まず中国の銀行での金購入について。
コメント欄に書き込み(2月11日、「こがねむし」さん)があったが、(日本から赴任している)現地の人に聞いた話でも、中国の銀行では窓口の事務処理に時間が掛かるんだそうで、その人はなるべく空いているということで銀行を選んだということだった。中国工商銀行では「一般窓口」には、待ち番号を表示する大きなデジタル表示板があり番号を呼んでいたので、このあたりは日本と同じ。違うのはカウンターの向こう側とは完全にガラスで遮断されており、マイクを通して会話し、現金や書類のやり取りは、カウンター備え付けの双方の入出口に入れて先方に送り、逆に受け取るという感じ。書類などは隙間からやり取りする。
金については、当方が知る範囲では「VIP」表示された一般とは別のキャッシュ・カウンターがあり(中国工商銀行上海市分行ではローカウンターのさらに奥の別室)、高額の取引(受け渡し)はそちらで処理するが、10グラムなど小口は一般窓口で処理するようだった。金貨など商品は買いたい旨を伝えると、その場で在庫を確認してくれる。
ちなみに今回確認したところ工商銀行では、PBいわゆるプライベート・バンキング対象が預金額800万元以上(約1億円以上)、「ウェルス」が100万元以上(約1300万円以上)ということだった。
さて、表題にした「日本はうまい」だが、上海から帰り、翌日札幌に行ったが、新千歳に空港が変わってからも何度か行っているが、いつも帰りに海産物のお土産を買うくらいで、そそくさと通過するのみだった。今回、天候リスクから念のため翌日に入ったことを書いたが、そのため10日は午後について当日のアポはなし。そこで着いた直後に空港で食事をしたが、新千歳空港のレストラン街があんなに充実しているとは知らなかった。店も内容も空港にしては、すばらしい。なんだ、早く知っていれば、焦って札幌市内で食事せずとも、空港でもよかったのに・・・と。それと今回、ホテルでも接客もよく、件の空港内でも日本独特の心配りが感じられ、一定水準以上の接客は、われわれは無意識に受けているものの、これ自体が相当高水準であることが、上海から帰った直後ゆえになお感じたという次第。
日本は食べ物もおいしく、また心地よく過ごせる国だわ。
貴重なご講演ありがとうございました。
ニュースだけではわからない裏側のお話、非常におもしろかったです。海外情勢の整理することが出来ました。今後もブログ拝見させて頂きますので、よろしくお願いします。
(調子に乗って再コメントさせていただきます)
VIP800万元、100万元の区分とのことで参考になりました。
銀行は預金額でずいぶん扱いが異なり、どのレベルか知りませんがヨーロッパ航空券が送られて来たりすると聞きましたので(未確認情報)、何とかウェルスは試してみたいです。
私の住むところには、ポルシェ、フェラーリ、アストンマーチン、ランボルギーニなどの外車ディーラが並び、かなりの富裕層がいることが伺えます。街を走っている車も高級車が多いです。
かたや工員の賃金は数万円、清掃作業員や農村ともなるとおそらくその何分の1となり、貧富の格差が非常に大きいと推測できます。
私たち日本人サラリーマンは、一般に比べればはるかに賃金が高いですが、中国のお金持ちとなると資産規模は数十~数百億とのことで桁違いのようです。
日本の食材はおいしいものが多い。
日本料理の技術もすごいと思うので、放射能汚染とかがないように資産として大事に欲しいものだと思います。