、やるなら2008年と見られている。

やはりサブプライム問題に一気に快方への流れが出てきた。こんどはサウジが世界最大の政府系ファンドを作る計画があると英紙フィナンシャル・タイムスが伝えている。規模がアブダビ投資庁の9000億ドルを上回る見込みだと。

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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だまされたか? (fairlane)
2007-12-24 02:13:22
元記事はここですよね。
http://news.smh.com.au/anglogold-confirms-hedge-book-to-close/20071221-1ihe.html

Sydney Morning HeraldということはInternational Herald Tribune系の新聞かと思ってましたが。

次々と記事が配信されるのはいいことですが、真贋を見抜かないといけないとは・・・金の世界は深いです。
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